
- ボラティリティ・シェアーズ(Volatility Shares)は、XRP先物に連動する初の非レバレッジ型米国上場ETFをローンチし、ナスダックでXRPIというティッカーで取引されている。
- このETFのネット経費率は0.94%で、主にXRP先物とXRPに連動するETPに投資する。
- ボラティリティ・シェアーズは、XRPベースのファンドへの関心が高まる中、2つ目の商品となるレバレッジ2倍のXRP先物ETFも計画中である。
エックス・アール・ピー(XRP)先物に1対1で連動する米国初のETF(上場投資信託)が5月22日、ナスダックで取引を開始した。
ボラティリティ・シェアーズXRP ETF(XRPI)と名付けられたこのETFのグロス経費率は1.15%、手数料免除後のネット経費率は0.94%である。
目論見書によると、このファンドは資産の少なくとも80%をXRP先物契約とその他のXRP連動型ETP(上場取引型金融商品)のシェアに投資する。
ボラティリティ・シェアーズはまた、2倍のレバレッジをかけたXRP先物ETFも立ち上げる予定であり、そうなれば4月に取引を開始したテウクリウム・インベストメント・アドバイザーズ(Teucrium Investment Advisors)のXXRPに続くことになる。
XXRPはこれまでに1億2100万ドル(約170億円、1ドル=144円換算)の運用資産を獲得しており、ブルームバーグのシニアETFアナリスト、エリック・バルチュナス(Eric Balchunas)氏は、XRPIに対する「需要があるという良いシグナル」だと評価している。
|翻訳・編集:山口晶子
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|原文:First U.S. XRP Futures ETF Begins Trading on Nasdaq