モルガン・スタンレー、複数の投資信託でビットコインに間接投資:SEC書類

米投資銀行のモルガン・スタンレーは、一部の投資信託において、現金決済の先物やグレイスケール・インベストメンツが運営するビットコイン信託を通じた間接的なビットコイン(BTC)投資を始める。4月1日に米証券取引委員会(SEC)に提出した書類で明らかになった。

提出書類によると、各ファンドは総資産の最大25%をビットコインに割り当てることができるという。発表時点では、ビットコイン投資を開始したファンドがあるかは分かっていない。モルガン・スタンレーは詳細についてのコメントを控えた。

今回の取り組みは、現時点では間接的なものであったとしても、モルガン・スタンレーが資産クラスとしてのビットコインへの関心を高めていることを示している。同社は3月、ビットコイン投資ファンドを発表したが、対象は富裕層顧客に限られていた。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸、佐藤茂
|画像:Shutterstock
|原文:Morgan Stanley Approves Bitcoin Exposure for Handful of Mutual Funds