
暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)の日本法人バイナンスジャパン(Binance Japan)は、6月11日から暗号資産の現物取引で新たに2銘柄の取り扱いを開始すると発表した。今回追加されるのは、ダイ(DAI)とトロン(TRX)。
ダイは、イーサリアムを基盤とした米ドル連動型のステーブルコイン(ERC-20トークン)で、イーサリアム(ETH)を担保として発行される。一方、トロンはエンターテイメント分野の分散型アプリケーション(Dapps)開発などに特化したプラットフォーム「TRON」の基軸通貨として知られている。
両銘柄の取り扱い開始は6月11日を予定しており、DAI/JPYとTRX/JPYの日本円建て取引ペアが提供される。
同社は新規ペア追加を記念し、各ペアの取引開始から1カ月間、メーカー手数料無料キャンペーンを実施する。
|文:橋本祐樹
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