【US市場】3万ドル回復のビットコインに相対的な強さ

ビットコイン(BTC)は19日、一時3万ドルを超えた。日本時間20日10時20分には3万180ドル付近となっている。

ほとんどの暗号資産(仮想通貨)は株式市場と同様に安定しているようで、トレーダーの弱気センチメントが小休止していることを示している。ビットコインとS&P500の複数のテクニカル指標は売られすぎ領域にとどまっているが、長期チャートを見ると、上昇幅は限られている。

アルトコインはこの半年の下落トレンド内だが上昇した。ソラナ(SOL)は24時間に2%上昇、一方、ビットコインは3%上昇。だが1カ月で見ると、ビットコインの27%下落、イーサリアム(ETH)の35%下落に比べ、ソラナ(SOL)は50%下落している。

伝統的な市場では、株式市場はまちまちで、ゴールドは上昇傾向を維持、米ドルは先週4年ぶりの高値を記録した後、下落に転じた。

最新価格

●ビットコイン:29,998ドル、+2.56%
●イーサリアム:1,995ドル、+1.20%

●S&P500:3,901、-0.58%
●ゴールド:1,842ドル、+1.42%
米国10年債利回り:2.85%

ビットコインの相対的な強さ

ビットコインは過去数カ月間、他の暗号資産のパフォーマンスを上回っている。これはトレーダーのリスク意欲が低下していることを示している。

Blockchain Centerによると、上位50のアルトコインのうち、過去90日でビットコインを上回るパフォーマンスだったのは、わずか15%。だが時間の経過とともに、アルトコインの持続的な上昇は、昨年1月と8月と同様に、リスクオン環境を示す可能性がある。

出典:CoinDesk, Blockchain Center


ビットコインのドミナンスは先週、短期的な下落トレンドを上抜けし、上昇を続けています。50%以上が持続すれば、2018年と同様のリスクオフ環境を示すことになる。

出典:CoinDesk, TradingView

アルトコイン

テザー社、準備金のコマーシャルペーパー(CP)を17%削減:テザーは最新の保証報告書を発表、第1四半期(1-3月期)に準備金のCPを242億ドルから201億ドルまで、17%削減した。4月1日以降も削減は続いているという。2021年6月30日時点では、CPと譲渡性預金は308億ドル、当時の準備金の49%に相当した。

ソラナ基盤のNFT市場「Magic Eden」、1日あたりの取引件数が「OpenSea」を上回る:ソラナ(SOL)基盤のNFTマーケットプライス「Magic Eden」は、デイリーの取引件数がイーサリアム基盤の人気NFTマーケットプライス「OpenSea」を上回った。DappRadarの週間データによると、1日当たりの取引件数はOpenSeaの5万件に対し、Magic Edenは約27万5000件に達した。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinDesk, Blockchain Center
|原文:Market Wrap: Cryptos Pare Earlier Losses, Bitcoin Outperforms