XRP、対ビットコインで2017年のような強気パターンを示唆:CoinDeskアナリスト
  • XRP/BTCは、長期のレンジ相場をボリンジャーバンドのブレイクアウトで終える見込みだ。
  • このパターンは、200%の急騰の舞台となった2017年4月を彷彿とさせる。

アメリカとその主要貿易相手国との間で貿易戦争が再燃する可能性があり、世界経済を不安定化させる恐れがあるため、対ビットコイン(BTC)でのアルトコインの見通しは厳しいように見える。しかし、一部のアルトコインは強気のサインを示している。

例えば、エックス・アール・ピー(XRP)だ。XRP/BTC比率は、2017年以来初めて月足チャートでボリンジャーバンドのアッパーバンドを上回って推移する動きになろうとしており、XRPの大幅な強気相場の到来を示唆している。ここでのボリンジャーバンドは、期間20の単純移動平均線を使用し、偏差は2に設定されている。

アッパーバンドのブレイクは市場における強気の不均衡を表し、通常、価格は数日間にわたって「高モメンタム」と呼ばれるパターンで優勢を維持する。

価格パターンを分析するトレーダーは通常、価格がアッパーバンドを超えると、市場における強気の不均衡のサインとして買いポジションで参入する。2本のバンドの間での長期的な保合い後のブレイクアウトは、より信頼性が高い傾向がある。

[XRP/BTCの月足チャートとボリンジャーバンド(TradingView/CoinDesk)]

XRP/BTC比率は、長期的な低ボラティリティ相場が強気の動きで解消された2017年4月のボリンジャーバンドブレイクアウト後、約200%急騰した。

歴史が繰り返されるかどうかに注目しよう。

|翻訳・編集:林理南
|画像:Pexels/Pixabay
|原文:XRP Teases 2017-Like Bull Pattern Against Bitcoin: Godbole