アニモカブランズ、逆合併によるナスダック上場を申請
  • アニモカブランズ(Animoca Brands)は、カレント・グループ(Currenc Group)との逆合併を通じてナスダックへの上場を計画している。 
  • この取引は、アニモカの投資家基盤を拡大し、デジタル資産と成長企業へのアクセスを強化することを目的としている。 
  • アニモカのデジタル資産アドバイザリー部門は、2024年に1億6500万ドルの収益を計上し、前年から116%の増加を記録した。

アニモカブランズは、シンガポールを拠点とするカレント・グループとの逆合併を通じてナスダックへの上場を申請したと述べた。 

アニモカの共同創設者兼執行会長であるヤット・シウ(Yat Siu)氏はリリースで、提案されている合併は、「世界初の上場・多角化デジタル資産コングロマリットを生み出し、ナスダックの投資家はDeFi、AI、NFT、ゲーム、DeSciを網羅する単一の分散型投資手段を通じて、1兆ドル規模のアルトコインデジタル経済の成長可能性に直接アクセスできるようになる」と述べた。

米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、この取引後、アニモカの株主は合併後の会社の95%を所有する予定である。

この取引は、株主と規制当局の承認を得た後、2026年の第3四半期に完了する予定である。合併比率はまだ決定されていない。 

カレント・グループは、金融機関向けAI搭載ソリューションとデジタル送金プラットフォームを含む、既存の事業の一部を売却する意向であると述べた。これらの事業は、合併が完了する前に、カレントの現在の株主にスピンオフされる予定である。

アニモカは今年、同社のデジタル資産アドバイザリー部門が2024年に1億6500万ドル(約250億円、1ドル=154円換算)の収益を生んだと発表したが、これは前年比116%の増加であり、収益が40%減少して1億1000万ドルになったWeb3ゲーミングとNFT事業からの収益を上回った。 

カレントの株価は、過去5日間で倍以上になった。ニューヨーク市場では3.78ドルで取引を開始する見込みだ。

アニモカは、米国上場の一環として、ニューヨークにオフィスを開設する予定である。

|翻訳・編集:山口晶子
|画像:アニモカの共同創設者兼執行会長ヤット・シウ氏(Shutterstock/CoinDesk)
|原文:Animoca Brands Files for Nasdaq Listing Via Reverse Merger

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