人気NFT市場でインサイダー取引か

人気NFT市場でインサイダー取引か

ノンファンジブル・トークン(NFT:Non-Fungible Token)の大手マーケットプレイス、オープンシー(OpenSea)は15日朝、従業員によるインサイダー取引の証拠を発見したと発表した。

「昨日、当社の従業員1名が、当社サイトで公開予定のアイテムを公開前に購入していたことが判明した」

声明には署名はないが、同社の主要投資家であるアンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz/a16z)の広報チームが今回のスキャンダルに関するコミュニケーションを担当している。

インサイダー取引についての疑惑は14日夜、@ZuwuTVというツイッターアカウントから発信され、瞬く間に広がった。

このアカウントはオープンシーのプロダクト責任者、ネイト・チャステイン(Nate Chastain)氏の取引記録をまとめたスレッドを作成。同氏が自社サイトにNFTを公開する直前にNFTを購入し、公開後、価格が上昇したときに売却したとしている。

NFTのインサイダー取引はまだ明確な違法行為ではない。ブロックチェーン上のデジタル資産に関する法的な前例が少ないためだ。だがオープンシーは厳しい姿勢を見せている。

同社は、こうした行為を禁止する新しいポリシーを導入すると述べた。

「クリエイターとコレクターに力をもたらす、オープンで新しいインターネットのために、我々が行うすべてのことに信頼と透明性を組み込む必要がある。我々はユーザーのために正しいことを行い、我々が仕えるコミュニティの信頼を取り戻すことに全力を尽くす」と同社は声明で述べている。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:オープンシーのWebサイト
|原文:Insider Trading Allegations Rock OpenSea; NFT Marketplace Responds

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