世界最大規模の取引所、アメリカデビュー

最大規模の仮想通貨取引所が来週、アメリカでデビューする。

バイナンスUS(Binance.US)は9月11日(現地時間)、9月18日に登録と入金の受付を開始すると述べた。同社のブログによると、ローンチにより、複数のバイナンス商品がアメリカで展開されることになる。

登録後、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、テザー(USDT)の6つの仮想通貨を対象とした入金が可能になる。

取り引きの開始日は明らかになっていない。

サンフランシスコを拠点とするバイナンスUSは、今年はじめに発表された。公式にはマルタに登録されているバイナンスは、イギリス領ジャージー島、シンガポール、香港、ウガンダに取引所を開設している。

バイナンスは今年夏、規制の問題からアメリカ在住者を排除した。BAMトレーディングサービス(BAM Trading Services)とのパートナーシップはアメリカでの業務停止の直前に発表された。

新しい取引所は「BitLicense」規制のため、ニューヨーク州の住民にはサービスを提供しない。8月の時点では、バイナンスはまだライセンスを申請していなかった。

バイナンスUSにコメントを求めたが、返答はまだない。

翻訳・編集:CoinDesk Japan編集部
写真:Binance CEO Changpeng Zhao at Consensus via CoinDesk archives
原文:Binance US Plans to Begin Onboarding Customers Next Week