ApeCoin、初日80%下落から2日目90%上昇

人気NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」に関連した暗号資産ApeCoin(APE)は取引が始まった17日、わずか数時間で39.4ドルから6.48ドルまで80%下落したが、18日の当記事執筆時点には90%上昇し、15ドルを超えた。日本時間19日19時には13ドル付近となっている。

CoinMarketCapを見ると、時価総額は約37億ドル、33位の暗号資産となっている。CoinGeckoでは、時価総額は13億ドル、69位。

Quantum Economicsのブロックチェーンリサーチディレクター、アレクサンドル・ロレス(Alexandre Lores)氏は「Bored Ape Yacht ClubとMutant Ape Yacht Clubに関わるコミュニティは強力」と述べた。

ドージコイン(DOGE)や柴犬コイン(SHIB)に投資するようなトレーダーが引き寄せられる可能性があり、「ロレックスやランボルギーニのようなステータスシンボル」と同氏は指摘した。

BAYCのNFTコレクション所有者は、それぞれ1万ApeCoinをエアドロップ(無償配布)で受け取った。これは総供給量の15%に相当する。

ApeCoinはアメリカでは、Coinbase、FTX、Binance、Geminiなど、ほとんどの主要暗号資産取引所に上場されている。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Bored Ape Yacht Club, modified by CoinDesk
|原文:Bored Ape Yacht Club’s ApeCoin Surges 90% on Second Day of Trading