終身刑もあり得る。無許可でビットコイン取引の男:米司法省

終身刑もあり得る。無許可でビットコイン取引の男:米司法省

Brady Dale
公開日:2019年 8月 27日 19:01
更新日:2019年 8月 28日 08:17

ロサンゼルス市ウエストウッド在住の25歳の男が、無許可かつマネーロンダリング防止策を取らずに2500万ドル(約26億4570万円)にのぼる現金および仮想通貨の取引に携わったとして、起訴された。

通称「Kumar」、「shecklemayne」、「coinman」として知られるクナル・カルラ(Kunal Kalra)氏は、キオスクのビットコインATMなどを利用して麻薬密売人らに対し現金と仮想通貨の取引を行った容疑を認めている。

同日の米司法省による発表によると、カルラ氏の初出廷は来月となる見込みで、同氏は2015年5月から2017年10月にかけて無許可で仮想通貨の取引業を営んでいたとみられている。司法取引では、ダークネットを通じた薬物密売で仮想通貨を得た売人など犯罪者との間でビットコインと現金の交換をしたと認めている。

司法省はさらに、同氏がマネーロンダリング防止策をとらず、麻薬密売による売り上げと知りながら、同種の取引に従事して手数料を得ていたと述べた。

当局は捜査を通じ、現金88万9000ドル(約9400万円)と50万ドル(約5290万円)相当の54.3ビットコインおよびその他の仮想通貨を同氏から押収した。カルラ氏は最も重くて終身刑となる可能性があると言及されている。

また、同日の米司法省発表によれば、コロラド州在住のオーストラリア国籍で32歳の男が、ビットコインを用いたマネーロンダリングを行ったとして懲役1年の判決を言い渡された。

受刑の決まったエミリオ・テスタ(Emilio Testa)氏は、売り上げが薬物売買に関係していると知りながら、覆面捜査官に対するビットコインと現金の交換を取り扱った。

翻訳:石田麻衣子
編集:T. Minamoto
写真:Shutterstock
原文:25-Year-Old Bitcoin Seller Faces Life Sentence for Unlicensed Exchange