ゲームのダブルジャンプ、DapperLabsとタッグ、FlowでNFTを海外展開

ブロックチェーンゲームを開発するダブルジャンプトウキョウ(double jump.tokyo)は、カナダのDapperLabsと提携して、ゲーム事業の海外展開を強化する。また、DapperLabsが開発したブロックチェーン「Flow」の日本進出の支援も行う。

『My Crypto Heroes』や『BRAVE FRONTIER HEROES』などのブロックチェーンゲームを開発してきたダブルジャンプトウキョウは22日、DapperLabsとのパートナーシップを発表。Flowを通じたNFT(非代替性トークン)とゲームの海外展開を進める。

ダブルジャンプは、Flowのネットワークに接続し、取引の検証と合意形成を行うバリデータノードの運用も開始し、Flowチェーンの分散性も支援していく。

FlowはDapperLabsが開発したブロックチェーンで、人気のトレーディングカードゲームの『NBA Top Shot』がNFTブームを生み出すきっかけとなった。ネットワーク手数料(ガス代)の高騰が、イーサリアムブロックチェーンにおいて大きな課題になるなか、FlowはNFTに特化したブロックチェーン基盤として開発されてきた。

発表文によると、Flowを利用したNBA Top Shotはサービス開始から今年2月までの5カ月間で2億3000万ドル(約248億円)の取引が行われた。DapperLabsの評価額は3月時点で約26億ドルと伝えられていたが、今月には75億ドルに拡大したと報じられている。

|編集:佐藤茂
|トップ画像:doublejump.tokyoの発表文より