AVAX、LUNA、MANA、 SHIBがリスト入り──CoinDesk 20更新

四半期ごとに見直される「CoinDesk 20」に、レイヤー1トークンが2つ、メタバースの仮想土地トークンが1つ、ミームコインが1つ、合計4つの暗号資産(仮想通貨)が加わり、比較的歴史ある暗号資産とウェブ3.0トークンをリプレースした。

CoinDesk 20は、信頼できる取引所での前2四半期の取引高に基づいて四半期ごとに見直されている。

アバランチ(AVAX)とテラ(LUNA)がCoinDesk 20に加わり、イーサリアム・キラーとも呼ばれるレイヤー1トークンが2四半期連続でリストに加わることとなった。

ディセントラランド(MANA)は、イーサリアムブロックチェーン上に構築されたメタバース「Decentraland(ディセントラランド)」のネイティブ暗号資産で、仮想土地の所有権を示す。

柴犬トークン(SHIB)は、ミームコインのひとつで、その価値は画像やキャッチフレーズのバイラル性や面白さに基づいている。

CoinDesk 20から外れた暗号資産

一方、CoinDesk 20から外れた暗号資産は、以下の4つ。

ビットコインキャッシュ(BCH):2017年、ビットコイン(BTC)から分裂して誕生した暗号資産。より高速で安価な取引を実現した。

イオス(EOS):2017年、イーサリアム(ETH)の代替手段として誕生。2017年から2018年にかけて行われたイニシャル・コイン・オファリング(ICO)で、記録的な金額を調達した。

イーサリアムクラシック(ETC):2016年、イーサリアム(ETH)から分裂して誕生。初期の分散型アプリ(Dapp)であるThe DAOのハッキングへの対応をめぐる論争が分裂の原因となった。

ファイルコイン(FIL):2017年に登場した分散型ストレージプロジェクトで、ICOで2億ドルを調達。2020年にメインネットがローンチした。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinDesk
|原文:CoinDesk 20: AVAX, LUNA, MANA, SHIB Are In; Bitcoin Cash, EOS, ETH Classic, Filecoin Are Out