- B3のCEOは現地メディアに対し、ビットコインオプションとイーサリアム・ソラナの先物取引が開始されることを確認した。
- B3はブラジルの主要証券取引所であり、ビットコイン先物の月間取引高は8億6000万ドルに達している。
ブラジルの証券取引所B3は、ビットコイン（BTC）のオプション取引およびイーサリアム（ETH）とソラナ（SOL）の先物取引を導入することで、暗号資産（仮想通貨）の取り扱いを拡大する予定だ。
B3のCEOであるギルソン・フィンケルスタイン（Gilson Finkelsztain）氏は現地メディアに対し、商品ラインナップの拡大は今年中に行われる予定だと述べた。現地ニュースサイトのValor Investeによると、ビットコイン先物取引は昨年4月にB3に追加されており、月間取引高は50億レアル（1300億円、1レアル26円換算）に達している。
参考までに、ブラジルの暗号資産市場モニターであるBiscointによると、従来の暗号資産取引所全体の今年1月の総取引高は66億6000万レアルだった。
B3はブラジルの主要証券取引所であり、株式や債券などの金融商品とともに、数十の暗号資産ETP（上場取引型金融商品）が上場している。
｜翻訳・編集：林理南
｜画像：Shutterstock
｜原文：Brazilian Stock Exchange B3 Reportedly Launching Bitcoin Options, ETH and SOL Futures
