ビットコイン、過小評価を示す「メイヤー倍数」とは

ビットコイン、過小評価を示す「メイヤー倍数」とは

ビットコインは2020年第2四半期、堅調に推移しているが、その価格水準が依然過小評価されていることを示す指標がある。

  • CoinDeskのBitcoin Price Indexによると、ビットコインは9360ドル近辺を推移。3月13日の安値3867ドルから上昇。
出典 : MayerMultiple.info
  • ビットコインのメイヤー倍数(Mayer multiple:200日移動平均に対するビットコインの価格比率)は現在1.15(MayerMultiple.infoより)。
  • 2.4未満は過小評価を示す。
  • 2.4以上は投機的な価格高騰を示し、その後下落する傾向があるという。
  • 例えば、2017年12月1日に2.4を超えて上昇した後、ビットコインは2週間で2倍の2万ドルまで上昇、12月22日には1万2000ドルまで下落した。
  • 同様に、2.4を超える数値は、2013年4月、2013年12月の価格高騰時にも見られた。
  • メイヤー倍数は現在、全期間平均の1.44を大きく下回っている。
  • 「買い増しのチャンス」とツイートしたのはビットコイン調査会社Ecoinometrics。
  • メイヤー倍数を考案したトレース・メイヤー(Trace Mayer)氏のシミュレーションによると、2.4未満の以下の時にビットコインを積み立てることで、より良い結果が得られていたという。

だが、メイヤー倍数はテクニカル分析ツールであり、結果の精度は保証されていない。過去のパフォーマンスが将来も続くと考えることはリスクを伴う。

  • しかし、チェーン上の動きはメイヤー倍数の強気予想を支持。
  • 「くじら」つまり1000BTC以上の大口保有者数は1844に増え、2017年11月以来の高水準。
  • 小口投資家の関心も過去最高、と暗号資産(仮想通貨)取引所フォビ(Huobi)のバイス・プレジデント、シアラ・サン(Ciara Sun)氏はツイート。

小口投資家と大口投資家の双方がビットコインを買い増ししていることは、ビットコインの長期的な強気ストーリーへの自信を表している。

翻訳:CoinDesk Japan編集部
編集:増田隆幸、佐藤茂
写真:CoinDesk Bitcoin Price Index
原文:Bitcoin Still Undervalued After Q2 Rally, Price Metric Shows

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