次期ニューヨーク市長、給与はビットコインで受け取る──暗号資産への厳しい規制、変わるか?

ニューヨーク市長選挙に勝利したエリック・アダムス(Eric Adams)氏は2日、来年1月の就任時に最初の3回分の給与をビットコイン(BTC)で受け取ると述べた。

「ニューヨークでは皆、思い切りやれる。市長になったら、最初の3回の給与をビットコインで受け取る。ニューヨーク市は暗号資産(仮想通貨)産業や他の急成長している、イノベーティブな産業の中心地になる!待っていてほしい!」とアダムス氏は4日、ツイートした。

ツイートは2日に次の給与をビットコインで受け取ると述べたマイアミ市長のフランシス・スアレス(Francis Suarez)氏のツイートに応えたものだ。スアレス氏は今週はじめ、大差で再選を果たした。

アダムス氏は選挙戦で一貫して暗号資産を支持していた。ニューヨーク市は、世界有数の金融センターにもかかわらず、アメリカで最も厳しい暗号資産規制を行い、ほとんどのタイプの取引にライセンスが必要となる。そのため同氏の姿勢は注目を集めている。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
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|原文:NYC Mayor-Elect Eric Adams to Take First 3 Paychecks in Bitcoin