村井純氏、マイケル・ケーシー氏(MITメディアラボ)登壇、ブロックチェーンの現在と未来が分かる講演【b. tokyo】

2019年10月2・3日のブロックチェーンカンファレンス「b.tokyo 2019」では、複数の識者が登壇して行われる議論・討論のセッションのほかに、最前線、トップクラスの研究者による講演・スピーチも予定されている。

特筆すべきは、開幕を飾る“インターネットの父”村井純・慶應大学教授、MITメディアラボ デジタルカレンシー・イニシアティブのマイケル・ケーシー上級アドバイザーによるスピーチだ。今回紹介する三者の講演をあわせて聴講することで、ブロックチェーンの現在を確認し、ブロックチェーンがもたらす新しい時代・未来を見通すことができるのではないだろうか。

なお、いずれのスピーチも英語通訳の対応が予定されている。

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10月2日 インターネット「情報革命」から、ブロックチェーン「価値革命」の新時代へ──村井純氏

村井 純(慶應義塾大学 環境情報学部教授)

【通訳対応あり/English available】

開会スピーチを飾るのは、本カンファレンスのアドバイザリーボードメンバーであり、「日本のインターネットの父」として知られる村井純氏(慶應義塾大学 環境情報学部教授)。1984年日本初の大学間ネットワークJUNETを、1988年にはWIDEプロジェクトを設立。インターネット網の整備、普及に尽力した。初期インターネットを、日本語をはじめとする多言語対応へと導く。2013年ISOCの選ぶ「インターネットの殿堂」入りを果たした村井氏が、なぜインターネットによってブロックチェーンは欠かせない技術なのか、またブロックチェーンの普及に必要なものは何かを伝える、貴重な講演となりそうだ。

10月2日 ステート・オブ・ブロックチェーン(ブロックチェーンの現在)──ノーラン・バウエル氏

ノーラン・バウエル氏(CoinDeskリサーチディレクター)

【通訳対応あり/English available】

ノーラン・バウエル氏は、米国ニューヨークを拠点とする月間数百万人のユーザーを抱えるブロックチェーン・仮想通貨にフォーカスした経済ニュースメディア「CoinDesk」のリサーチディレクターを務める。そのCoinDeskが四半期に一回、客観的なデータや情報に基づいてレポートするのが「State of Blockchain」である。2013年にビットコイン、ブロックチェーン技術の研究を始めたというバウエル氏が、最新情報をアップデートし、レポートする。

10月3日 ブロックチェーンは産業をどう変えるのか?──マイケル・ケーシー氏

マイケル・ケーシー氏

【通訳対応あり/English available】

ビットコイン、ブロックチェーンの研究機関として、おそらく世界で最も名声を得ているのがMITメディアラボデジタルカレンシー・イニシアティブだろう。マイケル・ケーシー氏は同機関のアドバイザーを務めるかたわら、「CoinDesk」でもアドバイザリーボードの議長を務めるなど、同領域に関する豊富な知見を有する一人。本セッションでは、ブロックチェーン技術を起点としたイノベーションの見通しが提示される予定だ。

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【日時】2019年10月2日(水)・3日(木) 9:30〜18:45 (予定)

【場所】ホテル雅叙園東京

【URL】https://navenue.jp/btokyo2019/

【参加対象】ベンチャー企業/スタートアップ関係者、VC/CVC関係者、金融/IT/メディア/自動車/エンターテイメント/ゲーム/教育/アート/不動産/エネルギー企業関係者、経営企画/研究開発部門担当者、自治体産業推進担当者、一般投資家など

【メディアパートナー】CoinDesk Japan、WIRED Japan、日本経済新聞

【コミュニティパートナー】一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)、一般社団法人日本ブロックチェーン協会(JBA)、一般社団法人日本仮想通貨ビジネス協会(JCBA)、一般社団法人日本セキュリティトークン協会(JSTA)、ブロックチェーンハブ、CryptoBowl、FINOLAB、HashHub、Neutrino

【動員数】3000人(見込み・2日間合計)

【参加申込】上記WEBサイトからチケットを購入

文・編集:CoinDesk Japan
写真:N.Avenue