テキサス州のマイニング施設用に2万台のマシン購入──中国の規制で活発化する北米のマイニング投資

暗号資産(仮想通貨)マイニング会社のアルゴ・ブロックチェーン(Argo Blockchain)は、テキサス州西部に建設中のマイニング施設用に2万台のマイニングマシンを購入する。

同社のマイニング能力は、2万台のビットメイン(Bitmain)のアントマイナー(AntMiner)S19J Proが加わることで、2エクサハッシュ(EH)以上増加し、2022年第3四半期(7−9月期)末までに合計3.7EHに達する。アルゴ・ブロックチェーンが29日に発表した。

購入の手付金は手元資金から調達、購入額は公表されていない。CoinDeskは詳細について取材を試みているが、現時点ではまだ回答はない。

マイニングマシンは2022年第2四半期(4−6月期)からテキサス州西部のデータセンターで稼働予定。同社は今年3月、データセンターの用地を購入した。

中国で暗号資産マイニングが規制される一方で、アメリカでは暗号資産マイニングへの投資が積極化している。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Argo Blockchain to Buy 20,000 Mining Machines for West Texas Data Center