ステーブルコイン、第3四半期に80億ドル増加、200億ドル(約2.1兆円)へ

ステーブルコイン、第3四半期に80億ドル増加、200億ドル(約2.1兆円)へ

ステーブルコインの供給額は過去3カ月で80億ドル増え、9月末時点で約200億ドル(約2兆1000億円)となった。増加ペースは少なくとも年末にかけて続きそうだ。

昨年の同時期と比べると、ステーブルコインの供給額は1200パーセント以上の爆発的な増加となった。

「2020年はステーブルコインの年になりそうだ」と時価総額最大のステーブルコインのテザー(USDT)を発行するテザー(Tether)社の最高技術責任者(CTO)、パオロ・アードイノ(Paolo Ardoino)氏は語る。

ステーブルコインの供給額は5月に初めて100億ドルを超えた。第2四半期末には120億ドル弱に達している。データサイトのコインメトリクス(Coin Metrics)のデータによると、第3四半期の供給額は198億7000万ドル。

成長はどれほど続くのか?

供給額の増加に加えて、第3四半期はテザー(USDT)がサポートするブロックチェーンを追加したことで、複数のブロックチェーンでステーブルコインの利用が急増した。

時価総額2位のステーブルコインであるUSDコイン(USDC)は、アルゴランド(Algorand)ブロックチェーンでも利用が可能になった。また、USDコインの供給額は6月末から15億ドル増え、テザー(USDT)に次いで、時価総額が10億ドルを超えた。

アードイノ氏は、第3四半期の成長の主な要因として、DeFi(分散型金融)の爆発的な人気をあげる。また、迅速な裁定取引と市場の動きに対応するために、資金をテザー(USDT)に移したヘッジファンドやOTC(相対取引)業者が増えてきていると話す。

ステーブルコインの成長は今後どれほど続くのか?アードイノ氏は、テザー(USDT)のようなステーブルコインの有用性が拡大していることから、全体的な成長は少なくとも今後数カ月は続くと予想している。

ステーブルコインの四半期ごとの供給額(2016年〜)
ステーブルコインの四半期ごとの供給額(2016年〜)
出典:Coin Metrics, CoinDesk Research

翻訳:CoinDesk Japan編集部
編集:増田隆幸、佐藤茂
画像:Coin Metrics, CoinDesk Research
原文:Total Stablecoin Supply Nearly Doubled in Q3, Adding Record $8B

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