ビットコインのRSIは売られ過ぎを示唆:テクニカル分析
  • 14日間RSI(相対力指数)によると、ビットコインは売られ過ぎの状態にあるようだ。
  • 売られ過ぎの状態は、下降トレンドが強すぎて一旦停止できなかったことも意味する。
  • しかし、RSIは単独の指標としては信頼性が低い。

主要なテクニカル指標が、ビットコイン(BTC)の下落トレンド減速を予想する信号を発している。

ビットコインの価格は18日早朝に9万ドルを下回り、先月初めに記録した12万6000ドル超の高値から28%下落した。これに伴い、価格の勢いを測る指標として広く注目される14日間のRSI(相対力指数)が30を下回り、売られ過ぎの状態を示した。これはビットコインの継続的な下落が急激すぎて、一時的な停滞や反発の可能性があることを意味する。

しかし、売られ過ぎのRSIを表面的に受け取るべきではない。この指標は買い手が持ちこたえられる期間よりもはるかに長く、この領域に留まることがある。多くの経験豊富なトレーダーは、RSIの売られすぎ状態をトレンドの即時反転の兆候ではなく、強い下降モメンタムの兆候と見なしている。

本当に重要なのは、価格動向がこのシグナルを裏付けるかどうかだ。したがってトレーダーは、売り圧力が緩和していることを示唆する新たな支持水準や、十字線や長い下ヒゲを持つローソク足などのパターンを探すべきだ。これらが現れれば、売られすぎ状態のRSIを裏付け、反発の基盤を築くことになる。

前回RSIが30を下回ったのは2月下旬で、ビットコインは8万ドルを下回っていた。これは下落トレンドの減速を示し、4月初旬に7万5000ドル付近で底を打った。トレーダーは現在、同様の動きの兆候を注意深く監視するのが賢明だ。

[ビットコインの日足チャート。:TradingView]

RSIはトレーダーに広く追跡されているため、このシグナルは時に自己実現的な予言となることがある。つまり、指標に基づく集団的な取引行動がその効果を増幅させるのだ。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:What Next For Bitcoin as BTC RSI Flashes Oversold Signal?

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