
バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)は、今年すでに急落している米ドルが、この夏に厳しい状況に陥る可能性があると警告している。米ドルの弱さは、ゴールド(金)やビットコインなどのドル建て資産にとってプラスであると広く考えられている。
──先週の土曜日から一昨日の金曜日までに公開した記事のなかから、日曜日に読みたい10本を厳選!
米ドルは今夏、さらに下落する:バンク・オブ・アメリカが警告

ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の関税政策により、アメリカの資産からの資金流出が進んだ結果、主要通貨に対する米ドルの価値を示すドル指数(DXY)は、今年に入ってから9%近く下落し、99.74まで低下している。バンク・オブ・アメリカは、夏にかけて経済データによる打撃が引き続き続くと予想。米ドルの弱さは、ゴールド(金)やビットコインなどのドル建て資産にとってプラスであると広く考えられている。
メタ株主、ビットコイン財務戦略検討案を圧倒的多数で否決

5月28日付けの米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、メタ(Meta)社の株主は、同社のバランスシートにビットコイン(BTC)を追加する提案に対し、圧倒的多数で反対票を投じた。この提案に賛成票を投じたのはわずか392万票で、反対票は50億票近くに達した。
ビットコイン、10万ドル割れの危機──マスク氏とトランプ氏の対立激化で暗号資産の下落拡大

ドナルド・トランプ米大統領とテスラ(Tesla)CEOのイーロン・マスク氏との軋轢が高まる中、暗号資産市場は刻一刻と値下がりしている。ビットコイン(BTC)は米国時間6月5日午後、4%以上下落して10万500ドルとなり、1カ月ぶりに9万ドル台への再下落の危機に瀕している。
エルサルバドルがもうビットコインを購入しないよう「努力を続ける」:IMF

国際通貨基金(IMF)は27日、エルサルバドル政府のビットコイン保有量が変化しないよう「努力を続けていく」とレポートで述べた。エルサルバドルは今年3月、IMFと35億ドルの融資で合意。その条件の一部には同国のビットコイン保有に関する内容が含まれていた。例えば、ビットコインは法定通貨としての位置づけを公式に失い、商業者が強制的に受け入れる必要はない。
1088ビットコイン追加購入のメタプラネット、保有量で再び世界10位に

ビットコイン(BTC)保有戦略を進めるメタプラネットは6月2日、1088BTCを追加購入し、総保有枚数が8888BTCに達したと発表した。これにより、企業によるビットコイン保有量ランキング(Bitcoin Treasuries調べ)において、米フィンテック大手Block社(8584BTC保有)を上回り、メタプラネットが再び世界で10番目に多くのビットコインを保有する企業となった。
リミックスポイント、メタプラネット流戦略でビットコイン買い増し宣言──1000BTC保有目指す

東証スタンダード上場企業で、エネルギー事業、メディカル事業などを手掛けるリミックスポイントは6月5日、今後累計1000BTC以上のビットコイン(BTC)取得を目指すと発表した。同社は既に約680BTCを保有しており、今回の目標達成に向けて、新株予約権の発行を通じた資金調達を活用する。
残高は23ドルに──ハイリスクトレードで注目のクジラ、12.5億ドルのBTCロングで全ポジション清算

5月、分散型取引所(DEX)ハイパーリキッド(Hyperliquid)での大胆なレバレッジ取引で暗号資産(仮想通貨)市場の注目を集めたトレーダー、ジェームズ・ウィン(James Wynn)氏が全ポジションを清算。データサイトHyperDashによると、口座残高は23ドルとなっているという。
今なら1440億円相当のビットコインをピザに使った男の言い分

ビットコインで「この世で最初に行われた買い物」の歴史的瞬間は、ビットコイン界隈のSNSで称賛され、評論家たちはといえば、ビットコインでピザを買ったこの有名な話を見出し付きでインターネットの記憶に刻み込んだ。当時支払われたビットコインの価値は現在だと、10億ドル(約1440億円)以上に相当する。
コインベース、XRPとDOGEの保有者にDeFiの機会を提供

エックス・アール・ピー(XRP)とドージコイン(DOGE)を保有する暗号資産(仮想通貨)トレーダーは、暗号資産取引所コインベース(Coinbase)のレイヤー2ブロックチェーンであるBase上で、収益を生み出す分散型金融(DeFi)の機会を活用できるようになった。
XRPの価格動向と注目点を読み解く

リップル(Ripple)がクロスボーダー取引を促進するのに用いているエックス・アール・ピー(XRP)は、5月を優柔不断な状態で終えた。しかしながら、主要暗号資産(仮想通貨)のオプション取引所であるデリビット(Deribit)の取引では、強気派がまだ下落を受け入れる準備ができていないことが示唆される。