Huobi Japan (フォビジャパン)の評判・口コミ


Huobi Japanの運営元はフォビジャパン株式会社で、中国の大手仮想通貨取引所Houbiグループの日本法人。Houbiグループは世界170カ国に数千万人規模のユーザーを持つ。
この記事の目次
Huobi Japan(フォビジャパン)の基本情報
項目 | 概要 |
---|---|
取扱仮想通貨 | 26種類 |
手数料 | 無料 |
最低取引数量 | 0.00001BTCかつ2円 |
スマホ対応 | アプリあり |
セキュリティ | マルチシグ、コールドウォレットなど |
Huobi Japanは、2018年9月にビットトレード株式会社とHuobiが資本業務提携を実施したことで誕生した仮想通貨取引所(関東財務局長 第00007号)。2022年12月12日時点で、Huobi Japanの取扱通貨の種類は26種類。
Huobiは世界で上位の取引量を誇る中国発祥の仮想通貨取引所グループだ。2022年12月12日時点におけるグループ全体の直近24時間取引量は300億円超である。Huobi Japanは同グループにより運営されているが、金融庁に登録がある国内取引所だ。
2023年1月、サービス名を「Huobi(フォビ)」から「BitTrade(ビットトレード)」に変更すると発表した。
Huobi japan(フォビジャパン)のキャンペーン
お友達紹介キャンペーン
紹介された人が口座を開設し、販売所で5万円以上取引すると紹介した人もされた人にも1,500円相当のBTCがもらえる。口座開設のみ条件を達成した場合は、紹介した人に1,000円、紹介された人に500円がプレゼントされる。
期間:2022/11/15~2023/3/31
Huobi Japan(フォビジャパン)の評判
Huobi Japanの評判は概ね良好だ。取扱銘柄の多さや取引手数料の実質無料キャンペーンを好感した口コミが多く見られる。セキュリティや取引ツールに対するポジティブな意見も集まり、おすすめとする意見も散見された。
取引量についてはネガティブな評判が見られる。Huobiグループの取引量は多いが、国内の取引量については不満に感じるユーザーもいるようだ。
Huobi Japan(フォビジャパン)のメリット
Huobi Japanのメリットとしては、以下の通り。
1.グローバルなブランド力がある
Huobiは、米国、韓国、中東を含む世界各国で事業を展開するグローバル企業として知られている。
2.専用のスマホアプリがある
Huobi Japanでは、専用のスマホアプリが用意されている。高機能チャート搭載により、PCではなくスマートフォンからでも不便なく取引が可能だ。
3.少額(2円)から取引できる
Huobi Japan2円から取引を開始できる点に特徴がある。取引所方式での注文が対象で、ビットコイン(BTC)のほかイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)などの銘柄を2円から発注可能だ。少額で利用したい人にはメリットが大きいだろう。
4.取扱銘柄が豊富
Huobi Japanは全26銘柄・58銘柄ペアを取り扱っており、58もの銘柄ペアの取り扱いは国内でトップクラス(同社調べ、2022年12月12日時点)。取り扱いが豊富なため、さまざまな投資を試すことができるだろう。
5.フォビトークン(HT)の保有による特典
Huobi Japanで購入できるフォビトークン(HT)を購入すると手数料割引などの特典が受けられる。フォビトークンの保有量や、取引所における取引状況によって取引手数料率が変わる仕組みとなっており、レベル1で最大10%OFF、最高レベルであるレベル8で手数料が最大無料になる仕組みだ。
Huobi Japan(フォビジャパン)のデメリット
Huobi Japanのデメリットとしては出金制限があることが挙げられる。
1.日本円の出金制限がある
Huobi Japanでは、セキュリティの都合上、パスワードを変更してから24時間は日本円の出金が制限される。また、定期メンテナンスが毎週月曜日の午前1時〜2時まで行われるため、注意する必要がある。出金手数料もかかるので、出金には不自由な点も多い。
2.取引量が少ない
口コミでも見られたように、Huobi Japanの取引量は比較的少ない。
【国内取引所 ビットコイン(BTC)出来高ランキング(2022年11月)】
- bitFlyer:286,001 BTC
- GMOコイン:98,841 BTC
- Coincheck:87,611 BTC
- OKCoinJapan:53,821BTC
- BTCBOX:16,629 BTC
- bitbank:13,753 BTC
- Huobi Japan:1,200 BTC
出典:Bitcoin日本語情報サイト 国内ビットコイン市況
他の主要な取引所と比較して、出来高の桁が異なるほど少ないことが分かる
3.レバレッジ取引の対象がBTC/JPYのみ
Huobi Japanは幅広く通貨を取り扱っているが、レバレッジ取引の対象となる通貨ペアはBTC/JPYのみである。
Huobi Japan(フォビジャパン)のデメリットを補完できる取引所
bitFlyer(ビットフライヤー)
取引量を重視したいならbitFlyerの口座も併せて開設しておくといいだろう。2021年7月の同社リリースによると、bitFlyerは国内のビットコイン取引量において5年連続首位となったようだ。前章で紹介した直近24時間におけるビットコイン取引量においても、bitFlyerは国内の主要な取引所全体のおよそ3割を占めた。
GMOコイン
入出金の利便性を重視したいならGMOコインの口座も併せて開設しておきたい。二段階認証が必要だが、GMOコインは手数料無料で1日最大2,000万円まで出金できる。別途400円を負担すれば大口出金として1日最大1億円まで出金可能だ。
Huobi Japan(フォビジャパン)の取扱通貨
Huobi Japanの取扱通貨は以下の通り。
BTC
(ビットコイン)ETH(イーサリアム) HT
(フォビトークン)XRP
(リップル)BCH
(ビットコインキャッシュ)LTC
(ライトコイン)XLM
(ステラルーメン)XEM
(ネム)BAT
(ベーシックアテンショントークン)MONA
(モナコイン)ONT
(オントロジー)TRX
(トロン)QTUM
(クアンタム)XYM
(シンボル)ETC
(イーサリアムクラシック)ADA
(エイダコイン/カルダノ)DOT
(ポルカドット)ENJ
(エンジンコイン)IOST
(アイオーエスティー)JMY
(ジャスミー)LSK
(リスク)OMG
(オーエムジー)XTZ
(テゾス)BSV
(ビットコインSV)COT
(コスプレトークン)DEP
(ディープコイン)
Huobi Japan(フォビジャパン)の手数料
取引手数料
【取引所】
Maker:0~0.20%
Taker:0~0.20%
※BTC/JPYは2022年2月1日よりMaker・Takerいずれも無料
【販売所】
無料
【レバレッジ取引】
建玉ごとに0.03%/日
※取引手数料、ロスカット手数料は無料
入出金手数料
【入金】
クイック入金:無料
振込入金:振込元金融機関ごとの手数料
【出金】
330円
Huobi Japanの手数料については、公式HP内の「手数料」を参照のこと。
Huobi Japan(フォビジャパン)では、レバレッジ取引は最大2倍
Huobi Japanでは、最大2倍までのレバレッジをかけて取引できる。
Huobi Japan(フォビジャパン)の取引ツール/スマホアプリ
Huobi Japanでは、取引ツールとしてTrading Viewを採用しており、100種類以上のテクニカル指標を用いながら、トレードを行うことができる。また、公式アプリ(iOS版/Android版)が用意されている。
ブラウザツール

上述のとおり、Huobi JapanではTrading Viewでチャートの分析が可能だ。板情報(他ユーザーの注文情報)も同時に確認できるため快適な環境で取引できるだろう。
スマホアプリ

スマートフォンアプリでは口座開設から取引、資産管理まで完結できる。高機能チャートも搭載されているため、スマートフォンでも高度な取引ができるだろう。
Huobi Japan(フォビジャパン)のセキュリティ
Huobi Japanは世界最高水準のセキュリティを持つ(2019年9月ICORating社調べ)。仮想通貨はオフラインで保管され、複数人承認による管理が行われている。
Huobi Japanのセキュリティ対応については、公式HP内の記事「セキュリティについて」から確認することができる。
Huobi Japan(フォビジャパン)がおすすめである人の特徴
Huobi Japan(フォビジャパン)がおすすめである人の特徴は3つある。
- 取扱通貨数を重視したい
- 少額から取引を始めたい
- HTの保有によりお得に利用したい
取扱通貨数を重視したい
Huobi Japanは、国内取引所でもトップクラスの取扱通貨数を誇る。国内の主要な取引所であるCoincheck(コインチェック)や、GMOコインでも取り扱いがない通貨を取り扱っているので、すでに主要な取引所で口座を開設していて、仮想通貨の取引を始めている人にも開設するメリットがある。取扱通貨数を重視し、取引の選択肢の幅を広げたい人に向いているといえるだろう。
少額から取引を始めたい
Huobi Japanは、2円から取引できることから、初心者が仮想通貨に投資する場合も気軽に始められる。少額から投資できる点は、草コインのような知名度と流動性は低く、暴落のリスクもあるが、高騰した場合に高い利益が見込める銘柄に投資する場合にもリスクを抑えられることから、Huobi Japanの幅広い取扱通貨数とマッチしている。
HTの保有によりお得に利用したい
フォビトークン(HT)は保有し、取引所を利用するほどHuobi Japanの取引手数料の割引がお得になるレベルシステムを採用している。利用を続けながらフォビトークンを保有するほど、メリットが大きくなるので、サブ口座ではなくメイン口座にすることも検討できるだろう。Huobi Japanをメイン口座にするなら、フォビトークンは保有しておきたいところだ。
Huobi Japan(フォビジャパン)が向いていない人の特徴
Huobi Japan(フォビジャパン)が向いていない人の特徴は下記の2つだ。
- 約定までのスピードを重視したい
- 幅広い通貨でレバレッジ取引を行いたい
約定までのスピードを重視したい
本家のHuobiグループの取引量は大きいが、Huobi Japanの取引量は少ない。そのため、約定までのスピードに不安がある。取引の成立しやすさを考えるなら、国内でも取引量の多い代表的な仮想通貨取引所を選ぶことを推奨する。
幅広い通貨でレバレッジ取引を行いたい
Huobi Japanでは、BTC/JPY以外のレバレッジ取引はできないので、広くレバレッジ取引を行いたい人には向いていない。レバレッジ取引に特化した取引所には DMM Bitcoinがあるので、レバレッジ取引における幅を重視するなら別の取引所を選ぶほうが良いだろう。
Huobi Japan(フォビジャパン)の口座開設
口座開設の手順
Huobi Japanの口座開設は以下の手順で行う。
- 口座開設画面でメールアドレスとパスワードを入力
- 各種規約に同意し、「新規登録」ボタンをクリック
- セキュリティ認証後に送られる仮登録メールに記載の認証コードを入力
- 氏名などの基本情報を入力し、本人確認書類を提出
- 審査後に郵送される郵便物(転送不要、書留)を受け取る
この場合、最後の郵送物を受け取りが本人確認を兼ねている。したがって郵送物を受け取るまでは取引できないため、すぐにサービスを利用できるわけではない点に注意したい。
ただしオンラインで本人確認を完結できる「かんたん本人確認」の場合、最短即日にサービスを利用できる。本人確認書類として「運転免許証」か「在留カード」、または「個人番号カード(マイナンバーカード)」を提出することが条件だ。
【「かんたん本人確認」で口座開設を行う手順】
- 口座開設画面でメールアドレスおよびパスワードを入力
- セキュリティ認証を行う
- メール認証を行う
- 「かんたん本人認証」を選択
- 氏名などの基本情報を入力
- 画面の指示に従い、スマートフォンで本人確認書類を撮影
- 画面の指示に従い、スマートフォンで顔写真と動画を撮影
必要書類
Huobi Japanで取引を行うためには、所定の書類を提出し本人確認を終える必要がある。提出できる書類は以下のとおり。
【提出できる本人確認書類】
- 運転免許証
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- パスポート
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 健康保険証
なお、上述のとおり「かんたん本人確認」で口座開設を行う場合は「運転免許証」か「在留カード」、または「個人番号カード(マイナンバーカード)」のみ提出できる。
Huobi Japanの口座開設は、こちらから行うことができる。
(画像:Shutterstock)