
- 米規制当局がソラナ現物ETFのプロセスを進めているとの報道を受け、ソラナは5%急騰。
- SECは、発行予定企業に対してS-1書類の修正を要請しており、30日以内にコメントが返される予定だとブロックワークスが報じた。
- フィデリティ、グレイスケール、ヴァンエックなどの資産運用会社は、ビットコインやイーサリアムの現物ETFのデビューに続き、ソラナファンドをローンチするためにSECの承認を求めている。
米規制当局が、ソラナ(SOL)現物ETF(上場投資信託)の実現に必要な規制プロセスを進めているとのブロックワークス(Blockworks)の報道を受け、ソラナは10日の米国時間外取引で5%急騰した。
報道によると、米証券取引委員会(SEC)は、発行予定企業に対して来週中にS-1書類を修正するよう要請し、提出後30日以内にコメントする予定だという。
ソラナは報道後数分で164ドル以上を超え、過去24時間で約5%上昇した。
昨年、米国でビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の現物ETFがデビューして以来、資産運用会社は、より小規模な暗号資産(仮想通貨)を対象とした同様のETFのローンチに向けて規制当局の承認を得るため、競い合っている。これにより、伝統的な投資家がデジタル資産への投資をより容易に行えるようになる。フィデリティ(Fidelity)、グレイスケール(Grayscale)、フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)、ヴァンエック(VanEck)など、複数の資産運用会社がソラナを保有するファンドの立ち上げをSECに申請している。
CoinDeskは確認のために発行予定企業に連絡を取ったが、本記事執筆時点ではまだ返答がない。
|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:6月10日のソラナ価格(CoinDesk Indices)
|原文:Solana’s SOL Jumps 5% on Report of Spot ETF Development