デジタルドルの登場はいつ?──「仮想通貨の父」が語る

「クリプト・ダッド(Crypto Dad、仮想通貨の父)」と呼ばれる米商品先物取引委員会(CFTC)の元委員長、J・クリストファー・ジャンカルロ(J.Christopher Giancarlo)氏は、現在の金融システム──デジタル時代以前の古いシステム──は絶望的に時代遅れと考えている。同氏はそれを修復しようとしている。

「任期中の5年間に、我々は世界のデジタル化の新しい波を見てきた」と元委員長は語った。

「第1の波は情報のデジタル化。そこから現在のインターネットが生まれた。今、我々は一部の人たちが価値のデジタル化、あるいは価値のインターネットと呼ぶものを知りつつある」

ジャンカルロ元委員長は最近、デジタルドルの発行を求め、ラボCFTC(LabCFTC)の元ディレクター、ダニエル・ゴーファイン(Daniel Gorfine)氏と協力してデジタルドルの実験と最終的にはそのフレームワークを構築しようとしている。

「私はかなりの数の物理的なインフラ──橋、トンネル、空港──が、どれほど老朽化しているかについて常に考えている。それらは1950年代、60年代の最先端技術だった。すでに品質保証期限は過ぎている」と元委員長は述べた。

「かなりの数の金融インフラもまた老朽化し、最新のものになっていない」

CFTCを離れた後、ジャンカルロ元委員長は顧問としてデジタル商工会議所(Chamber of Digital Commerce)に加わり、アメリカン金融取引所(American Financial Exchange)の理事会に加わった。

CFTCの任期中、同氏は仮想通貨についてはより軽い規制を求めた。現在、ジャンカルロ元委員長はアメリカにおけるデジタル通貨の定義を拡張しようとしている。

※動画は、US版をご覧ください。

翻訳:CoinDesk Japan編集部
編集:増田隆幸
写真:Image via CoinDesk Video.
原文:When Will We See the Digital Dollar? ‘Crypto Dad’ Says Soon