テレビ朝日、NFT情報サイトをオープン

テレビ朝日子会社のテレビ朝日メディアプレックスは3月31日、NFT情報サイト「epio(エピオ)」をオープンしたことを発表した。テレビ朝日グループは、手がけるNFT作品を紹介し、関連するニュースを配信する。

NFT(ノン・ファンジブル・トークン=非代替性トークン):ブロックチェーン上で発行される代替不可能なデジタルトークンで、アートやイラスト、写真、アニメ、ゲーム、動画などのコンテンツの固有性を証明することができる。NFTを利用した事業は世界的に拡大している。

テレビ朝日は2021年12月、「東映ロボットアニメ」を題材としたNFTトレーディングカードの販売を開始。現在までに、アートやアニメなど5種類のコンテンツでNFTを展開している。

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新たにオープンした情報サイト「epio」は、NFTを始めとするネクストテクノロジーを取り扱う。今後、オリジナルコンテンツの展開も予定しているという。テレビ朝日メディアプレックスは、NFTやメタバース、Web3といったキーワードの盛り上がりを指摘し、「情報収集の効率化を担い、テクノロジーのさらなる発展に寄与する」という。

Web3:Web3.0とも呼ばれ、ブロックチェーンなどのピアツーピア技術に基づく新しいインターネット構想で、Web2.0におけるデータの独占や改ざんの問題を解決する可能性があるとして注目されている。
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|取材・テキスト:菊池友信
|編集:佐藤茂
|トップ画像:テレビ朝日メディアプレックスの「epio」ウェブサイトより