英銀大手バークレイズ、暗号資産カストディ企業に出資:報道

英銀大手バークレイズ(Barclays)が、暗号資産(仮想通貨)カストディを手がけるコッパー(Copper)に出資すると英スカイ・ニューズ(Sky News)が24日、関係者の話をもとに伝えた。「数百万ドル」規模の出資を行うという。

コッパーは、FCA(英金融行動監視機構)の認可を得ることができず、スイスでの認可を選択した。元英財務相のフィリップ・ハモンド氏がコッパーのアドバイザーを務めている。

バークレイズは英銀大手のひとつで、2021年時点の総資産は約1兆4000億ドル(約190兆円)。これまでのところ、暗号資産業界との関わりは、2021年7月に顧客がバイナンスへの支払いにカードを使用することをブロックしたことくらいだ。

バークレイズとコッパーにコメントを求めているが、当記事執筆時点までに返信はなかった。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Barclays Expected to Invest ‘Millions of Dollars’ in Crypto Custody Firm Copper: Report