
ビットコインの実現利益は24億ドルに増加し、7日間平均は15億2000万ドルと5月以来の高水準となった。アメリカ上場のビットコイン現物ETFへの流入が続く中、長期保有者はBTCを売却している。
──先週の土曜日から一昨日の金曜日までに公開した記事のなかから、日曜日に読みたい10本を厳選!
ビットコインの利益確定が加速、実現利益が24億ドルに急増

ビットコインの利益確定の動きが6月30日に増加し、第2四半期最終日のビットコイン現物価格は引き続き、下落圧力にさらされた。ブロックチェーン分析企業のGlassnodeが追跡しているデータによると、オンチェーン上の実現利益の総額は24億ドル(約3480億円、1ドル=145円換算)に増加し、7日間平均も15億2000万ドル(約2204億円)に上昇し、5月後半以来の高水準となった。
ビットコイン財務戦略は一時的な流行で、まもなく勢いを失う:スカラムッチ氏

ヘッジファンドのスカイブリッジ・キャピタル(SkyBridge Capital)の創業者兼CEOであるアンソニー・スカラムッチ(Anthony Scaramucci)氏は、ビットコイン(BTC)財務戦略に採用する企業の増加は一時的なトレンドに過ぎないと述べている。
メタプラネットは日本版ストラテジー、「買い」格付けでカバレッジ開始:ベンチマーク

ベンチマーク(Benchmark)のアナリスト、マーク・パーマー(Mark Palmer)氏はメタプラネット(Metaplanet)のカバレッジを開始し、「買い」格付けと2400円の目標株価を設定。メタプラネットの積極的なビットコイン(BTC)取得戦略を理由に、同社を「日本版マイクロストラテジー」と評した。
メタプラネット、1万BTC突破し保有量世界5位に──ビットコインは企業財務の新潮流か?【ビットコイン保有企業news:6月】【更新】

日本でも、ビットコイン(BTC)保有に動く上場企業がじわじわ増えている。今回からスタートする、国内上場企業のビットコイン保有動向を定点観測するシリーズ。初回は6月に何が起き、市場が何に注目したのかをCoinDesk JAPANが報じた中からダイジェストで解説する。
ポンタでビットコイン投資実現か──暗号資産取引所「計画」認める

暗号資産(仮想通貨)交換業を運営するBACKSEATと、ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を展開するロイヤリティ マーケティングは6月30日、Pontaポイントを用いた擬似的な暗号資産運用体験サービス「Ponta ビットコ in 牧場」を開始すると発表した。
米アーク、コインベース株の記録的高値を受けて約9500万ドル分を売却

アーク・インベスト(ARK Invest)は6月30日、暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)の株式を約4380万ドル(約63億5100万円、1ドル=145円換算)相当、売却した。
リップル、米国法銀行免許を申請──XRPは3%上昇

XRPレジャー(XRP Ledger)と密接に関連しているデジタル資産企業リップル社は7月2日、米通貨監督庁(OCC)に国法銀行免許の申請を行ったことを、同社の広報担当者が認めた。
ビットコイン、11万ドル付近まで反発──変動激しい7月の予兆となるか

ビットコイン(BTC)は7月2日、11万ドルに向けて急騰しており、一時的なリスクオフの波で価格が10万6000ドルを下回った前日の低迷を脱している。ビットコインは過去24時間で3.5%上昇し、6月11日以来の最高値である約10万9500ドルで取引されている。
みんなの銀行、ステーブルコインとWeb3ウォレットの検討開始──ソラナ、Fireblocks、TISと共同【速報】

ふくおかフィナンシャルグループ傘下の「みんなの銀行」は7月4日、Solana Japan、Fireblocks、TISと、ステーブルコインおよびWeb3ウォレットの事業化に向けた共同検討を開始すると発表した。
バイナンスジャパン、USDCを「早期に提供したい」──ステーブルコイン規制の課題も指摘【IVC SUMMIT】

7月2日、リッツカールトン京都で開かれた「IVC SUMMIT 2025」にて、「Innovate or Suffocate? Japan’s Grand Experiment on Stablecoin with Regulation(イノベーションか停滞か?規制下における日本のステーブルコイン大実験)」と題したトークセッションが行われた。