Image courtesy of Ledger

【b. tokyo】 日本のブロックチェーンスタートアップは世界で勝てるのか?

Brady Dale
公開日:2019年 8月 2日 11:55
更新日:2019年 8月 14日 13:08

2019年10月2・3日のブロックチェーンカンファレンス「b.tokyo 2019」で議論される「日本のブロックチェーンスタートアップは世界で勝てるのか?」は、その名の通りブロックチェーンという新技術の領域における競争に、勝つためのヒントや方策などを考えるセッションだ。世界で戦うブロックチェーンスタートアップの中から、まさにこの業界をリードするメンバーが登壇する。

b.tokyoチケット情報

大塚雄介氏(コインチェック執行役員)

大塚雄介氏(コインチェック執行役員)

2014年に運営を開始した仮想通貨取引所「コインチェック」の共同創業者である大塚氏は、日本の仮想通貨ビジネスを常にリードし続けてきた存在だ。コインチェックは仮想通貨の流出事件を経て2018年4月にマネックスグループとなり、グローバルに展開する同グループが標榜する「新たな時代の金融コングロマリット」の一翼を担う存在となった。自身もベストセラー本となった『いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン』の執筆をはじめ、Twitternoteなど、同業界からの情報を積極的に発信するキーマンでもある。

安昌浩氏(ALIS代表取締役)

安昌浩氏(ALIS代表取締役)

ソーシャルメディアプラットフォーム「ALIS(アリス)」の創業者・CEOである安昌浩氏は、国内でも数少ないICO(Initial Coin Offering)を実施したプロジェクトを率いた人物として広く知られている。ALISは2017年9月にICOを実施、1万3182ETH(日本円換算で約4.3億円、レートは当時)の資金を調達した。また暗号資産に関する改正資金決済法等の改正案が国会に提出された際、日本のブロックチェーンスタートアップに所属する一員として、CoinDesk Japanに「仮想通貨への新たな規制がもたらすスタートアップの現状」を寄稿するなど、安氏は業界のオピニオンリーダー的な存在としても注目を集めている。

長谷川潤氏(Omiseホールディングス/グループCEO)

長谷川潤氏(Omiseホールディングス/グループCEO)

ブロックチェーン上の分散型ウォレット・ネットワークである「OmiseGO」は、2017年にICOを成功させたことで世界的にも広く知られており、長谷川氏は決済サービス「Omise」やイーサリアムを基盤にしたブロックチェーン「OmiseGO」などのサービスを提供するOmiseホールディングス/グループCEOである。OmiseホールディングスはCoinDesk Japanが報じた通り2019年7月にも野村ホールディングス(HD)から出資を受け、これまでもベンチャーキャピタルのグローバルブレインやEast Ventures、三井不動産などがOmiseの複数の調達ラウンドに参画してきており、注目のブロックチェーン企業だ。

モデレーター:内山幸樹氏(ホットリンク代表取締役会長)

モデレーター:内山幸樹氏(ホットリンク代表取締役会長)

2000年にホットリンクを創業し、2013年に東証マザーズ上場させたホットリンク代表取締役会長の内山氏は、2018年より東京大学のブロックチェーン寄付講座の運営に携わっている。またブロックチェーン×スポーツ、ブロックチェーン×LGBTプロジェクト等、ブロックチェーン技術を利用した事業への投資・事業開発を自ら推進する立場であり、Twitterで積極的に発信するなど、「日本のブロックチェーンスタートアップ」が世界のビジネス競争で勝つための方策を考える本セッションのモデレーターにふさわしいといえるだろう。


競争に勝つためのヒントや方策を考える

以上の4名、ブロックチェーンスタートアップにそれぞれの立場で取り組むスピーカーを迎えて議論される「日本のブロックチェーンスタートアップは世界で勝てるのか?」セッション。

シリコンバレーなど海外で成功したビジネスモデルを国内にいち早く持ち込む「タイムマシン経営」も成立しづらい今、欧米のプレイヤーだけではなくTikTokや『荒野行動』など中国企業のプロダクトが日本で躍進するシーンも日常化しつつある。企業間の競争がボーダレス化する現状は、ブロックチェーン領域も同様だ。

本セッションでは「日本発のブロックチェーンスタートアップは世界で勝てるのか?」というシンプルな問いについて、文化や地域性、地政学的リスクなどをふまえた上で、競争に勝つためのヒントや方策などを考える。ブロックチェーン領域で新規事業を考えるビジネスパーソンや、特にベンチャー企業・スタートアップ関係者、ベンチャーキャピタルに携わる方々にとっては、必見のセッションとなる。

ブロックチェーンビジネスに特化、6つのテーマを網羅した30セッション

日本最大級のブロックチェーンカンファレンスとなる「b.tokyo 2019(ビー・トウキョウ2019)」(主催:N.Avenue株式会社、メディア協賛:CoinDesk Japan)は、2019年10月2・3日の2日間で開催される。

ブロックチェーン・仮想通貨の領域をリードする65人以上(8月2日現在)のスピーカーを招き、「技術・スタートアップ・フィンテック・産業・ガバメント・未来」の6つのテーマを網羅するカンファレンスだ。約30のセッションで構成されるコンテンツは「CoinDesk Japan」が総合プロデュースする。概要は下記の通り。

b.tokyoチケット情報

【日時】2019年10月2日(水)・3日(木)9時~20時 (予定)

【場所】ホテル雅叙園東京

【URL】https://navenue.jp/btokyo2019/

【参加対象】金融/IT/メディア/自動車/エンターテイメント/ゲーム/教育/アート/不動産/エネルギー企業関係者、経営企画/研究開発部門担当者、ベンチャー企業/スタートアップ関係者、VC/CVC関係者、自治体産業推進担当者、一般投資家など

【メディアパートナー】CoinDesk Japan

【コミュニティパートナー】一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)、一般社団法人日本仮想通貨ビジネス協会(JCBA)、ブロックチェーンハブ、CryptoBowl、FINOLAB、HashHub、Neutrino

【動員数】3000人(見込み・2日間合計)

【参加申込】上記WEBサイトからチケットを購入

文:久保田大海
編集:佐藤茂
写真:N.Avenue