bitFlyer、暗号資産「テゾス」の取引を開始──日本国内では初

暗号資産(仮想通貨)取引所のbitFlyerが、国内の取引所では初めて「テゾス(XTZ)」の取り扱いを開始した。

bitFlyerは、同暗号資産の取引開始に伴い、特定の数量のテゾスを購入したユーザーを対象に抽選で15人に最大5万円を提供するキャンペーンをスタートさせた。キャンペーンは12月8日~1月7日までの1カ月間、継続する。

北米のヘッジファンドや機関投資家、企業がビットコインへの投資を強化する中、ビットコインの価格は11月30日(米東部時間)に史上最高値を記録。日本国内でも20代~30代を中心に、暗号資産に対する関心が強まっている。

8日に取引を開始したテゾス(Tezos)は、スマートコントラクトや分散型アプリでの利用に適したブロックチェーンのプラットフォームで、社会的・政治的・経済的なイノベーションを推進することを目標にしている。

テゾスは、ネットワークを互換性のない複数の異なるブロックチェーンにフォーク(分岐)させることなく、アップグレードできる自己改定機能を備えているのが特徴だという。コミュニティ内での意見対立などで、開発者コミュニティが分裂するといった事態が発生し難く、比較的に安定した運営を行うことができる。

編集:佐藤茂
写真:Shutterstock

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