米アーク、暗号資産関連投資額が21億5000万ドル突破──ブリッシュ株の保有量が増加
  • アーク・インベストはブリッシュ株への投資を、530万ドル(約8億1600万円)相当の10万5000株増やし、保有株式総数は1億1400万ドル(約175億5600万円)相当の227万株となった。
  • この投資は、アークがデジタル資産インフラへの進出を拡大する一環であり、3つのETF全体で21億5000万ドル(約3311億円)超を投資している。
  • アークは暗号資産へのエクスポージャー拡大の余地を作るため、パランティアやショッピファイといった従来のテクノロジー銘柄の保有を削減した。現在、暗号資産はポートフォリオ全体の29~17.7%を占めている。

キャシー・ウッド(Cathie Wood)氏率いるアーク・インベスト(ARK Invest)は今週、暗号資産(仮想通貨)への投資を再び拡大し、暗号資産取引所ブリッシュ(Bullish)への投資を、約530万ドル(約8億1600万円)相当の10万5000株超増やした。

今回の購入は、アークの3つのアクティブ運用型ETF(上場投資信託)であるARKK、ARKW、ARKFに分散しており、これにより米CoinDeskの親会社であるブリッシュ株の保有株式総数は約227万株となり、10月31日の終値である1株あたり50.57ドルで計算すると、その価値は約1億1400万ドル(約175億5600万円)となる。

今回の投資は、アークが以前から資金を割り当ててきたデジタル資産インフラ分野への進出を深化させるもので、同社は今年初めにブリッシュが11億ドル(約1694億円)規模の新規株式公開(IPO)を通じて上場した際にも、ブリッシュに投資していた。

このIPOでは、アークが初期投資家として1億7200万ドル(約264億8800万円)を投資。現在、ブリッシュはARKKの0.94%、ARKWの0.95%、ARKFの1.15%を占めている。だが、これはアークの暗号資産関連投資のごく一部に過ぎない。

アークの3つのETF全体におけるコインベース(Coinbase)、ロビンフッド(Robinhood)、サークル(Circle)、マイニング企業のビットマイン(BitMine)などのブロックチェーンおよび暗号資産関連企業へのエクスポージャーと、暗号資産ETFの合計は、現在21億5000万ドル(約3311億円)を超えている。これらの投資枠を確保するため、アークはパランティア(Palantir)やショッピファイ(Shopify)といった従来のテクノロジー銘柄の保有を削減した。

アークの提出書類に基づくと、ARKFはポートフォリオの29%を暗号資産関連資産に配分してトップに立ち、ARKWが25.7%、ARKKが17.7%とそれに続いている。

このエクスポージャーは、コインベース(3つのETFを合わせて6億7500万ドル超、約1039億円超)、ロビンフッド、ステーブルコイン発行企業であるサークルへの主要な投資に加え、ETHQ.UやSOLQ.UといったETFを通じたイーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)のステーキング関連商品への投資によって実現されている。

|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:Midjourney/Modified by CoinDesk
|原文:ARK Invest’s Crypto Exposure Tops $2.15B as Bullish Holdings Rise Across 3 Funds

PR

ボーナスで始めるのにおすすめな国内暗号資産取引所3選

取引所名特徴

Coincheck
500円の少額投資から試せる!】
国内の暗号資産アプリダウンロード数.No1
銘柄数も最大級 、手数料も安い
無料で口座開設する

bitbank
【たくさんの銘柄で取引する人向け】
◆40種類以上の銘柄を用意
◆1万円以上の入金で現金1,000円獲得
無料で口座開設する

bitFlyer
初心者にもおすすめ】
◆国内最大級の取引量
◆トップレベルのセキュリティ意識を持つ
無料で口座開設する