FX始め方入門講座:初めての用語解説、アプリ・本の紹介も

(公開日:

「FX」とは、外国為替の売買取引によって利益を狙う投資方法だ。レバレッジをかけた取引により、少額の資金であっても大きな利益を得るチャンスがあるが、その反面、多額の損失を出すリスクもある。

そのため、初心者は基本的な知識を身につけてリスクをしっかりと理解した上で、FXを始める必要がある。この記事ではFXの仕組みや魅力のほか、口座開設から取引開始までの流れなどを包括的に解説する。

FX始め方① 仕組みと5つの魅力

FXは「Foreign Exchange」の略で、日本語にすると「外国為替証拠金取引」だ。通貨の価格は常に変動しているため、売買のタイミングによって利益を狙うことができる。

たとえば「1米ドル=100円」のときに米ドルを買って、「1米ドル=120円」へと円安ドル高になったら、20円の儲けとなる。逆に「1米ドル=90円」へと円高ドル安になってしまったら、10円の損となる。

基本的にはこうした仕組みで利益を狙うのがFXだが、その魅力をまずは確認しておこう。いくつも考えられるが5つに分類してみた。

魅力1 少額の投資で多額の利益を実現する「レバレッジ」

FX取引の手数料(ユーロ)

FXの最大の魅力は、少額の投資で大きな額の取引ができることだ。FXの世界ではこのことを「レバレッジをかける」という。レバレッジとは“てこ”のことだ。FXは最大25倍のレバレッジをかけられる。つまり1万円で25万円の資金を動かせる。

ただし、レバレッジをかけると利益の金額が大きくなる反面、大きな損失を出す可能性もある。FXでは「証拠金」を預けることでレバレッジをかけることができるが、その証拠金全てを失う場合や、証拠金以上の損失が発生することもある。

前述の通り、レバレッジは最大で25倍かけられるが、当初は3倍など低めで始めたほうがいいだろう。

魅力2 平日24時間いつでも取引できる

FXは月曜から金曜まで、24時間取引できる。為替取引市場は世界各国にあり、東京→ロンドン→ニューヨーク→シドニーのように、リレー形式で取引をつないでいる。したがって、夜間も含め24時間切れ目のない取引が可能だ。

FX会社にもよるが、日本が祝日であっても基本的に取引できる。取引時間の縛りが少ない点はFXの魅力の1つだと言えよう。ただし、土曜と日曜は各国の為替取引市場が休みのため、FXはできない。月曜の朝、再び市場が開くのを待とう。

なお、クリスマスやイースターなど、世界の多くの国が祝日となっている日は注意が必要だ。基本的に取引は可能だが、為替取引の参加者が少なく、値動きが荒くなりやすい。

魅力3 上昇相場でも下落相場でも利益が狙える

FXでは、通貨の価値が上昇もしくは下落のどちらの方向に動いても、利益が狙える。つまり価値が下落トレンドだからといって、利益を狙えないということはない。その理由は、FXでは「買い」からでも「売り」からも取引を始めることができるからだ。

ちなみにFX用語では、「買い」のことを「ロング」、「売り」のことを「ショート」といい、買い(ロング)から入った場合は価値が上昇すれば利益が発生、売り(ショート)から入った場合は価値が下落すれば利益が発生する。

買い(ロング)売り(ショート)
通貨の価値が上昇×
通貨の価値が下落×

したがって、価値の上昇が期待できる通貨はロングを、価値が下落しそうな通貨はショートを行うのが基本戦略だ。

「買い」しかできない取引だと、基本的に上昇相場でしか利益が期待できない。FXなら下落相場でも利益が狙えるため、収益機会が多い。これもFXの魅力の1つだ。

魅力4 金利がつく

FXでは2つの利益が狙える。1つは「キャピタルゲイン」で、もう1つが「インカムゲイン」だ。キャピタルゲインは先ほど触れたように、通貨の価値変動で得られる利益のことを指す。

一方、「インカムゲイン」とは、高金利の通貨を買い、低金利の通貨を売った時に付与される「スワップポイント」によってもたらされる。

スワップポイントは通貨を持っている期間毎日受け取ることができる。逆に低金利通貨を買い、高金利通貨を売った時はスワップポイントがマイナスになることもある。

高いスワップポイントが得られる高金利通貨としては、資源国や新興国のトルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランド、豪ドルなどが知られている。

魅力5 FXは学生でも始められる

未成年でもFX口座開設できる

FXの口座は、基本的には20歳以上でないと開設できないが、中には18歳であれば口座開設が可能な「SBI FXトレード」や「外為どっとコム」のような会社もある。学生のうちから取引経験を積める点はメリットといえるだろう。

未成年の口座では取引に制限があるケースがあるため、未成年の人がFX口座を開設する場合、各会社の規定を事前にチェック・比較するようにしよう。またFX会社によって、金融資産の最低保有額を口座開設の条件として定めているケースがある。

また75歳までと年齢制限をしている会社もあるが、逆に20歳以上であれば年齢制限がない会社もあり、ヤフー子会社の「ワイジェイFX」などが挙げられる。

FX始め方② 口座開設の3ステップ

次はFX会社の口座開設の流れを確認しておこう。いずれの会社もおおむね以下の3ステップとなる。

  • ステップ1 ウェブサイトから申し込み
  • ステップ2 本人確認書類+マイナンバー確認書類の提出
  • ステップ3 ログイン情報の受け取り

ステップ1 ウェブサイトから申し込み

まずFX会社の公式ウェブサイトから口座開設を申し込む。その際、直接申し込みフォームに必要情報を入力するケースと、先にメールアドレスの仮登録を行うケースなどがある。

ステップ2 「本人確認書類」+「マイナンバー確認書類」の提出

マイナンバーカード
マイナンバーカード(総務省Webサイトより)

FX口座の開設では「本人確認書類」と「マイナンバー確認書類」の提出が義務付けられている。FX会社ごとに提出できる書類や方法が異なるため、各FX会社の公式ウェブサイトで確認するようにしよう。

申し込みの際に使用できる本人確認書類としては、一般的には以下などが挙げられる。

  • 運転免許証(※表と裏の両方が必要とされる)
  • 住民票の写し
  • 印鑑登録証明書
  • 各種健康保険証(※表と裏の両方が必要とされる)
  • 住民基本台帳カード
  • パスポート
  • 在留カード(※外国人の場合)
  • 特別永住証明証(※外国人の場合)

必要書類の提出方法としては、主に以下の3種類が挙げられる。一般的に最も手続きが短時間で済むのは、ウェブサイト上でのアップロードだ。

  • ウェブサイト上でのアップロード
  • メールでの送付
  • 郵送

オンライン完結の「eKYC」を利用すると早い

本人確認をオンラインで完結できる「eKYC」技術を利用できるFX会社の場合、申し込み当日から取引が開始できるケースがある。

ちなみにeKYCを利用できる主なFX会社は以下の通りだ。

ステップ3 ログイン情報の受け取り

本人確認書類の提出後、ログイン情報を受け取ると取引開始できる。ログイン情報は転送不要の簡易書留か、電子メールで送られる。

上述の「eKYC」で口座開設を申し込んだ場合、一般的にログイン情報はすぐに電子メールで送られてくる。簡易書留の郵送を待つよりも早く取引を開始することが可能だ。

入金して取引開始

口座開設が完了したら、FX口座に銀行などから資金を入金することで、取引を始める準備が整う。

実際にFX取引を開始するためには、ブラウザ上で各FX会社の取引ツールを立ち上げて利用する方法のほか、パソコン専用の取引アプリやスマートフォン専用の取引アプリをインストールして利用する方法がある。

ブラウザ版とアプリ版で機能が異なるケースがあるほか、使い勝手の良さなどの違いもあるため、FX会社が用意している全ての取引ツールを、試しに一度使ってみることをおすすめする。

口座開設するならキャンペーンも確認

FX会社によっては、口座開設に関するキャンペーンを実施しているケースもある。特に多いのが、キャッシュバックが受けられるキャンペーンだ。各FX会社のキャンペーン内容を比較し、どこで口座を開設するかの判断材料にしよう。

口座開設の方法についてさらに詳しく知るにはこちらの記事を参考にして欲しい。

FX始め方③ おすすめ勉強方法

FX初心者の学習コンテンツ

FXを始めるなら、しっかりと勉強してから始めるべきだ。知識やノウハウがないままFXで取引をすれば、勝率は決して高まらない。FXを勉強する方法としては、以下の5つがあげられる。

  • 書籍・ウェブメディアから情報を集める
  • 無料セミナーもしくは有料セミナーに参加する
  • デモトレードを体験する
  • ニュース・SNSで情報を収集する
  • 少額で取引を始める

書籍・ウェブメディアから情報を集める

FXに関する書籍は多数出版されており、ウェブメディアも多数存在している。FX会社自身が書籍を出版していたり、学習用サイトを開設したりしているケースもある。

ウェブメディアの場合は無料で読めることが多く、最新の情報に触れられる点や気軽に読める点がメリットだが、情報が多すぎて、初心者であれば何を信じていいか分からず混乱してしまう可能性がある。

一方、書籍は有料で、情報が古いケースもあるが、その分しっかりと情報が整理されていて読みやすく、初心者でもFXに関する専門知識が理解しやすい。

実際にFXについて学ぶときは、この両者をうまく使い分けていこう。最新の情報収集にはウェブメディアが向いているだろうが、専門性の高いトレードや分析の手法は書籍で学ぶ方が理解しやすい。

無料セミナーもしくは有料セミナーに参加する

セミナーに参加すれば、疑問点を講師に気軽に質問できる。FXに関しての知識が少ない初心者にとっては、非常にありがたいことだ。またセミナーに参加すれば、今後の情報交換のための投資家仲間を見つけられるかもしれない。

セミナーはFX会社主催のものが多い。例えば「外為どっとコム」や「マネックスFX」はリアルタイムセミナーや主要指標の実況セミナーなどで定評がある。録画したセミナー動画を多数公開しているFX会社としては、「LION FX(ヒロセ通商)」がある。

セミナーへの参加費は一部のセミナーを除いて、基本的には無料で参加できる。最近のセミナーはオンライン配信が多く、地方在住者でも気軽に参加可能だ。

初心者はまず無料セミナーへの参加で十分だが、有料セミナーではFXの成功者から直接話を聞くことができる貴重な機会が設けられていることもあるので、必要だと感じたら参加を検討してみてもいいだろう。

デモトレードを体験する

基礎知識を理解したら「デモトレード」でFX取引を体験しよう。デモトレードとは仮想の資産を使い、FX取引を行うツールだ。現実の資産を使わないため、損失を出しても実際の自分の資産に影響は出ない。

初心者がFXを始めると、さまざまな失敗をする。これは仕方がないことであり、必要なことでもある。失敗から学ぶことは多いからだ。であれば、なるべく多くの失敗をデモトレードでしておくことが得策だ。そしてデモトレードで利益を稼げるようになってから、本番に移行すればいい。

デモトレードができるFX会社としては、たとえば「外為どっとコム」や「DMM FX」などがある。他にもデモトレードを提供しているFX会社はあるので、口座開設時にデモトレードがあるか確認しよう。

ニュースやSNSで情報を収集する

FX会社には、口座を開設した人限定でFXに関するニュースやマーケット情報を配信しているケースがある。FX会社配信のニュースは比較的信頼性が高いと考えられ、この情報を得るため中級者以上のトレーダーはあえて複数のFX会社で口座を開設している場合もある。

また、情報を得る手段としては、TwitterやFacebookなどのSNSを利用する手段もある。最近ではClubhouseなどの音声交流アプリのFXコミュニティに参加するという方法もある。

もちろん、こうしたSNSや音声交流アプリで収集した情報はしっかりと精査する必要がある。情報がフェイクである可能性も低くはないからだ。しかし、さまざまな情報を短時間かつタイムリーに取得できるという利点があり、賢く利用したいところだ。

SBI FX トレード「はじめてのFX」というページを設け、FX初心者向けの基礎知識やテクニカル分析などを解説しているほか、「マーケット情報」ではデイリーレポートや通貨別売買データ、週間マーケット展望などを閲覧することができる。
DMM FX時事通信社の提供による為替ニュースやマーケットニュースを読める。
外為どっとコム「為替ニュース・FXニュース」を発信しており、会員でなければ読めないニュースと会員でなくても読めるニュースがある。
LIGHT FX金融情報ベンダー「FXi24」が提供している為替ニュースを、取引画面において閲覧することできる。閲覧できる本数も多く、より多くの情報に触れたい人にはおすすめだ。
FXブロードネット会員となれば、金融情報ベンダーの「MarketWin24」と「fxwave」からの為替ニュースを閲覧できる。また、重要指標の情報をメールで受け取る携帯メールサービスも利用可能だ。

少額で取引を始める

FX取引では実際の取引ツールを使った経験も大切だ。デモトレードでももちろん取引経験は積めるが、仮想の資産を用いるため緊張感に欠ける。また、デモトレードと実際の取引ツールでは機能や仕様が異なるケースも多い。

実際の取引ツールを使う場合は、まず少ない資金でFXの経験を積むようにしたい。初心者なのにハイリスク・ハイリターンな取引をする必要はない。

小額投資したい場合は、取引単位が小さいFX会社を選ぶようにしよう。1万通貨単位のFX会社よりも、1~1,000通貨単位で売買できるFX会社が望ましい。

たとえば米ドルの取引を行う場合、1万通貨単位のFX会社では最低でも1万米ドルの取引を行う。1米ドル=100円では100万円だ。1%の値動きで1万円の増減が起こる。

一方、1,000通貨単位のFX会社なら1,000米ドルから取引でき、1米ドル=100円なら10万円、1%の値動きで1,000円の増減となる。1通貨単位のFX会社ならさらに少ない金額で取引が可能だ。

例えば、1通貨単位で取引できるFX会社としてはSBI FXトレードなどがある。初心者であれば、まず少ない金額でFXの取引経験を積んでみてはどうだろうか。

FX会社通貨単位
SBI FXトレード1
OANDA Japan1
外為ジャパン1,000
LIGHT FX1,000
LION FX(ヒロセ通商)1,000
FXブロードネット1,000
外為どっとコム1,000
みんなのFX1,000

FX始め方④ 知っておきたいFX専門用語

FX会社口座比較

FXで取引をする際には、必ず覚えておきたい専門用語がいくつもある。最低限理解しておきたい代表的な5つの専門用語を紹介する。

  • ポジション
  • スプレッド
  • スワップポイント
  • システムトレード
  • ロスカット
  • テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析

用語1「ポジション」──決済前の残高

FXは「新規約定(やくじょう)→決済」という流れで1つの取引が終わる。新規約定後、まだ決済していない残高を「ポジション」と呼ぶ。

FXにおけるポジションは2つある。買いから取引を始めた「買い(ロング)ポジション」と、売りから取引を始めた「売り(ショート)ポジション」だ。買いポジションでは売りで、売りポジションでは買いで決済し、取引を終える。

市場参加者のポジションが買いと売りどちらに多いか、ニュースなどで伝えられるケースがある。買いポジションが多い場合は決済に伴う将来の売りが、売りポジションが多い場合は決済に伴う将来の買いがあることを示唆している。

用語2「スプレッド」──売値と買値の差

「スプレッド」は売値と買値の差のことであり、取引でFX会社に支払う実質的なコストとなる。スプレッドは狭いか広いかが基準となり、スプレッドが狭ければ取引コストが安く、スプレッドが広ければ取引コストが高いということになる。つまり、手数料を安く済ませるならスプレッドが狭いFX会社を選べばいい。

たとえば、ある通貨の売値が105.693円、買値が105.694円なら、その差は0.1銭だ。この0.1銭がスプレッドであり、FXにおける取引手数料だ。

例えば「米ドル/円」の通貨ペアで1,000通貨売買時のスプレッドを比較すると、以下のようになる。

FX会社スプレッド
SBI FXトレード無料
外為どっとコム0.1銭
DMM FX0.2銭
LION FX(ヒロセ通商)0.2銭
ネオモバFX0.2銭
みんなのFX0.2銭

スプレッドが固定ではなく、変動制の会社の場合は注意が必要だ。変動制のスプレッドを採用しているFX会社の場合、取引が少ない早朝にはスプレッドが広くなりやすい。また、通貨の流動性や相場の変動によってもスプレッドが広くなる可能性がある。

ちなみにほとんどのFX会社ではスプレッド以外の取引コストは発生しない。

用語3「スワップポイント」──金利差で得たり取られたりする

上述したが、スワップポイントは「通貨ペア」に生じる金利差のことだ。

FX取引の対象である通貨ペアは「米ドル/円」のように表記される。この通貨ペアを買う時、分子(左側)にある通貨を買って分母(右側)にある通貨を売ることになる。「米ドル/円」の場合、以下のようになる。

通貨ペア「米ドル/円」の売買

米ドル日本円
買い(ロング)買い売り
売り(ショート)売り買い

通貨ペアの売買の結果、低金利通貨を売って、高金利通貨を買う取引となった場合、その金利の差分を現金で受け取れる。これをスワップポイントという。

たとえば米ドルの金利が2%、日本円の金利が0%の場合、通貨ペア「米ドル/円」には2%の金利差が生まれる。「米ドル/円」を買う場合、「米ドル買い─日本円売り」といなり、理論上2%相当のスワップポイントを受け取れる。

これは株式投資における配当収入、投資信託における分配金のようなインカムゲインと考えればいい。

スワップポイントは事前にはわからないが、過去の実績はFX会社が公開している。調べたいFX会社名と一緒に「スワップカレンダー」や「スワップ実績」などのキーワード検索で見つけられるだろう。

ただし、スワップポイントは利益として発生するだけではなく、低金利の通貨を買って高金利の通貨を売った場合はマイナスとなり、逆に差分の金利を支払う義務が発生してしまうので注意が必要だ。

用語4「システムトレード」──プログラムが自動で売買してくれる

FX(外国為替)の自動売買で米ドルとユーロを取引

システムトレードは「シストレ」とも呼ばれ、あらかじめプログラムした売買ルールに合わせて自動的に取引を行うシステムのことを指す。実際に高い成果を残しているトレーダーの中にも、シストレを愛用している人もいる。

システムトレードを提供している代表的なFX会社にはインヴァスト証券(トライオートFX)などがある。

メリットは、自動売買は取引から感情を排除して取引ができることや、自分で取引ができない時間でも自動的に取引ができること。逆にデメリットは、取引を放置しているうちに損失が拡大する可能性があることだ。

用語5「ロスカット」──大きな損失が出た際の強制決済

FX(外国為替)ロスカットのイメージ

「ロスカット」は、買いポジション、売りポジションに限らず、損失が一定のレベルに達した場合に強制的に決済される制度のことだ。ロスカットがなければ、証拠金を全額失ってしまう場合や、「追証(おいしょう)」と呼ばれるお金を追加で入金しなければならなくなってしまう可能性がある。

ロスカットの基準は証拠金維持率によって判断される。ロスカットの基準となる証拠金維持率は50%の会社もあれば80%の会社もあり、FX会社によって異なる。ロスカットに対して手数料が発生するFX会社もある。

証拠金維持率は「(純資産額-注文証拠金)÷ポジション必要証拠金×100」で求めることができる。ただし、ロスカットにおける証拠金維持率が50%であっても50%の価格での約定を保証されるものではなく、流動性の関係で約定が遅れて損失が拡大する可能性があることは留意しておこう。

あくまでセーフティーネットのようなもので、ロスカットがあるから安心というわけではない。損失が発生した場合、自分で損切を行う判断も大切だ。

用語6「テクニカル分析とファンダメンタルズ分析」

FXではマーケットやチャートを分析して、将来の値動きを予想することが求められる。その分析方法には、「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」がある。いずれか一方だけでなく、両方の使い分け、あるいは併用が望ましい。

「テクニカル分析」とは、過去の値動きをチャートで見て、トレンドやパターンなどを見つけ出し、これから価格がどう動くか予測を行うもの。ローソク足や移動平均線などを見て過去の相場と現在、将来の相場の類似性を見つけ出して売買のタイミングを決める手法だ。

一方の「ファンダメンタルズ分析」では、為替をとりまく状況や経済圏の状況、その通貨を発行している国の金融政策・政治、重要な経済指標などを分析する。たとえば米ドルなら、主にアメリカの中央銀行や米国政治の状況、要人の発言などを参考にして、米ドルの上下を見通すわけだ。

<?php /*

DMM FXの主要取引ツール「DMMFXプラス」および「プレミアチャート」はいずれもブラウザ上で稼動するので、ダウンロード不要。スマホ向けツール「DMMFX for smart phone」もそうだ。ただし、スマホ向け取引ツール「スマホアプリ DMM FX」はダウンロードが必要だ。

*/?>

FX始め方⑤「初心者向けFX本」5選──用語解説・分析・実践テクニック

いざFX(外国為替証拠金)を始めたとしても、成果を出し続けるための攻略法を知らなければ、なかなか安定的な成果を出すことは難しい。そこで役立つのが初心者向けのFX本だ。

この記事では、チャート分析の方法や実践テクニックなどを易しく解説している書籍を厳選して5冊紹介する。クイズ形式で楽しく読み進めることができる書籍もあるので、ぜひ手にとってみてほしい。

【関連記事】FXとは?初心者向けFX入門の基礎

「チャート」「ローソク足」などをわかりやすく解説

鈴木拓也『世界一やさしい FXチャートの教科書1年生』(ソーテック社/2020年5月発売/256ページ/1628円)
(画像をクリックするとAmazonに飛びます)

鈴木拓也『世界一やさしい FXチャートの教科書 1年生』(ソーテック社/2020年5月発売/256ページ/1628円)=楽天ブックスに飛びます

初心者向けのFX本の中には実践テクニックの解説に重点を置いた本も多いが、本書ではまずFXの基礎知識として理解必須の「チャート」「ローソク足」などについて易しい解説があり、FXについて一切知識がない人でも無理なく読み進めていける一冊だ。

例えばチャートについては、「トレンド転換」を示唆するチャートパターンと「トレンド継続」を示唆するチャートパターンをそれぞれ解説しているほか、移動平均線でトレンドを判断する方法も紹介している。また本著の最後には演習問題が9つ用意されており、問題を解いていく中でFXの実力を高められるようになっている。

著者は鈴木拓也氏。大手銀行での勤務を経て、FXなどの金融投資に特化したウェブメディアを運営する会社を設立・経営する人物だ。

FX YouTuberが解説するFX攻略の極意

及川圭哉『ガチ速FX 27分で256万を稼いだ“鬼デイトレ”』(ぱる出版/2019年6月発売/176ページ/1650円)
(画像をクリックするとAmazonに飛びます)

及川圭哉『ガチ速FX 27分で256万を稼いだ“鬼デイトレ”』(ぱる出版/2019年6月発売/176ページ/1650円)=楽天ブックスに飛びます

FXトレーダー集団「Fxism」の主宰者である及川圭哉氏が著者のFX本だ。FX歴が10年以上の及川氏はFX YouTuberとしても活動しており、デイトレードのスペシャリストとして多くのトレーダーから支持を集めていることで知られている。

本著では及川氏オリジナルの「10通貨ペアの値動きを比較し、ユーロ・ポンド・ドルの相関関係を分析する」といった攻略法や、メンタルを徹底排除する「ドラクエ発想法」について解説している。

さらには「『勝ち逃げ』こそ勝利の方程式」「勝負の極意は『簡単なところだけを狙う』こと」などと力説しており、初心者がFXで勝つためにどのような姿勢で臨むべきかを指南している。

FXをギャンブルにしない「チャート分析」の重要性を解説

田向宏行『ずっと使えるFXチャート分析の基本(シンプルなテクニカル分析による売買ポイントの見つけ方)』(自由国民社/2018年11月発売/208ページ)
(画像をクリックするとAmazonに飛びます)

田向宏行『ずっと使えるFXチャート分析の基本(シンプルなテクニカル分析による売買ポイントの見つけ方)』(自由国民社/2018年11月発売/208ページ) =楽天市場に飛びます

著者は金融投資だけで生活し資産を築いた専業トレーダーの田向宏行氏で、FXをギャンブルにしないためには、値動きとローソク足を使ったチャート分析をしっかりマスターすることが重要だと強調している。

具体的には、勝率を高めるチャート分析の極意を分かりやすく解説しているほか、実際のチャートで値動きを追って取引する方法についても論理的に紹介している。また、FXで成果を出すためには「相場の勝ち組に乗ること」が重要であるとし、相場の流れについての考え方も解説している。 本著に対するレビューとしては「手法は地味だが良書」「値動きの基礎を学ぶ本」といった声が多い。

三種の神器は「移動平均線」「MACD」「一目均衡表」

佐藤正和『これだけ! FXチャート分析 三種の神器』(クロスメディア・パブリッシング/2020年11月発売/172ページ/1628円)
(画像をクリックするとAmazonに飛びます)

佐藤正和『これだけ! FXチャート分析 三種の神器』(クロスメディア・パブリッシング/2020年11月発売/172ページ/1628円)=楽天ブックスに飛びます

この書籍では「移動平均線」「MACD」「一目均衡表」を、FXチャート分析における「三種の神器」と定義し、それぞれについて解説を行っている。著者は30年以上にわたって為替取引に携わっている佐藤正和氏(外為オンライン・シニアアナリスト)だ。

佐藤氏は本著の中で、移動平均線のようなテクニカル指標としてはほかにも「ボリンジャーバンド」や「RSI(Relative Strength index)」があるものの、ウオッチする指標を増やしたからといったFXの勝率が必ずしも上がるわけではないことを強調している。

その上で例えば移動平均線については、「傾き」「為替レートとの位置関係」「並び」に注目して売買判断をすることの重要などに触れている。

クイズを解きながらFXに関する実力をアップ

鈴木拓也『クイズを解いて勝率アップ! FX チャート&資金管理 実践トレーニング』(ソーテック社/2020年9月発売/200ページ)
(画像をクリックするとAmazonに飛びます)

鈴木拓也『クイズを解いて勝率アップ! FX チャート&資金管理 実践トレーニング』(ソーテック社/2020年9月発売/200ページ/1738円)=楽天ブックスに飛びます

最後に紹介する一冊は、最初に紹介した鈴木拓也氏による別な著書で、クイズ形式で楽しくFXに関する実践トレーニングが積めるようになっている。

勝率を高めるための手法として「相場環境認識」「高勝率エントリーポイント」「MACD/RSIの複合技」「正しいレバレッジと資金管理」という4つのステップを踏むことについても解説しており、FXに関する基礎知識を備えたあとでぜひ読んでおきたい一冊と言える。

まずトレーダーとして最低限必要な知識を身に付けよう

FXで勝率を上げるためには、まずはトレーダーとして備えておかなければならない知識を身に付けることが最低条件だ。自己流でFXの世界で勝負する前に、まずは初心者向けに書かれた良著を読んでおくことをおすすめする。

FX始め方⑥ スマホ・初心者向けアプリ5選

FXをスマホから気軽に始めるならアプリ選びは重要だ。下記に初心者向けアプリ5つと、どのような点が優れているのかを簡単にまとめた。

  • LIGHT FX アプリ(LIGHT FX):初心者も含めて総合的に使いやすい
  • ネオモバFXアプリ(ネオモバFX):初心者と中級者以上のトレーダーに向けて2つのモードを搭載
  • 外貨ネクストネオ(外為どっとコム):情報収集のしやすさでFXアプリを選ぶなら
  • LION FX for iPhone・Android(LION FX):デイトレードをスマホで始めるならこのアプリ
  • トライオート(インヴァスト証券):自動売買初心者に向いているFXアプリ

LIGHT FX アプリ(LIGHT FX)

対応機種iPhone・Android
OSiOS 10.0以上・Android OS 4.2以上
デモトレード非対応
チャート分割機能1
プッシュ通知機能約定通知、アラート通知、ロスカット通知、経済指標通知、
為替情報の提供FXi24、経済指標一覧

LIGHT FXのスマホアプリ「LIGHT FX アプリ」は、チャートを見ながら注文可能であることが特徴だ。スピード注文にも対応しており、取引タイミングを逃さない。直感的な操作で使いやすいという声もある。トレンド系、オシレーター系の基本的なテクニカル指標を搭載しており、描画機能でチャート分析もしやすい。

スマホで取引するうえで便利な「プッシュ通知」も備わっているので、為替市場の動向をキャッチしやすい。また、FXi24が提供する為替ニュースやマーケットニュースも閲覧できるので、情報の収集にも役立つはずだ。

ちなみにLIGHT FXは高いスワップポイントと取引コストの安さでも定評がある。スワップ獲得を目的とした長期投資は、初心者でも実践しやすい投資方法であると言える。ただし、LIGHT FXではデモトレードの機能がないため、デモトレードを通してFXの取引を体験できないデメリットがある。

【関連記事】LIGHT FX(トレイダーズ証券)

ネオモバFXアプリ(ネオモバFX)

対応機種iPhone・Android
OSiOS 11.0以上・Android OS 5.0以上
デモトレード非対応
チャート分割機能4(プロモードのみ)
プッシュ通知機能搭載無し
為替情報の提供プロモードのみニュース情報の提供あり

ネオモバFX(SBIネオモバイル証券)のネオモバFXアプリは、初心者向けの「ネオモード」と、初心者からステップアップしたトレーダー向けの「プロモード」の2つのモードがあるのが特徴だ。

ネオモードでは、初心者向けに機能や情報を必要最小限に抑えており、取引にTポイントも利用できるモードである。プロモードはチャート分割機能を搭載し、為替情報を充実化させている。プロモートではTポイントによる投資はできない。

SBIネオモバイル証券はFXのみならず様々な金融商品を取り扱っている。1通貨単位からTポイントで取引を始められる初心者向けのFX会社だ。単に初心者向きではなくネオモバFXアプリでFXを始めれば、初心者から中級者にステップアップしてもプロモードで取引を続けられるので、長期を見据えて選ぶメリットがあるFX会社といえる。ただし、ネオモバFXを利用するには利用料金が220円(税込)かかる。

【関連記事】ネオモバFX(SBIネオモバイル証券)

外貨ネクストネオ(外為どっとコム)

対応機種iPhone・iPad・Apple Watch・Android
OSiOS 10.0以上・Android OS 4.4以上
デモトレード対応
チャート分割機能3
プッシュ通知機能なし
為替情報の提供フィスコライブ、フィスコ朝刊・夕刊、GI24、ロイター、酒匂レポート、外為トゥディ、外為マンスリー、G.com、週刊予測カレンダー、政策金利

外為どっとコムの外貨ネクストネオはFXの情報収集に特化した取引アプリだ。株式会社フィスコが提供するニュース・レポートを始めとする様々な情報を閲覧することができ、取引の参考になる経済指標データや、各国の政策金利まで確認できる。また、Apple Watchにも対応しており、レート・チャート・経済指標の3つの情報をApple Watchの画面で閲覧することも可能だ。

情報収集だけでなく、16種類のテクニカル指標を搭載し、1タップで決済できるスピード注文機能も搭載されているので実用的だ。仮に実際に取引に利用しなくても情報収集用のアプリとして利用する価値は十分にある。

外為どっとコムは業界トップクラスの情報力と、24時間対応のサポート体制が充実しているメリットがある。特にサポート体制の充実は初心者にはメリットが大きい。オペレーターはFXのプロであるため、FX取引のトラブルの解決だけでなく、FXに関する質問や、確定申告のやり方まで質問できる体制が整っているので初心者も安心して取引ができるだろう。

【関連記事】外為どっとコム

LION FX for iPhone・Android(LION FX)

対応機種iPhone・iPad・Android
OSiOS 12.0以上・Android OS 4.1以上
デモトレード対応
チャート分割機能4
プッシュ通知機能レートの到達・変動通知
為替情報の提供小林芳彦のマーケットナビ、FX wave、Klugニュース、ダウ・ジョーンズ、ロイター

LION FXはiPhone・iPad・Androidに対応した取引アプリに加えて、チャート分析に特化したLIONチャートPlus+をスマホ向けに提供している。それぞれの端末に対応したデモアプリもインストールが可能だ。

スマホでFXを取引したい人の中には、FXの取引を頻繁におこない、短期的な利益を積み重ねていきたい人もいるだろう。LION FXではデイトレードの中でも最も取引間隔が狭いスキャルピングが公認されており、PCを使わずに手持ちの端末からいつでもどこでも取引可能である。ワンタップ注文・決済pip差注文などもできるので、短期投資に特化したFXアプリだ。

LION FXは50種類の豊富な通貨ペアを取り扱っているので、取引の選択肢の幅が広い。また約定スピードも速いので、アプリも含めてスキャルピングを含めたデイトレードに向いているFX会社といえるだろう。

【関連記事】LION FX

トライオート(インヴァスト証券)

対応機種iPhone・Android
OSiOS 12.0以上・Android OS 8.0以上
デモトレード非対応
チャート分割機能1
プッシュ通知機能ロスカット通知・アラート通知
為替情報の提供速報・要人発言・コメント・経済指標・テクニカル

インヴァスト証券のスマートフォン向けFXアプリ「トライオート」は、FXとETF(上場投資信託)の自動売買が可能なアプリだ。アプリから自動売買取引とマニュアル取引が選択でき、自動売買セレクトを選択すれば、自動売買の設定と自動売買のシミュレーションが可能だ。

マニュアル取引や情報を収集する上で、プッシュ通知機能、為替情報の提供も含めて特に優れた点はない。しかし、初心者がスマートフォンから自動売買に特化したアプリを選ぶならトライオートが大きな候補となるだろう。

インヴァスト証券は「マイメイト」と呼ばれるAIを利用した自動売買のサービスを提供している。また、2021年5月21日時点のトルコリラ/円のスワップポイントが47円であり最高水準となっているので、自動売買のみならずスワップによる長期投資にも優れたFX会社といえるだろう。

【関連記事】インヴァスト証券(トライオートFX)

FXアプリは使いやすさと目的を重視しよう

FXアプリを選ぶなら使いやすさが重要だ。デモトレードのあるFX会社であれば試しに利用して実際の使用感を確かめ、自分にとって最も使いやすいFX会社を見つけよう。また、FXアプリは情報収集用や、自動売買用など目的に合わせて利用することも必要だ。

取引スタイルによってはメインの取引用のアプリと、目的に合わせて使い分ける複数のアプリをインストールしておくと取引の幅がより広がるだろう。

【注目】有力FX会社の早見表(スタイル&ニーズ別)

短期で取引したい(デイトレ&スキャルピング)

 ポイント各社のメリット特に誰に向くか約定スピードドル円 スプレッド通貨ペア数最小取引単位シストレ対応
JFXスキャルピング公認。高速取引専用ツールが魅力数秒単位のスキャルピングに対応。
MT4に対応
4社で唯一数秒単位のスキャルピング「秒スキャ」に言及
超短期トレーダーはJFX推奨
最速:0.001秒 平均:0.005秒 (2020年7月実績)0.2銭2610,000通貨×
LION FX(ヒロセ通商)スキャルピング公認。取扱通貨ペアは業界最多水準大口ならキャッシュバックキャンペーン手厚い
通貨ペア数が多く、スキャルピングの選択肢が広い
数十万円キャッシュバックの取引キャンペーンが定番
大口トレーダーに推奨
最速:0.001秒 平均:0.003~0.005秒 (2020年7月実績)0.2銭501,000通貨×
セントラル短資FXスキャルピング向けに「1クリック注文」用意4社で最もドル円スプレッド安いドル円メインのトレーダーに向く0.1銭251,000通貨
OANDA スキャルピング公認。95%以上の注文が0.001秒で処理口座開設者に世界7拠点からマーケット情報提供口座開設者は「OANDAラボ」から情報提供受けられる
情報も重視したい方はOANDA
新規注文の99%が0.001秒で処理 (2021年5月3週実績)0.3~0.4銭4010,000通貨
※OANDAは「東京サーバー」コース(その他コースでは1通貨単位、69通貨ペアも)

更に詳しい比較・デメリットを補うFX会社の組み合わせはこちら(特化記事)

②スプレッド重視(とにかく取引コストを低く)

 ポイント各社のメリット特に誰に向くか米ドル円ユーロ円ポンド円豪ドル円NZドル円
ネオモバFXドル円スプレッドが最低0銭「Tポイント」で取引可能TポイントでFXと株式の取引可能
ポイントで疑似体験したい方に向く
0~0.3銭0.4~0.6銭0.9~1.1銭0.6~1.1銭1.2~2.5銭
ゴールデンウェイ・ジャパン大口取引も低スプレッド 1万通貨超なら3社で最も低い(ドル円)1万通貨超なら3社で最低
取引金額が大きい方に推奨される
0.1銭0.3銭0.6銭0.4銭1.0銭
SBI FXトレード1,000通貨以下なら低スプレッドで原則固定3社で最も通貨ペアが多い3社で最も通貨ペアが多いが、1,000通貨超のスプレッドは変動制
少額トレーダーに向く
0~0.1銭0.3銭0.69銭0.4銭0.9銭

更に詳しい比較・デメリットを補うFX会社の組み合わせはこちら(特化記事)

③中長期で取引したい(スワップ=金利収入重視)

 ポイント各社のメリット特に誰に向くか米ドル円ポンド円ランド円メキシコ円トルコ円最小取引単位通貨ペア数スプレッド(米ドル/円)シストレ対応
みんなのFX高水準スワップが魅力「オプション」取引も可能(LIGHT FXはFXのみ)「オプション」のほか「自動売買」に対応(LIGHT FXはFXのみ)
FX以外の選択肢も持ちたい方に推奨
32円259円50.7円35.7円292円1,000通貨270.2銭
LIGHT FX新興国通貨スワップに強み新興国通貨スワップが「みんなのFX」より高い傾向新興国通貨スワップが「みんなのFX」より高い傾向
高金利通貨のスワップを獲得したい方に向く
31円259円63.7円49.7円292円1,000通貨270.2銭×
表中のスワップポイント(米ドル円~トルコリラ円)は「2021年5月24~28日の累計 1万通貨の買い」の数値

※トルコリラ/円に特化した図表は、下記の記事内を参照されたい。

更に詳しい比較・デメリットを補うFX会社の組み合わせはこちら(特化記事)

④少額取引(数円~数千円で始めたい初心者&取引金額を細かく調整したい方)

 ポイント各社のメリット特に誰に向くか
SBI FXトレード全34通貨ペアで1通貨単位取引OK唯一マイナー通貨の少額取引可能「ブラジルレアル」などのマイナー通貨も取り扱う
さまざまな通貨で少額FXを行いたい方に推奨される
ネオモバFX最低取引単位1通貨スプレッド0はネオモバだけ(ドル円、1,000通貨以下)1,000通貨以下のドル円スプレッド0
少額かつドル円トレーダーに推奨
LINE FX1,000通貨単位取引。いつもの「LINE」で取引可能3社で唯一米国株取引可能「国内株」「米国株」「投資信託」を取り扱い、いずれも少額取引可能。3社で最も選択肢が多い
FX以外の少額取引を行いたいならLINE FX

更に詳しい比較・デメリットを補うFX会社の組み合わせはこちら(特化記事)

⑤自動売買(時間が無い方向け。プログラムによる取引)

 ポイント各社のメリット特に誰に向くか種類
アイネットFXリピート系「ループイフダン」平均利益率127%(2020年度)デモ口座あり。ループイフダンのオンラインセミナーもループイフダンはデモ口座対応。自動運用を仮想の資金で試せる
使用感を事前に試したい方に推奨
リピート系
FXブロードネット自動売買ツール「トラッキングトレード」。利益実績84.8%(2014年10月15日~2021年3月31日)9つの取引コースを用意。複数コースの保有OKルールが異なる取引コース9種。複数のコースを持てるため取引の目的ごとに使い分けられる
取引管理を重視したい方に向く
リピート系
インヴァスト証券プログラムをリストから選ぶ選択型システムトレード「トライオートFX」ETF(上場投信)の自動売買も可能売買プログラムを選ぶほか、自分で設定もできる。またETF(上場投信)も同じツールで自動売買できる
より発展的な自動売買を行いたい方にはインヴァスト証券が推奨される
選択型
アヴァトレード「MT4(世界的な取引ツール)」対応の本格システムトレード4社で唯一MT4対応。独自売買プログラムも提供4社でMT4に対応しているのは同社だけ。「AMMA」または「DUPLI TRADE」に申し込むと独自の売買プログラムを利用できる。
MT4で本格的な自動売買を行いたい方に向く
選択型

更に詳しい比較・デメリットを補うFX会社の組み合わせはこちら(特化記事)

⑥サポート重視(初心者&夜間取引が多い人向け)

 ポイント各社のメリット特に誰に向くかその他の問い合わせ窓口
外為どっとコム24時間電話受付。為替のプロが対応税金やマーケット情勢についても回答オペレーターは為替のプロ。オンラインFXセミナーも頻繁に行われる
初心者のエントリー口座として特に推奨
メール
外為ジャパン電話&LINEで24時間対応。LINEも24時間対応高機能FXツール「プレミアチャート」を無料提供。値動きを詳細に分析できる
本格的な取引も行いたい方に向く
メール、LINE
DMM FXコールセンターは24時間受付。メールやLINE、AIチャットも3社で唯一株式取引可能(株式も24時間サポート対応)「株式」「CFD」を取り扱い、いずれも24時間サポートの対象。独自の競走馬ファンドサービス「BANUSY」はユニーク。
サポートのほか選択肢も重視したいならDMM FXが推奨される
メール、LINE、AIチャット

更に詳しい比較・デメリットを補うFX会社の組み合わせはこちら(特化記事)

⑦取引ツール重視(MT4など)

 ポイント最小取引単位通貨ペア数ドル円 スプレッドシストレ対応
FXTFFXTF情報局ではFXに関する情報を提供、コストが低い10,000通貨300.1銭×
JFXスキャルピング可能で短期売買がしやすい10,000通貨260.2銭×
アヴァトレードシストレ可能であり、MT4の次世代ツールMT5にも対応1,000通貨501.1銭
OANDA 対応通貨ペアの種類が多い1通貨690.3銭~0.8銭×

更に詳しい比較・デメリットを補うFX会社の組み合わせはこちら(特化記事)

⑧デモ口座のあるFX会社

 最小取引単位通貨ペア数ドル円 スプレッドシストレ対応
DMM FX10,000通貨210.2銭×
アイネットFX10,000通貨240.7銭~1.8銭
FXTF10,000通貨300.1銭×
JFX1,000通貨260.2銭×
LION FX1,000通貨500.2銭×
FXブロードネット1,000通貨240.2銭
アヴァトレード1,000通貨551.1銭
セントラル短資FX1,000通貨250.1銭
OANDA1通貨690.3銭~0.8銭×
外為どっとコム10,000通貨300.2銭×
みんなのFX1,000通貨270.2銭
2021年6月1日現在

更に詳しい比較・デメリットを補うFX会社の組み合わせはこちら(特化記事)

⑨「提供情報の多さ」重視(知識をつけたい・戦略を練りたい)

FX会社概要
LIGHT FX金融情報サービス「FXi24」を通じて為替ニュースを閲覧できるほか、重要度がひと目で分かる経済指標カレンダーも公表
インヴァスト証券自動売買ができるトライオートFXでは、自動売買に関する知識が丁寧に紹介されており、初心者でも無理なく自動売買に挑戦できるようになっている
LINE FX何よりの強みと言えるのが、LINEで為替や相場に関するニュースを受け取ることができることだ。経済指標の発表に合わせて通知がすぐに送られてくるため、チャンスやピンチに素早く反応することができる

更に詳しい比較・デメリットを補うFX会社の組み合わせはこちら(特化記事)

FX会社名 ポイント
DMM FX 口座開設数は国内最大級
SBI FXトレード 最小1通貨から取引可能、積立FXも対応
LIGHT FX スワップポイントに定評、実践的な情報コンテンツ
外為ジャパン 1,000通貨単位、クイック入金や24時間サポート体制
楽天FX 楽天ポイント・グループのシナジーで若者が流入
マネックス証券 リスク管理しやすい仕様、外貨出金が可能
LINE FX シンプル設計や通知機能がライトユーザーに便利
ゴールデンウェイジャパン スプレッド業界最狭水準、MT4利用可
FXブロードネット 豊富な取引コースや自動売買が好評
LION FX(ヒロセ通商) 最高水準の取扱通貨ペア数、多様なキャンペーン
ネオモバFX Tポイント利用可、少額からの投資にも強み
トライオートFX 自分で自由度高く作成可能な「設定型」の自動売買
JFX 約定力に定評、スキャルピングも
セントラル短資FX 値動きを予測する「みらいチャート」が好評
OANDA Japan 豊富なテクニカル指標・描画オブジェクト標準装備
アヴァトレード・ジャパン 日本初MT5に対応
アイネットFX 裁量取引も、自動売買取引も可能
更新日:2021/01/25

人気のFX会社ピックアップ

SBI FXトレード

「SBI FXトレード」は2011年設立、取り扱い通貨ペアは34種あり、うち33種の通貨ペアで1通貨単位の取引が可能だ。最大1,000万通貨の取引ができ、少額から大口まで幅広い取引に対応している。取引コストは業界内で最低水準だ。「米ドル/円」の取引コストは0.09銭(1,000通貨以下の取引)で、比較的低いコストで取引ができる。

「取引高」「口座数」「預かり残高」の市場シェアはトップクラス。

通貨ペア数 34(対円は19)
スプレッド(1000通貨まで) 米ドル/円(0.28~0.30銭)/ユーロ/円(0.5銭)/豪ドル/円(0.4銭)
ツール・アプリ
  • 【PC版】Rich Client NEXT
  • 【スマホアプリ】SBI FX TRADE(新・旧あり)
みんなのFX(トレイダーズ証券)

みんなのFXは「トレイダーズ証券」が提供するFXサービスだ。27通貨ペアを小口の1,000通貨から取引でき、取引コストは高シェアを獲得しているFX会社と同水準に低い。また、自動売買ツール「みんなのシストレ」を提供している。

通貨ペア数 27(対円は16)
スプレッド 米ドル/円(0.2銭)/ユーロ/円(0.4銭)/豪ドル/円(0.6銭)
ツール・アプリ
  • 【PC版】FXトレーダー
  • 【スマホアプリ】FX トレーダー アプリ版
LIGHT FX(トレイダーズ証券)

「LIGHT FX」は、「みんなのFX」を手掛ける「トレイダーズ証券」が2018年から提供するFXサービスだ。スワップポイントに定評があり、業界最低水準の取引コストも評価が高い。2020年中に口座を開設すると最大5万円のキャッシュバックを受け取れるキャンペーンを行っている。

通貨ペア数 27(対円は16)
スプレッド 米ドル/円(0.2銭)/ユーロ/円(0.4銭)/豪ドル/円(0.6銭)
ツール・アプリ
  • 【PC版】アドバンスドトレーダー、シンプルトレーダー
  • 【スマホアプリ】LIGHT FXアプリ
マネックスFX

マネックスFXはネット証券「マネックス証券」が手がけるFX専用口座だ。レバレッジの上限を5つのコースから選択でき、リスク管理しやすい仕様になっている。取引通貨は少ないが、対円通貨ペアは比較的多い。1万通貨以下の取引コストは他社と比較しても低水準で、初心者が取引しやすい環境を提供している。

通貨ペア数 16(対円は13)
スプレッド(1万通貨以下) 米ドル/円(0.2銭)/ユーロ/円(0.4銭)/豪ドル/円(0.5銭)
ツール・アプリ
  • 【PC版】MonexFX ブラウザツール、MonexFX SPEED Lite、MonexFX SPEED
  • 【スマホアプリ】Menex SPEED スマートフォン
GMOクリック証券(FXネオ)

GMOクリック証券は2005年に創業した、GMOインターネット株式会社のグループ企業だ。インターネット専業証券会社として、FX取引サービス「FXネオ」を提供している。「取引高」「口座数」「預かり残高」の市場シェアはトップクラス。

通貨ペア数 20(対円は10)
スプレッド 米ドル/円(0.2銭)/ユーロ/円(0.5銭)/豪ドル/円(0.7銭)
ツール・アプリ
  • 【PC版】はっちゅう君FXプラス
  • 【スマホアプリ】GMOクリックFX
  • 【ブラウザ版】ブラウザ取引画面、FXツールバー(要インストール
セントラル短資FX

セントラル短資FXは創業100年超の「セントラル短資グループ」が展開するFX会社だ。25通貨ペアの裁量トレードができる「FXダイレクトプラス」のほか、22通貨ペアで自動売買ができる「セントラルミラートレード」口座が用意されている。

取引コストは市場シェアの高いFX各社と同水準であり、比較的低コストで取引できる。また新規口座開設で最大50万円キャッシュバックのキャンペーンを行っている。

通貨ペア数 25(対円は11)
スプレッド 米ドル/円(0.2銭)/ユーロ/円(0.4銭)/豪ドル/円(0.5銭)
ツール・アプリ
  • 【PC版】PC web取引システム、プログレッシブチャート、クイックチャート・トレードプラス
  • 【スマホアプリ】スマホアプリ(FXダイレクトプラス)、クイックトレードプラスfor iPad(タブレット)
外為どっとコム

外為どっとコムでの取引は「外貨NEXT neo リッチアプリ版」の利用がおすすめと言われている。HPからインストールすれば利用できる。スマートフォンで取引する場合は「外貨NEXT neo スマートフォン版」をダウンロードする。外為どっとコムでは新規口座開設者に最大10.3万円キャッシュバックするキャンペーンを実施中だ。口座開設月の翌々月末までに、以下の条件を満たす必要がある。

動画でもFXを勉強(松井証券によるFX動画の例)

たとえば「MATSUI FX」(通貨ペアの追加や主要ネット証券初の1通貨単位取引導入など、2021年2月にサービス内容がリニューアルされた)を運営する松井証券は以下のように動画でFXについて解説するシリーズを用意している。

【付録】FX初心者が読んでおきたい記事一覧

(画像:Shutterstock)

この記事をシェアする