- CMEに上場しているXRPおよびSOL先物の建玉が過去最高を記録し、規制された暗号資産商品に対する強い需要を示した。
- これらの先物契約の想定建玉は30億ドル(約4560億円、1ドル152円換算)に達し、投資家の間で人気が高まっていることを示している。
- ソラナ先物は3月にローンチされ、8月に建玉が10億ドル(約1520億円)を突破した一方、XRP先物は上場から3カ月でこの水準に達した。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)に上場しているエックス・アール・ピー(XRP)およびソラナ(SOL)先物は、27日に建玉が過去最高を記録し、規制された商品に対する持続的な需要を示した。
世界的なデリバティブ大手のCMEでは27日、XRPおよびマイクロXRP先物のアクティブな契約数が過去最高の9900契約に達し、標準およびマイクロSOL先物の建玉が1万5600契約に達した。これらの契約を合わせると、想定建玉は30億ドル(約4560億円)に相当する。
このマイルストーンは、デジタル資産へのエクスポージャーを獲得し、リスクを管理し、成長する暗号資産(仮想通貨)市場を活用することを求める投資家にとって好ましい場所として、規制された先物の採用が増加していることを反映している。CMEの株式・FX商品担当グローバル責任者、ティム・マコート(Tim McCourt)氏がドバイで開催されたカンファレンス「Token2049」で述べた。
1契約あたり500SOLの標準SOL先物契約は、3月に取引が開始され、8月に想定建玉が10億ドル(約1520億円)を突破。決済に特化したXRPに連動する先物は、上場からわずか3カ月後の8月にこの水準を超えた。
|翻訳・編集:廣瀬優香
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|原文:XRP and SOL Futures Open Interest on CME Hits Record High


