米グレイスケール、新たに複数の暗号資産ファンドを検討──ポルカドット、モネロ、コスモス

米暗号資産(仮想通貨)運用会社のグレイスケール・インベストメンツ(Grayscale Investments)は、5つの新しい暗号資産投資信託の登録申請を行った。いくつかはDeFi(分散型金融)に関連したものだ。

27日にデラウェア州に提出された書類によると、グレイスケールはAave、コスモス(Cosmos/ATOM)、ポルカドット(Polkadot)、モネロ(XMR)、カルダノ(ADA)の投資信託を検討しているようだ。

登録申請は、必ずしも同社が実際に投資信託を組成することを意味するわけではないが、準備作業を開始したことは間違いない。

グレイスケールは過去数カ月で、チェーンリンク(LINK)、ベーシック・アテンション・トークン(BAT)、ディセントラランド(MANA)、ライブピア(LPT)、テゾス(XTZ)、ファイルコイン(FIL)の投資信託を登録した。

同社はその際、「ときおり予約申請を行うが、申請は商品を市場に出すという意味ではない」と述べている。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸、佐藤茂
|画像:CoinDesk archives
|原文:Digital Asset Manager Grayscale Eyes DeFi Space With New Trust Filings