【US市場】ビットコインが上昇、2万ドルを回復

【US市場】ビットコインが上昇、2万ドルを回復

ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)は週末に下落したものの、週明け26日は上昇した。

ビットコインは約2%上昇し、週末の下落から一部回復した。だが比較的狭いレンジでの取引が続いており、上昇と下落の日を交互に繰り返している(日本時間27日12時20分時点では、2万ドルを超えた)。

イーサリアムは2.6%上昇、ビットコインとの30日相関係数は強いまま(0.78)。心理的に重要な1300ドルを回復した。イーサリアムの総供給量はMerge以降、8400ETH増加している。Mergeがなければ、14万ETH以上増加したと推定されている。

暗号資産全体のパフォーマンスを測定する広範な市場指標、CoinDesk Market Index(CMI)は、1.6%上昇した。

経済カレンダー:8月の新築住宅販売件数の発表を27日に控え、26日はあまり目立ったデータはなかった。債券市場では、2年債利回りは4.3%に上昇し、2007年8月以来の水準に達した。2年債と10年債の利回りは依然として反転しており、2年債の方が10年債よりも高くなっている。

歴史的に、イールドカーブの逆転「逆イールド」は、暗号資産をはじめとするリスク資産に悪影響を及ぼす景気後退の前兆となっている。

株式市場:株式市場は下落。ダウ平均は1.1%、ナスダックは0.6%、S&P500は1%下落した。

コモディティ:原油は2.4%下落、現在1バレルあたり80ドルを割っている。天然ガスは3%上昇した。景気のバロメーターとして使われる銅は1.3%下落、ゴールドは1.3%下落した。

最新価格

●ビットコイン:19,164ドル、+1.3%
●イーサリアム:1,327ドル、+2.6%
●CoinDesk Market Index(CMI):956ドル、+1.1%

●S&P500:3,655.04、-1.0%
●ゴールド:1,630ドル、-0.9%
●米国10年債利回り:3.88%、+0.2

テクニカル分析

伝統的な金融市場の混乱にもかかわらず、ビットコインは26日、比較的よく持ちこえた。ビットコインの上昇は0.8%下落したナスダックと連動して取引される傾向があることを考えると興味深い。

ビットコインはまだ明らかに中立的であり、基本的に6月中旬〜下旬の水準で取引されている。8月中旬に短期的な価格ピーク(2万4000ドル付近)を迎えた後、現在のレベルまで持続的に下落した。

現在の1万9000ドル付近は、8月のピークから約20%下落した水準にあり、強気トレーダーにとってはある種のチャンスといえる。

だがデリバティブ市場は現在、あまり楽観的ではない。例えば、権利行使価格2万ドルのコールの建玉は減少しており、リスク意欲は弱まっているようだ。オプション建玉のプット/コール比率も上昇しており、短期的にはビットコインに対する弱気センチメントが高まっていることを示している。

総合して見ると、テクニカル分析的には警戒すべき点はなさそうだが、喜ぶべきこともあまりなさそうだ。ビットコインのRSI(相対力指数)は42で、中立を示している。

出典:CoinDesk

アルトコイン

テラクラシック、バイナンスの焼却スキーム発表で上昇:テラクラシック(LUNC)は、暗号資産取引所バイナンス(Binance)が焼却スキームを発表したことで、約60%上昇した。しかし、トレーダーが期待するような効果は期待できそうにない。

コスモスの新しいホワイトペーパー、Cosmos Hub、ATOMを刷新:コスモス(Cosmos)の新しいホワイトペーパーは、数年にわたるアイデンティティ危機からコスモスブロックチェーンを脱出させる重要な取り組みとして、セキュリティとネイティブ暗号資産コスモス(ATOM)の新しい発行モデルを指摘している。

●ディズニーの最新求人情報、NFTと暗号資産の導入を示唆:ディズニーは、Web3戦略の拡大に伴い、暗号資産、NFT、DeFi(分散型金融)に関する規制に詳しい法務担当を募集している。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinDesk
|原文:Market Wrap: Bitcoin Pushes Higher as Traditional Markets Decline

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