
- 南米最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所メルカド・ビットコイン(Mercado Bitcoin)は2025年までに2億ドル以上のRWA(現実資産)をトークン化する計画。
- Polygonのブロックチェーンインフラを使用して、取引コストと決済時間を向上させる。
南米最大級の暗号資産取引所メルカド・ビットコイン(Mercado Bitcoin)は、ポリゴン・ラボ(Polygon Labs)と提携し、同地域におけるRWA(現実資産)のトークン化を拡大する。
2025年中に、RWAトークンを2億ドル(300億円、1ドル150円換算)以上発行することを目指しており、これは現在の取引高の2倍以上となる。
リリースによると、メルカド・ビットコインはRWAトークン化にポリゴンのブロックチェーンインフラを使用する。
「ポリゴンネットワークは、高速かつ低コストの取引を可能にし、当社を南米およびグローバルにおける技術的・金融的リーダーとして位置づける」とメルカド・ビットコインの新規事業担当バイスプレジデント、ファブリシオ・トタ(Fabrício Tota)氏は述べた。
ブラジルのサンパウロを拠点とするメルカド・ビットコインは、RWAトークン化部門であるMB Tokensを立ち上げて以来、約1億8000万ドルに相当する340以上のトークン化商品を発行している。これには、トークン化されたプライベートクレジット、債券などが含まれる。
|翻訳・編集:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:CoinDesk archives
|原文:Mercado Bitcoin, Polygon Labs Look to Issue $200M Worth of Tokenized Assets in Latin America