アヴァトレード(Ava Trade)・ジャパン(FX)の概要や評判、取引コストを解説

外資系FX会社のアヴァトレード・ジャパンは55種の通貨ペアを取り扱い、他社にないマイナー通貨でも取引が可能だ。取引単位は1,000通貨。取引コストは変動性で、事前に把握するのは難しいが、比較的高めの設定であると思われる。

世界的取引ツール「メタトレーダー4(MT4)」に対応しており、自動売買を行うことが可能だ。自社オリジナルの自動売買ツールも2種用意している。

アヴァトレード・ジャパン株式会社の概要――外資系FX会社

アヴァトレード・ジャパンは国際金融グループ「アヴァグループ」の子会社だ。中核企業「アヴァトレード」が2006年にアイルランドに設立され、現在は世界10カ国に展開する。18万口座を保有し、年間の取引高は5,000億ドルを超える。

自己資本比率は658.5%(2020年8月時点)で、顧客からの預かり資産はすべて「日証金信託銀行」にて分別管理されている。

アヴァトレード・ジャパンの会社概要とサービス概要は下記の通りだ。

会社名アヴァトレード・ジャパン株式会社
代表取締役社長丹羽広氏
設立年月2007年3月
資本金1億円
株主Ava Trade Ltd.(100%)
信託保全先日証金信託銀行株式会社
取引金融機関三井住友銀行
三菱UFJ銀行
ジャパンネット銀行
自己資本規制比率622.8 %(2020年10月時点)
通貨ペア数55種類
最小取引単位1,000通貨(0.01ロット)
取引手数料無料
口座維持費無料
入出金手数料クイック入金のみ無料、出金無料
出金にかかる日数3営業日
レバレッジ個人は25倍固定
両建て可能(会社側は非推奨)
取引時間米国標準時間:月曜7:00~土曜7:00
米国夏時間:月曜6:00~土曜6:00
ロールオーバー米国標準時間:毎日6:58~7:05
米国夏時間:毎日5:58~6:05

入金手数料は基本的に自己負担だが、出金手数料は会社負担となっている。出金にかかる日数は3営業日が目安だ。

クイック入金を利用すると振り込み手数料が無料となる。対象の銀行は、ゆうちょ銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行などの都市銀行や、楽天銀行、住信SBIネット銀行などのネット銀行があげられる。

メンテナンスに関しては取引時間外である週末におこなわれるが、緊急メンテナンスの必要性がある場合はこの限りではない。

取り扱い通貨は55種 1,000通貨単位の取引

アヴァトレード・ジャパンの通貨ペアは55種あり、取り扱いは抜群に豊富だ。「イスラエルシェケル」や「チリペソ」など、マイナー通貨まで取引できる。通貨ペアの一覧は以下の通りとなっている。

通貨ペアの数自体は豊富だが、対円通貨ペアの数が7種であることには留意したい。市場シェアが高いFX各社では全通貨ペアに占める対円通貨ペアの割合は半数近くを占めるが、アヴァトレード・ジャパンは全通貨ペアに対して1割強である。

初心者にとっては対円通貨ペアの方が取引しやすいかと思われるが、アヴァトレード・ジャパンの場合は外貨同士の通貨ペアも視野に入れた方が同社の選択肢を十分に活かし切ることができるだろう。

自己資金が証拠金の100%を下回るとロスカット

FXでは取引で評価損失が一定以上になると、それ以上の損失を防ぐためにポジションを強制的に決済する「ロスカット」処置が取られることが一般的だ。アヴァトレード・ジャパンの場合、自己資金が証拠金の100%時点まで下がると発動される。

たとえばポジションの証拠金率が4%(レバレッジ25倍)である場合、100万円分のポジションを建てるために必要な証拠金は4万円だ。自己資金が10万円なら6万円の損失でロスカットされる。

法人口座のレバレッジは変動する

個人口座のレバレッジは25倍固定だが、法人口座の必要証拠金率は変動する。必要証拠金率が変動すればかけられるレバレッジも変動してしまう。

対円通貨ペア7種に限定して2020年11月に公開された法人口座の必要証拠金率について下記の表にまとめた。

米ドル/円1.4%NZドル/円2.0%
ユーロ/円1.5%カナダドル/円1.7%
豪ドル/円2.1%スイスフラン/円1.3%
英ポンド/円1.9%  

必要証拠金率からレバレッジを計算する方法は「100÷必要証拠金率」だ。米ドル/円であれば100÷1.4%=約71.4倍となる。

アヴァトレード・ジャパンのメリット――優秀な取引ツールを利用できる

アヴァトレード・ジャパンを利用するメリットはメタトレーダー4(MT4)とメタトレーダー5(MT5)が使えることがあげられる。

メタトレーダー4(MT4)は世界のFXブローカー100社以上で採用されている優秀な取引ツールだ。テクニカル分析からシストレまでこなせるので、日本の投資家においても利用率が高い。
メタトレーダー5(MT5)はMT4の次のバージョンであり、アヴァトレード・ジャパンは日本でも数少ないMT5に対応したFX会社である。

日本の大手のFX会社は独自で取引ツールを作成し、サービスの差別化を目指しているので独自の取引ツールが使いにくいと感じることもあるだろう。
アヴァトレード・ジャパンは実績の伴った優秀な取引ツールで取引ができるので、取引ツールで不便な思いをしたくない人にメリットが大きいFX会社だ。

また、MT4が合わなかった人にもアヴァトレード・ジャパンは「DUPLI TRADE」と「AMMA(Ava MT4 Multi Agemt)」の2つの独自の取引ツールを用意している。
取引ツールに関しては後ほど詳しく解説するが、他のFX会社の独自ツールを使って不便な思いをした人はアヴァトレード・ジャパンを検討しよう。

また、円通貨ペアは少ないが、マイナーな通貨ペアを含む55種類の通貨ペアを扱っているのもメリットといえるだろう。

アヴァトレード・ジャパンのデメリット――情報収集に難あり

一方で、アヴァトレード・ジャパンのデメリットをあげるなら情報収集がしにくいことだろう。

アヴァトレード・ジャパンのコンテンツには動画マニュアルにMT4動画マニュアルとマーケット情報に小次郎講師直伝「チャートの極意」があるが、最低限の情報コンテンツしかない。

ハイレベルな取引ツールがあり、取引できる通貨ペア数が多いため、トレーダーの中でも優秀な取引ツールを使いたい人や、取引したいマイナー通貨がある場合は特に向いているが、情報収集に関してもより手厚くしたい方は、他のFX会社で情報収集用の口座を持とう。FX会社の口座開設は基本的にどこも無料だ。

アヴァトレード・ジャパン株式会社の評判――通貨ペアの多さに定評 コストには厳しい意見

アヴァトレード・ジャパンの口コミを確認すると、通貨ペアの豊富さには好意的な意見が多かった。他社にないマイナー通貨にも取引できるため、通貨ペアの選択肢を求める層からは強い支持がありそうだ。一方で、取引コストの高さには厳しい意見が多い印象だ。

アヴァトレード・ジャパンの取引コスト――コストは変動性、スプレッドは広い

アヴァトレード・ジャパンの取引コストは変動性のため、事前に確認することが難しい。

ここではアヴァトレード・ジャパンが参考値として公開している取引コストのうち、対円通貨ペア7種の取引コストについて、以下の通りまとめる。

米ドル/円1.1銭NZドル/円2.7銭
ユーロ/円1.8銭カナダドル/円2.3銭
豪ドル/円2.1銭スイスフラン/円2.5銭
英ポンド/円2.5銭  

アヴァトレード・ジャパンの「米ドル/円」「ユーロ/円」「豪ドル/円」の取引コストを、市場シェアの高いFX各社と比較すると、3通貨ペアいずれにおいてもアヴァトレード・ジャパンが最も高くなった。

主要通貨ペア「米ドル/円」では、取引コストが最も安くなった「SBI FXトレード」の11倍以上、2位以下のFX会社でも5倍以上アヴァトレード・ジャパンの方が高くなった。他通貨ペアでも数倍の取引コストだ。

アヴァトレード・ジャパンの取引コストは変動性のため一概にはいえないが、取引コストは比較的高めに設定されていると考えられるだろう。

アヴァトレード・ジャパンの取引ツール――世界的ツール「メタトレーダー4(MT4)」 

アヴァトレード・ジャパンは「メタトレーダー4(MT4)」に対応している口座で、取引ツールとしても提供している。MT4は世界中のトレーダーが愛用する取引ツールで、多彩なテクニカルチャートを表示させることが可能となっている。

なお、MT4で表示されるレートは、アヴァトレード・ジャパンが提供するレートとは異なる。あくまで参考値として捉え、実際の売買ではアヴァトレード・ジャパンのレートを確認するのが望ましい。

MT4では自動売買も可能だ。「EA(Expert Adviser)」と呼ばれる自動売買プログラムを自分で設定するか、あるいはすでに設定されたEAを選択することで自動売買を始められる。

アヴァトレード・ジャパンはMT4のブラウザ版も提供しているため、サブPCやスマホからでも利用できる。ただしブラウザ版は自動売買には対応していないので注意が必要だ。

アヴァオリジナル自動売買ツール「DUPLI TRADE」「AMMA」

MT4でも自動売買は可能だが、アヴァトレード・ジャパンは独自の自動売買も提供している。「DUPLI TRADE」と「AMMA(Ava MT4 Multi Agemt)」の2種で、どちらもすでに売買条件が設定された自動売買プログラムを選ぶ選択型の自動売買ツールだ。

利用するにはアヴァトレード・ジャパンの口座を作成後、別途申し込みが必要となる。

アヴァトレード・ジャパンは日本初のMT5に対応したFX会社

アヴァトレード・ジャパンはMT4の次のバージョンである「メタトレーダー5(MT5)」を日本で初めて利用できるようにしたFX会社だ。
MT5はMT4の改良版であり、動作もチャート分析も次世代であるMT5の方が優れている。現状はMT4の方が使われているが、今後普及していくのはMT5だろう。

MT4とMT5の具体的な違いは、タイムフレーム設定をMT4が9種類に対して、MT5は2倍以上の21種類のタイムフレームから選択して選ぶことができる。
マーケットデータも買値、売値、高値、安値、時間の5つの値のみの取得から、マーケットウォッチタブを利用することで20以上の統計データを閲覧可能となった。

現状は、MT4の方が使いやすいという意見もまだあるが、今後のアップデートが期待できるのはMT5なので、MT5に対応したアヴァトレード・ジャパンの口座の開設も検討しよう。

アヴァトレード・ジャパンの口座開設方法――口座の複数保有も可能

アヴァトレード・ジャパンの口座開設方法は次の3つの手順でおこなうことができる。

  1. 口座開設フォームに必要事項を入力
  2. 本人確認書類などの必要書類を提出
  3. 返送不要の簡易書留を受け取る

まず、口座開設フォームに必要事項を入力しよう。その後は、本人確認書類をWEB上からアップロードする。
マイナンバーカードを持っている場合は、マイナンバーカードの表面と裏面を撮影するだけで本人確認が終了する。

持っていない場合は個人ナンバーの通知カードまたはマイナンバー情報が含まれている住民票の写しと顔写真付きの身分証明書で本人確認が可能だ。

マイナンバーカードも顔写真付きの本人確認書類がない場合は書類の枚数が多くなるが、健康保険証や、印鑑登録証明書などの2つの書類と個人ナンバーの通知カードで認証できる。

その後、口座開設のための審査に通過すると返送不要の簡易書留が届くので、ログインをして口座開設は完了だ。

また、アヴァトレード・ジャパンはEA(エキスパート・アドバイザー)を複数稼働させたい場合や、シストレと裁量を同時におこないたい場合は口座を複数持てる。マイページにログインして「口座の追加」から2つ目の口座を開設可能だ。

リアル口座の開設の前にお試しでデモ口座を利用できる

アヴァトレード・ジャパンはリアル口座と呼ばれる正式な口座を開設する前にデモ口座を開設できる。

リアル口座と同じ機能を21日間、お試しで体験できる口座である。デモ口座は氏名・メールアドレス・電話番号の入力だけで開設可能だ。

デモ口座で機能を試してからリアル口座を開設するのもいいだろう。

アヴァトレード・ジャパンにログインできない場合の対処方法

アヴァトレード・ジャパンはMyAva(旧名:マイページ)にログインすることで、サービスを利用できる。

MyAvaにログインできない場合は、ログインID(メールアドレス)、パスワードに半角と全角の間違いも含めて誤りがないかどうかも確認しよう

また、デモ口座でMT4にログインするときは、サーバーの選択を間違えないようにしよう。サーバーの選択は「Ava-Demo」であり、「Ava-AVA Demo」ではログインできない。

他に問題がない場合で、ログインができないのであればアヴァトレード・ジャパンのカスタマーサポートに連絡が必要だ。

アヴァトレード・ジャパンの過去のキャンペーン

最後にアヴァトレード・ジャパンで過去におこなわれたキャンペーンを紹介する。

利用すれば利用するほどキャッシュバック――アヴァトレード大盤振舞キャンペーン

アヴァトレード・ジャパンでは過去に「アヴァトレード大盤振舞キャンペーン」が開催されていた。

アヴァトレード・ジャパンを利用すれば利用するほど、ステージが上昇しキャッシュバック金額が増えるキャンペーンだったが現在は開催していない。また、2014年にはキャッシュバック金額の変更があった。

過去のキャンペーンではあるが、今後また同様のキャンペーンを開催する可能性があるので参考となるキャンペーンの情報を下記にまとめている。

 変更前の金額変更後の金額
ステージ3300円400円
ステージ4400円500円
ステージ5500円600円

MT5を利用してポイントサイトでポイントをゲット

ポイントサイトのハピタスでは過去にアヴァトレード・ジャパンの利用でポイントが獲得できるキャンペーンを開催していた。アヴァトレードMT5の利用でポイントが獲得できるというものだ。

ポイント獲得条件は新規口座開設と、60日以内に往復で0.5ロット以上の取引を達成した場合である。獲得できるポイントは7500ポイント、ハピタスの1ポイントは1円として換算されるので7500円がもらえる計算だ。

2020年11月現在ではポイントサイトの案件がストップしているため、ポイントの獲得はできない。しかし、ポイントサイトでは定期的にFXの口座開設による、ポイントのキャンペーンが開催しているのでチェックしておこう。

アヴァトレード・ジャパンは取引ツールが優秀で、扱う通貨ペア数が多い

アヴァトレード・ジャパンの魅力を再度確認すると、MT4・MT5などの取引ツールが優秀で、扱っている通貨ペア数が55種類を超えているので様々な通貨を取引できることだ。

トレーダーの中でも、特に取引ツールにこだわりたい人や、イスラエルシェケル、チリペソなどのマイナーな通貨の取引がしたい人にアヴァトレード・ジャパンは向いているだろう。

アヴァトレード・ジャパンのクチコミ(口コミ)・評判は?

割安なレートを提示してくれるのがいい

評判・クチコミ

★★★★★5点

40代・男性
一時的なキャンペーンレートなどに頼ることなく、割安なレートを提示してくれるのは大変良いです。先進国を中心とする通貨のスプレッドは狭く優位性が高いですが、一方で発展途上国や新興国通貨のスプレッドは他社に劣る条件も多いです。なお、意見の異なる各アナリストからのニュースやマーケット情報も毎日更新されるのは大変便利です。スワップポイントもあまり期待できないため、自身は先進国通貨を中心にトレードを行っております。
実際にボラティリティの高まる局面でも約定拒否となることはなく加えて売買スプレッドが大きく上乗せされることもないので、安心して大きなロットで保有できます。その他国際ニュースの解説やそれにより想定される値動き等を分析してくれておりますが、ポジショントークや出尽くした材料を改めてなぞるような内容も多くあまり参考になりません。

メタトレーダー4が利用できるなどツールがいい

評判・クチコミ

★★★★4点

30代・男性
取り扱い通貨の幅が多く広く外国通貨、取引をしたい方にはお勧めだと思います。普段見かけたことがない通貨や通貨ペアも扱っていてマニア向けです。スプレットやスワップは他のサイトとは見劣りしますが、ツールも使いやすくメタトレーダー4が利用できますのでスムーズな注文ができ助かりました。
チャートも細かく自分好みで設定できますので自分で見やすい設定にできます。1000通貨単位で取引ができるので少額取引が多い方には合うと思います。

他のユーザーと差をつけたいなら利用すべき取引システム

評判・クチコミ

★★★★4点

30代・男性
複数の口座を開設しているユーザーにとって、自動的にトレーディングを管理するシステムは、テクニカル分析をする上では便利な内容だと思いました。高性能な取引フォームを採用していることで、各通貨におけるメリットやデメリットを即座に理解できます。
また過去のデータから売買すべきタイミングをチャートによって指南してくれるので、玄人ユーザーにとっては興味深い内容が満載です。
他のユーザーと差をつけたいならば、一度は利用すべき取引システムだと思われます。


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