マネパが広告表示スプレッドとコアタイム制を廃止、アイネット証券が一部スプレッド縮小ほか──11/15~11/21のFXニュース

アイネット証券、自動売買ツール利用の「メキシコペソ/円」スプレッドを7銭から1銭へ

アイネット証券は11月16日正午より、通常の口座ではなく、自動売買ツール「ループイフダン」を利用した取引で通貨ペア「メキシコペソ/円」のスプレッドを7銭から1銭へ縮小した。

ループイフダンとは、新規注文と決済注文をセットで発注する「イフダン注文」を自動的に繰り返す注文方法だ。設定値幅が売買のトリガーとなる。例えば「10銭」という条件でループイフダン注文を出すと、10銭の値幅で新規注文と決済注文を出し続ける。

同証券はメキシコペソ/円のループイフダンについて、設定値幅として「200銭、150銭、100銭、50銭、25銭」の5種類を用意していたが、今回のスプレッド縮小にあわせて新たに「10銭」を追加した。

「メキシコペソ/円」のスプレッド──他社の例

原則固定で提示されるスプレッドはFX各社によって異なるが、メキシコペソ/円について1銭前後で提供している例には以下のとおり。

「メキシコペソ/円」スプレッド:1銭前後のFX会社の例
・1.3銭(松井証券)
・1銭(外為オンライン)
・0.9銭(FXプライムby GMO「選べる外貨」)

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また、業界では更に低い水準で提供している例もある。

「メキシコペソ/円」スプレッド:0.3銭のFX会社の例
・GMOクリック証券「FXネオ」
・セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」(8~27時の取引)
・トレイダーズ証券「みんなのFX」(8~29時の取引)

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マネーパートナーズ、広告表示スプレッドとコアタイム制を廃止

マネーパートナーズは11月20日をもって、広告表示スプレッドとコアタイム制を廃止した。

広告表示スプレッドはFX会社が実績に基づいて開示しており、広告表示スプレッドよりも不利なスプレッドのオファーは「おとり行為」として禁止されているため、顧客は概ね広告表示スプレッドと同水準のコストで取引できる。コアタイム制は、広告表示スプレッドで取引できる時間帯を限定する制度だ。

11月23日以降、同社のスプレッドは同社ホームページか取引画面でないと確認できなくなる。

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トレイダーズ証券(LIGHT FX、みんなのFX)、FAXでの本人確認書類受付を終了

トレイダーズ証券が運営する「LIGHT FX」および「みんなのFX」は11月20日、口座開設時の本人確認書類を提出する方法としてFAXでの受付を終了すると発表した。最終受付は12月5日で、廃止理由は「利用状況を総合的に勘案」としている。

FAXを除くと、両FXサービスの口座開設で選択できる本人確認書類の提出方法は「アップロード」「スマホで本人確認」および「郵送」の3通り。「アップロード」と「スマホで本人確認」は免許証等の本人確認書類を画像データで送付する。

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FXキャンペーン関連情報

SBI FXα、ドル円のスプレッドを0.1銭に縮小するキャンペーン開始

SBI証券は11月16日、同社のFX口座「SBI FXα」で米ドル/円のスプレッドを0.2銭から0.1銭に縮小するキャンペーンを発表した。期間は2020年11月19日午前9:30から同年12月23日午前1:00まで。

楽天FX、3通貨ペアを対象に「為替手帳2021」が抽選で当たるキャンペーン

楽天証券は11月16日、同社のFX口座「楽天FX」で対象通貨ペアを期間中に10万通貨以上取引すると「為替手帳2021」が抽選で200名に当たるキャンペーンを発表した。

対象通貨ペアは「ポンド/円」「豪ドル/円」「メキシコペソ/円」の3通貨で、取引期間は2020年11月16日午前7:00から同年12月19日午前6:55まで。3通貨ペアの累計新規注文がカウントされ、決済注文とMT4口座の取引数量は対象外となっている。また、参加には事前エントリーが必要だ。

「為替手帳」は、エイチスクエア社が発行するシステム手帳だ。経済指標の発表予定が記載されたカレンダーを備え、各国の政策金利などのデータも記載されている。「為替手帳2021」の定価は2,178円(税込)。

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文・編集:CoinDesk Japan編集部
画像:Shutterstock.com