
- 10Xリサーチの創設者マーカス・ティーレン氏は、押し目買いをする準備がまだできていない。
- 投機バブルは崩壊しており、一般的に新たな強気相場はそれほど早く出現しない。
- ビットコインは7万3000ドルに向かっている。
「安全なのか?」現金が残っている暗号資産(仮想通貨)投資家にとって、これが価格崩壊後の重要な疑問だ。
10Xリサーチ(10X Research)の創設者マーカス・ティーレン(Markus Thielen)氏は、最近の下落を正確に予想していたが、押し目買いをする準備はまだできていない。
2021年の強気相場後に崩壊したDeFi/NFTの投機バブル(イーサリアム(ETH)に打撃を与え、いまだ回復していない)のように、今回はミームコインでも同様の崩壊があり、ソラナ(SOL)だけでなく、多くの関連トークンに打撃を与えていると同氏は主張。
「この構造的な下落は、基盤の弱体化を示しており、今は油断せず警戒すべきときだ」と同氏は11日のレポートで述べた。「ビットコイン(BTC)は着実に7万3000ドルに向かっている。歴史が道しるべになるなら、次の大きな(上昇の)動きには新しいナラティブ(物語)が必要になるだろう」
|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:Paramount Pictures
|原文:More Pain to Come in Crypto; Bitcoin Headed to $73K: 10X Research