仮想通貨 チリーズ(Chiliz/CHZ)の将来性は?購入方法についても解説!【おすすめ!】

今回の記事では、暗号資産(仮想通貨)の中でも期待する声の大きいチリーズをご紹介する。チリーズの将来性や購入方法についても記載しているので、参考にしていただきたい。
なお、海外の仮想通貨取引所を利用する際にも、国内の仮想通貨取引所を使うことが少なくないため、Coincheckなど代表的な取引所の口座開設もぜひ進めておこう。
この記事の目次
チリーズの基本情報
チリーズは仮想通貨プロジェクト名・またはトークン名とのことであり、暗号資産やブロックチェーン技術を使って、主にスポーツクラブ、スポーツファンのの交流を深める取り組みに用いられている。
チリーズの詳細情報は以下のとおりである。
概要 | 詳細 |
---|---|
名前 | チリーズ(Chiliz/Chz) |
関係ある分野 | サッカーやバスケットボール、テニスなどのスポーツ分野 |
公式サイト | Chiliz公式サイト |
チリーズは様々な種類のスポーツに関係しており、日本でも最近注目を浴びているeスポーツも含まれている。提供しているサービスとしてはファン投票と報酬を組み合わせた「Socios.com」や公式ファントークンが取引できる「Chiliz.net」などのサービスである。
スポーツ業界と仮想通貨を組み合わせたものは斬新であり、注目を浴びる理由となっている。
チリーズのこれまでの価格推移
チリーズのこれまでの価格推移を以下の2つの区分で見ていこう。
- 2020年までの価格推移と要因
- 2021年からの価格推移と要因
これまでの価格推移と要因を知ることができれば、今後の値動きを予想するうえで一助となるだろう。
2020年までの価格推移と要因
チリーズは2019年9月、大手取引所バイナンスに上場した。2019年9月から2020年の終わりにかけては、0.004ドル〜0.025ドルのレンジ内で推移していた。
2021年〜からの価格推移と要因
特に大きな変化が見られなかった2020年だが、2021年2月に国内大手取引所であるコインチェックとの連携が発表されてから一気に高騰した。仮想通貨は大手取引所と連携したり上場したりすると高騰するものが多く、チリーズもそのうちの1つであった。
2021年1月のはじめは約0.02ドルだったが、3月には0.31ドルと、わずか2ヶ月で15倍にも跳ね上がっている。
時価総額ランキングも上げており、2021年5月には54位と、数ある仮想通貨中でも上位だ。
急騰した要因を改めてまとめると以下の3つである。
- 複数の大手取引所への上場
- アメリカ市場への進出
- 仮想通貨全体の盛り上がり
チリーズはもともと「バイナンス」「Chiliz Exchange」といった大手の仮想通貨取引所でしか取り扱われていなかった。しかし2021年にもなると「HitBTC」や「Bitcoin.com」「Changelly」という3つの取引所へ上場した。
これにより流動性が高くなり、多くのユーザーがチリーズに投資したと考えられる。結果として価格が上昇したのだろう。
また、チリーズはもともとヨーロッパ諸国のサッカークラブを対象としたものだったが、アメリカのスポーツリーグに進出したり、仮想通貨全体が盛り上がったりと2つの良い要因により価格が上昇したと考えられる。
チリーズの特徴
チリーズの特徴は以下の4つだ。
- スポーツチーム運営などに関われる
- ファントークンとトレード可能である
- トークンハントによって無料で増やすことが可能である
- 「Socios.com」のアプリ内からだとクレカ払いが可能
それぞれの特徴を詳しく見てみよう。
スポーツチーム運営などに関われる
公式ファントークンはファン投票&報酬アプリの「Socios.com」内で、クラブチームが開催する投票イベントの「投票権」の機能を果たしている。参加できる投票には、スタジアムの名称、ユニフォームのデザインについてなどが挙げられる。さらには特別優待やトークンハントといったさまざまな機能があり、ファンが楽しめるように工夫されている。応援するチームの運営に関われるのは、ファンにとって魅力的だろう。
楽天ポイントとファントークンをトレード可能
チリーズは2021年4月15日に楽天ヨーロッパと事業連携を発表している。
このパートナーシップによってスペイン・ドイツなどのヨーロッパ圏の楽天ユーザーは楽天ポイントとファントークンの交換が可能だ。楽天は日本でも大手の小売業者であるため、日本でも連携が進めばさらに利用できる場面が増えるだろう。それだけではなく、日本における知名度も上がり需要が増すはずだ。
トークンハントによって無料で増やすことが可能
チリーズはアプリの「Socios.com」内のサービスを利用すれば、「トークンハント」で無料で増やせる。さらにトークンハントといってもチリーズのみならず、さまざまなスポーツクラブのファントークンも入手できる。ミニゲーム感覚でファントークンを獲得できるため、ユーザーは飽きることなくトークンを入手できるだろう。
仮想通貨の売買には抵抗がある方も、こういったゲーム感覚でトークンを貯められると楽しめるのではないだろうか。
「Socios.com」のアプリ内からだとクレカ払いが可能
多くの仮想通貨は仮想通貨取引所にて円・ドル・暗号資産などで購入する。しかしチリーズはクレジットカードまたはデビットカードで購入できるのだ。そのため、多くの取引に必要な口座開設をする必要がなく、簡単だ。
Socios.comにはウォレット機能があるため、購入した通貨はアプリ内で保有される。仮想通貨取引所で購入したチリーズは他の仮想通貨のようにSocios.comのウォレットに移して使える。
チリーズの3つの将来性
チリーズに将来性があると言われる主な理由は以下の3つだ。
- ファントークンパートナーシップ増加
- バイナンス(Binance)やOKExから出資を受けている
- コインチェックとの提携と上場の可能性
なぜ将来性が高いのかその理由を詳しく見てみよう。
ファントークンパートナーシップ増加
チリーズはさまざまな場所へと進出しており、もともとはヨーロッパが主戦場だったが今ではアメリカのスポーツリーグにも進出し、2021年にはアメリカのニューヨークに新しいオフィスを開設している。アメリカの5大リーグであるNBA、NFL、MLB、NHL、MLSとの連携を進める予定だ。
さまざまなスポーツと連携することを目標としているため、今後は日本とも連携する可能性がある。そうなればさらに注目が集まり、チリーズの知名度は一気に高まると予想される。
バイナンス(Binance)やOKExから出資を受けている
チリーズは仮想通貨界隈で最もビックな取引所といっても過言ではないBinanceとOKexから出資を受けている。Binanceの取引量は世界第一位、OKexが第二位だ。大手の取引所から出資を受けていることから、その将来性も高いと言えるだろう。
コインチェックとの提携と上場の可能性
チリーズは2021年2月には国内取引所のコインチェックとNFTマーケットプレイス事業で業務連携をしており、上場の可能性があると期待されている。コインチェックへの上場が決定すれば再びチリーズは高騰するだろう。
チリーズを購入できる取引所

チリーズを購入できる主な取引所は以下のとおりだ。
- Chiliz Exchange
- Binance
- Huobi Global
- OKEx
- HitBTC
- Uniswap
- Bitfinex
- KuCoin
- FTX
それぞれの取引所について詳しく見てみよう。チリーズを購入する方以外でも参考になるはずだ。
Chiliz Exchange
Chiliz Exchangeの特徴は以下のとおり。
- BinanceやOKExが出資している
- 日本語に対応している
- スポーツチームの意思表示に参加できる
冒頭でも述べたようにBinanceやOKExが出資している注目の集まっている取引所だ。日本語に対応しているため、日本人でも問題なく利用できる。スポーツチームの意思表示にも参加できるため、ファンにとっては魅力的だろう。
Binance
Binanceの特徴は以下のとおり。
- 取扱通貨は350種類以上
- ステーキングやレンディングがある
Binanceは世界最大の取引所というだけあって取扱通貨は350種類以上もある。ステーキングやレンディングなどのサービスもあり、預け入れるだけで報酬として通貨を増やせる。
Huobi Global
Huobi Globalの特徴は以下のとおり。
- 独自トークンの取引によって取引手数料が半額
- global版は日本在住者の利用ができない
- イーサリアムやイオスなどのアルトコインもレバレッジ取引が可能
独自トークンを使い。取引をすると取引手数料が半額になるのはとても魅力的ではないだろうか。さらにイーサリアムやイオスなどのアルトコインのレバレッジ取引も対応可能だ。しかし残念なことにglobal版は日本人は利用できない。そのためHuobi Japanを利用しよう。
OKEx
OKExの特徴は以下のとおり。
- 最大レバレッジ100倍
- 取扱銘柄数165種類以上
- 日本語には対応していない
OKExは最大レバレッジ100倍と効率よく資本金を得られる。さらに取扱銘柄数は165種類以上となっており、さまざまな銘柄を楽しめるのが特徴だ。しかし日本語には対応していないため、英語が苦手な方には難しいだろう。
HitBTC
HitBTCの特徴は以下のとおり。
- 取扱銘柄数382種類
- 現物取引
- 日本語には対応していない
HitBTCは取扱銘柄数が382種類と非常に豊富だ。
取引方法は現物取引となっている。日本語には対応していないものの、なるべく多くの種類の仮想通貨を取り扱う取引所が良い方は、検討してみてはいかがだろう。
Uniswap
Uniswapの特徴は以下のとおり。
- 本人確認を行う必要がない
- セキュリティ体制が整っている
- 資金を預ければ報酬を得られる
Uniswapは本人確認を行う必要がないため、スムーズに取引できるのが特徴だ。さらにセキュリティ体制が整っているため、ハッキングが心配な方でも比較的安心して利用できるだろう。資金を預ければ報酬を得られるため、何もしなくとも専用ガバナンストークンが増える。
Bitfinex
Bitfinexの特徴は以下のとおり。
- 現物取引もレバレッジ取引も行っている
- 日本語には対応していない
- コールドウォレットやマルチシグ対応
Bitfinexは現物取引もレバレッジ取引も行っている。日本語には対応していないものの、日本在住者でも問題なく利用できる。コールドウォレットやマルチシグにも対応しているため、安心して利用できるだろう。
KuCoin
KuCoinの特徴は以下のとおり。
- 300種類以上もの銘柄を取り扱っている
- 手数料が安い
- 口座開設が簡単
KuCoinは300種類以上もの銘柄を取り扱っているのが特徴だ。さらに手数料が0.09%から0.1%程度と低めに設定されている。口座開設もとても簡単であるため、初心者でもすぐに利用できるだろう。しかし日本語には対応していないため注意しよう。
FTX
FTXの特徴は以下のとおり。
- レバレッジ最大101倍
- 日本語対応している
- 40種類以上もの銘柄
FTXはレバレッジが最大101倍だ。日本語にも対応しており、銘柄も40種類以上と豊富である。
チリーズの購入方法
チリーズの購入で主に想定されるステップは以下のとおり。
- 国内取引所に口座開設し、仮想通貨を購入
- 購入した仮想通貨を海外の仮想通貨取引所に送金・チリーズを購入
それぞれのステップを詳しく解説する。
国内取引所に口座開設し、仮想通貨を購入
仮想通貨を購入するために国内取引所に口座開設しよう。国内取引所でおすすめなのはコインチェックだ。もちろん他の国内取引所もあるが、代表的な取引所の中でも長らく取り扱い通貨数も最高水準を誇り、アプリも定評がある為、迷ったらコインチェックが無難だろう。コインチェックの取引方法は以下を参考にしてほしい。
海外の仮想通貨取引所に送金・チリーズを購入
海外の取引所に通貨を送ったら、その取引所にてチリーズを購入しよう。なお、国内取引所に比べてセキュリティやサポート面では不安材料もあるため、意識しておきたい。
まとめ
この記事ではチリーズの基本情報から購入方法などを紹介した。チリーズはスポーツと仮想通貨の組み合わせという今までになかった発想を形にしたものだ。仮想通貨に精通している人はもちろん、スポーツファンもこの銘柄を購入してみると面白いだろう。
なお、海外取引所のやり取りをする際にも、国内の仮想通貨取引所は必要なことは多い。チリーズを取り扱う可能性が比較的高いCoincheckの開設もぜひ進めておこう。
(画像:Shutterstock)