リップル売却額、80%減少──2019年第4四半期、約15億円にとどまる

リップル売却額、80%減少──2019年第4四半期、約15億円にとどまる

Brady Dale
公開日:2020年 1月 27日 11:00
更新日:2020年 1月 27日 11:00

仮想通貨リップル(XRP)の売却額は2019年第4四半期、劇的に減少した。これは少なくとも一部は売却方法の変更によるものと1月22日、リップルは発表した。

1月22日(現地時間)に発表されたリップルのXRP Markets Reportによると、仮想通貨リップル(XRP)の第4四半期の売却額は第3四半期の6624万ドル(約72億円)から80%減少し、約1300万ドル(約15億円)にとどまった。下落は少なくとも一部には、第3四半期に1610万ドル(約18億円)となったプログラム売却の全面停止が影響している。相対取引も74%減少した。

「2019年第3四半期、リップルはXRPの売却額をさらに減らし、プログラム売却を一時的に停止した。リップルはこのアプローチを第4四半期全体を通して維持した」とマーケットレポートは記した。相対取引は、アジア、ヨーロッパ、中東、アフリカを含む「戦略地域」のパートナーへの流動性とユーティリティの提供に引き続き注力しているとリップルは述べた。

リップルは2019年6月、取引所からの誤った取引量データに関する懸念に対処するために、四半期ごとのリップル(XPR)売却に対して、より「保守的なアプローチ」を取ると発表した。これは、同社が第3四半期に2億5100万ドル(約274億円)相当のリップル(XPR)を売却した直後に実行に移された。

プログラム売却は取引所に対して直接行われ、リップル(XPR)売却の大部分を占めていた。2019年第2四半期には、1億4460万ドル(約158億円)に達した。

リップルはまた同レポートで、リップル(XRP)をクロスボーダー決済のブリッジ通貨として使うオンデマンド流動性(On-Demand Liquidity:ODL)ツールは顧客の間で成功を収めていると述べた。ODLを介して決済されたリップル(XRP)はドル換算で第3四半期から第4四半期で650%増加し、取引ボリュームは390%増加した。

1月初めにリリースされた10億トークンを除くと、同社のエスクロー口座は現在、約489億のリップル(XRP)を保有している。

翻訳:CoinDesk Japan編集部
編集:増田隆幸
写真:CoinDesk archives
原文:Ripple Reports Selling Just $13M of XRP Last Quarter