リミックスポイント、36億円の特損──ビットポイントの不正流出で

仮想通貨の不正流出が発生したビットポイントジャパンを子会社に持つリミックスポイントは7月24日、2019年7〜9月期に36億円の特別損失を計上する見込みだと発表した。

また、リミックスポイントは同日、ビットポイントが行う第三者割当増資を引き受けると発表。仮想通貨取引所を国内外で運営するビットポイントは、5000株の新株式を一株あたり10万円で売却し、5億円を調達する。増資後のビットポイントの資本金は35億2000万円となる。

今回調達する資金の使徒は、当初計画していた「仮想通貨交換業の資金決済円滑化」から「不正流出を受けた諸施策の実施」に変更するとした。

編集:佐藤茂
写真:7月16日の記者会見に出席したビットポイント社長の小田玄紀氏(撮影:小西雄志)