ビットコインキャッシュ先物上場を米CFTC認可の取引所で目指すBitcoin.com

ビットコインドットコム(Bitcoin.com)は、規制を受けた取引所にビットコインキャッシュ(BCH)の先物を上場するための交渉を行っている。同社の取引所部門責任者、デビッド・シン(David Shin)氏が語った。

ブルームバーグ(Bloomberg)とのインタピューの中で、シンガポール在住の同氏は、米国商品先物取引委員会(CFTC)の規制を受けた取引所でBCHの先物を確実に利用可能とするべく初期交渉を行ったと述べた。また同氏は、ビットコインドットコムが個人投資家向けブローカーと提携することを望んでいるとも語った。

BCH先物を提供する取引所は、CFTCの規制を受けたものの中には存在していない。ビットコインキャッシュは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)に次いで4番目に時価総額の大きな仮想通貨である。シン氏は、先物への参入は、取引量と流動性を高め、最終的にはBCHの時価総額を押し上げることになる、と述べた。

CoinDeskのデータによれば、ビットコインキャッシュは2019年9月12日の午後時点(現地時間)で、1BCH当たり約300ドル(約3万2400円)で取引され、時価総額は54億ドル(約5836億円)近くに上る。これは3位のXRPの時価総額の半分でり、1位のビットコインの35分の1である。

仮想通貨先物はアメリカの投資家にとっては目新しいものだ。2017年12月以降シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で利用可能で、それ以外にアメリカで先物契約提供の承認を受けている取引所は、インターコンチネンタル取引所(ICE)を通じて先物の取引を行うバックト(Bakkt)のみである。バックトは2019年8月に承認されたばかりだ。レジャーX(LedgerX)と、TDアメリトレード(TD Ameritrade)が支えるエリスX(ErisX)は、オプション取引に先物契約を含めるために規制上の最終承認を待っている。

シン氏は、ビットコインドットコムはCMEと話の場をもっていないと述べた。

翻訳:山口晶子
編集:T. Minamoto
写真:Bitcoin.com image via CoinDesk archives.
原文:Bitcoin.com Looks to List BCH Futures on CFTC-Approved Exchange