TRUST CLUBゴールドカード──ゴールドを手に入れたい20〜30代のビジネスパーソンのための1枚

社会人になって年数を重ねると、後輩ができたり、重要な仕事を任されたりと、徐々に社会的な立場が高くなる。それに見合うようにクレジットカードのステータスをアップさせたいと考えたとき、「TRUST CLUBゴールドカード」はどうだろう。
年会費は1万円を超えるものの、入会条件の目安は「25歳以上、年収400万円以上」と、若いひとたちにも門戸を開き、ゴールドカードに見合う数々のサービスが用意されているからだ。
TRUST CLUBゴールドカードの基本情報
入会条件の目安として、年齢が25歳以上、年収は400万円以上と明示している。カード利用可能枠は個人で異なるが80万~125万円。申し込むとキャッシングやカードローン枠が設定できる。ETCカードでは通行料金に応じてポイントが加算される。
年会費 | 1万3,200円(税込) |
ブランド | VISA |
ポイント・還元率 | SuMi TRUST CLUB 「リワードプログラム」(無期限)、1%前後 通常ショッピングの場合(3ポイント/100円) リボルビング払いの場合(4ポイント/100円) |
保険 | 海外旅行傷害保険:最大7,000万円 国内旅行傷害保険:最大7,000万円 |
ETCカード | 発行手数料・年会費:無料 (保有車両台数にあわせて5枚まで発行可能) |
家族カード | 無料(本会員の配偶者・両親・18歳以上の子息) |
申し込み条件 | 25歳以上、年収400万円以上(所定の入会審査あり) |
TRUST CLUBゴールドカード5つの特徴
TRUST CLUBゴールドカードはどのような特徴があるのか見てみよう
特徴1 ポイントが貯まりやすい
ショッピング利用のポイントはAMEXゴールドカードなどが100円で1ポイントなのに対し、TRUST CLUBゴールドカードは100円で3ポイントがつく。リボ払いを選択すると4ポイントになる。また、ポイントに有効期限はなく、翌年の年会費にも充当でき、年会費負担を減らせる。
特徴2 ショッピングに強い
楽天市場やYahoo!ショッピングなど国内ネットショッピングサイトが集まる会員専用の「オンラインショッピングモール」が利用できる。通常のポイントに加えボーナスポイントかキャッシュバックの特典が受けられる。
特徴3 空港ラウンジが使える
国内29主要空港と海外2ヵ所の空港ラウンジが無料で使える。また世界140ヵ国1,200ヵ所以上の空港VIPラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」に年会費無料で加入できる。帰国時に空港から手荷物宅配サービスがある。
特徴4 国内旅行の宿もお得に
独自の審査項目をクリアした一流ホテルや旅館だけを、お得な価格で紹介する宿泊予約サービス「Relux」を、通常よりもさらに優待価格で利用できる。
特徴5 最高7,000万円の旅行傷害保険
国内・海外旅行で最高7,000万円の傷害保険がつく。ショッピングではカードで購入した商品の90日以内の破損、盗難などを年間最高500万円まで保障する「バイヤーズ プロテクション」のサービスがある。
TRUST CLUBゴールドカードの注意点
TRUST CLUBゴールドカードの特徴だけでなく、注意点も確認しておこう
1ポイント=1円ではない
他カードでは、貯まったポイントは1円換算で使えることが多いが、TRUST CLUBゴールドカードでは、楽天など他社ポイントに移行したり、ギフト券・商品券と交換したりするのに、4~5倍のポイントが必要となる。つまり、1ポイントが、必ずしも1円にならないので、ポイントを使うときは注意が必要だ。
年会費が高め
年会費1万3,200円(税込)という設定に「割高感」を覚える人がいるかもしれない。入会初年度の会費無料などのキャンペーンも実施されていない。カードホルダーは年会費に見合うようにサービスや特典を利用することが求められるだろう。
TRUST CLUBゴールドカードはこんな人なら持ちたい
TRUST CLUBゴールドカードはどのような人に適したカードなのだろうか。オススメされることが多い人たちの特徴をまとめてみよう。
社会人経験をある程度積んだ20〜30代の人
社会人経験を積んで、接待の機会が増えたり、会社の後輩にご馳走したり、仕事でもプライベートでも、目上の人や社外の人とのお付き合いが増えて、よりステータスの高いクレジットカードを持つ必要性が生まれている人
グルメな人
対象の高級レストランが優待価格となる「TRUST CLUB ダイニングセレクション」や国内外の一流レストランで優待が受けられる「ダイニング by 招待日和」が利用できる。
TRUST CLUBゴールドカードの評判・クチコミ
実際のカードホルダーたちはこのカードに対してどのような評価を下しているのだろうか。ネットで比較サイトなどに掲載されたレビューやクチコミ(口コミ)をみてみよう。
「世界的に知名度のあるシティカードだったが、数年前に三井系列に身売りされて無名カードになってしまった。365日24時間だった電話対応は平日の9時から17時に改悪されたのに、年会費は以前のまま」
「CITIから変更になってしまい、アメリカでのステータス性は消えてしまった」
というように、発行会社がシティーグループから三井住友系のカード会社に変更になったことについて否定的な意見が見られた一方で、
「空港ラウンジは充実していて、国内空港であれば問題なく使える。ゴールドカードとしては満足している」
と肯定的な声もあった。
TRUST CLUBゴールドカードは出張や旅行が多い人がメリットを感じられる
TRUST CLUBゴールドカードの良いところは、条件の目安が「25歳以上、年収400万円以上」と明確なことだろう。組織の中堅としてレベルアップしていきたい20〜30代のビジネスパーソンで、クレジットカードのステータスを上げたいと考えている人にとっては、申請資格を満たしているかどうかが分かりやすい。
空港ラウンジ利用や高級レストランの優待が充実しているので、ビジネスでの出張が多い人や旅行が趣味の人にはメリットが感じられるのではないだろうか。