ビットコイン、取引高も少なく低調な値動き

ビットコイン、取引高も少なく低調な値動き

ビットコイン(BTC)は週末、4万3000ドル超の横ばいで推移した。週のはじめからはやや上昇したが、わずか2カ月前の史上最高値からは大きく下落している。

ビットコインの下落サイクルが最終段階を迎え、新たな強気サイクルに入る兆候を投資家が探すなか、取引は低調で、イーサリアム(ETH)などほとんどのアルトコインも同様の動きとなった。

「週末、ビットコインは明確なトレンドのない不安定なゾーンにあった」とBitBull CapitalのCEO、ビットブル・キャピタル(BitBull Capital)のCEO、ジョー・ディパスクェル(Joe DiPasquale)氏はコメントした。

「取引高も少なく、4万5000ドルを超えられなかったことは、本質的な弱さを示している。ビットコインが大きく下落すると、投資家やトレーダーは底値と反転を確認するために積極的な買いを試みる。だがビットコインが一時的に4万ドルを割って以降、そうした動きはあまり見られない」

ディパスクェル氏は1月28日のオプションの満期日が5万ドルに向けた上昇の「きっかけになる可能性」があるとしながらも、この先数日、ビットコインが劇的に上昇することはないと見ている。

テクニカル分析

ビットコイン価格とRSI(Damanick Dantes/CoinDesk, TradingView)

ビットコインは2カ月におよぶ下落トレンドからの反転を試みている。ビットコインは11月の史上最高値6万9000ドル付近から40%近く下落しているが、テクニカル指標は下落が横ばいになり始めたことを示している。

ビットコインはこの1週間で約3%上昇、だが取引高の減少は大きな価格変動につながる可能性がある。

サポートは4万ドル付近にあり、短期的な下落を制限する可能性がある。一方で4万5000ドル〜4万7000ドルのレジスタンスに向けた上昇も限られるだろう。

日足チャートの相対力指数(RSI)は売られ過ぎレベルから上昇、価格の上昇に先行した9月下旬と似た状況になっている。だが今回は週足と月足チャートで上昇モーメントは衰え始めており、大きな上昇の可能性は小さい。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Damanick Dantes/CoinDesk, TradingView
|原文:First Mover Asia: Bitcoin Continues Its Sluggishness Amid Darkening Economic Signs

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