ビットコイン、2週間ぶりに4万ドル回復

ビットコイン、2週間ぶりに4万ドル回復

ビットコイン(BTC)は4日、2週間ぶりに4万ドルを回復した。

当記事執筆時点、ビットコインは過去24時間で8.9%上昇し、4万219ドル付近となった。1月22日以来初めて重要な心理ラインである4万ドルを上回った。日本時間5日9時時点にはさらに上昇し、4万1500ドル付近となっている。

「下落局面での何度かの攻撃は、リスクが取り除かれたため、もう成功していない」とCrypto Finance AGのシニアトレーダー、ダニエル・クカン(Daniel Kukan)氏は述べた。

上値レベルの次のターゲットは4万2000ドル〜4万3000ドル程度と同氏は述べる。サポートは3万3000ドル、最悪の場合は2万8000ドルと見ている。

1月の米雇用統計

米労働省が発表した1月の雇用の伸びが予想外に強かったことを受けて、ビットコインは一時、下落した。

理論的には雇用市場の過熱を抑えるために、米連邦準備理事会(FRB)がより積極的に利上げに動く可能性があり、こうした数値はビットコインにとってマイナス。ビットコイン価格は概ね、金融引き締め政策にネガティブに反応している。

「恐ろしく強い非農業部門雇用者数の結果に対して、ビットコインは当初、条件反射的に弱気な反応を示した」とOandaのシニアマーケットアナリスト、エドワード・モヤ氏は述べた。

だが同氏は「インフレ圧力が高まっているにもかかわらず、ビットコインは何とか横ばいになった」と指摘した。

Quantum Economicsのビットコインアナリスト、ジェイソン・ディーン(Jason Deane)氏は「ビットコインの直近の値動きは、雇用統計の発表と一致したように思えるが、単に過度な市場の動きの触媒として作用した可能性がある」と述べた。

それとは別に、北米のビットコインマイニング会社、マラソン・デジタル・ホールディングス(Marathon Digital Holdings)が4日、ビットコイン保有を約8595ビットコイン(約3億3800万ドル、約390億円)に増やしたと発表、市場に強気をもたらした可能性がある。

暗号資産ETF(上場投資信託)の専門家でCEC Capitalのディレクター、ローレント・クシス(Laurent Kssis0氏は、これを「マンモス級の増加」と表現した。

「今回の小幅な上昇に関係していると思う」とクシス氏は述べた。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinDesk
|原文:Bitcoin Tops $40K for First Time in 2 Weeks

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