SBINFT、代表取締役が異動──SBI VCトレードの近藤氏が就任、高氏は取締役に

SBI VCトレード代表取締役社長の近藤智彦氏は、SBIグループのWeb3推進においてますます中核的な役割を担うことになった。

SBIグループでNFT事業を手がけるSBINFTは4月25日、代表取締役の異動を発表。高長徳氏が辞任し、近藤智彦氏が新たに代表取締役社長に就任する。近藤氏は、SBI VCトレードの代表取締役社長との兼務となるようだ。高氏は引き続き、取締役として同社の経営に携わる。

高氏は25日、Xへの投稿の中で以下のように記している。

「今回の代表交代は、SBINFTの事業を飛躍的に成長させるために、SBIグループ内でも特に親和性が高く、120万超の暗号資産口座を持つSBI VCトレードとの連携を強化し、意思決定の迅速化を図る目的で行うものです」

また新たに「SBIホールディングス Web3事業推進担当」という立場で「NFTに限らずWeb3全領域においてSBIグループと、国内外の事業者との連携を図るための活動を行います」と述べている。

|文:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:近藤智彦氏(撮影:多田圭祐)