FXの口座開設・始め方入門講座|おすすめの本やアプリ・勉強方法を紹介

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これからFXを始める人にとって、「どこのFX会社を選べばいいのかわからない」「口座開設には時間がかかりそう」など気になることは色々あるのではないだろうか。

この記事ではそういった疑問を解消しながら、実際の口座開設の流れをわかりやすく解説している。

また、実際にFXをスタートするうえで、知っておいてほしい用語や勉強方法、おすすめのアプリなどを紹介するので、疑問をスッキリと解説してから口座開設を進めていこう。

この記事の監修者
馬渕磨理子 経済アナリスト
馬渕磨理子
経済アナリスト

京都大学公共政策大学院 修士課程修了。トレーダーとして法人の資産運用を担う。その後、フィスコのアナリスト、FUNDINNOで日本初のECFアナリストとして政策提言に関わる。フジテレビ、日経CNBC、プレジデント、ダイヤモンド、Forbes JAPAN、SPA!などで活動。
■フジテレビLiveNEWSαレギュラー出演
■Yahoo!公式コメンテーター
■書籍『5万円からでも始められる! 黒字転換2倍株で勝つ投資術』
Twitter : https://twitter.com/marikomabuchi
オフィシャルサイト:https://mabuchimariko.jp/

FXの口座開設の流れ

ここではFXの口座開設の流れを解説していく。FXを始める大まかな流れは次の通りだ。

  1. FX会社を選ぶ
  2. 口座開設
  3. 申込み審査
  4. 開設した口座へ入金
  5. 取引開始

1.FX会社を選ぶ

はじめに口座開設をするFX会社を選ぶ。FX会社によって情報コンテンツの量や取引コストなどが異なるため、FX会社を選ぶ際はおもに次の3つを確認して選んでほしい。

FX会社を選ぶ3つのポイント
  • 最小取引単位はいくらか?
  • 情報コンテンツは充実しているか
  • 取引手数料はどれくらいか

最小取引単位が少なければ、そのぶん少額の資金で取引を始められる。そのため、少額で始めたいなら1,000通貨から取引可能なFX会社を選ぶとよいだろう。

FXの取引手数料は「スプレッド」と呼ばれるが、スプレッドはFX会社によってそれぞれ設定が異なるため、なるべく狭いところを選ぶのが望ましい。

2.口座開設

FX会社が決まったら、次に口座開設の方法を見ていこう。FX会社によって細かい違いがあるため、例として「外為どっとコム」の口座開設の流れをもとに説明する。

1.まずはメールアドレスを登録する(メールアドレスに暗証番号が送られてくる)

2.「電磁的交付に関する承諾」に承諾する
3.「氏名」、生年月日」「性別」「住所」「電話番号」「職業」を入力
4.ログインに必要なパスワードを設定

5.該当する申し込みサービスを選択
6.「年収」や「金融資産」を入力
7.「FX」または他の投資経験の有無を入力
8.口座開設に至った経緯を入力
9.出金先の口座情報を登録

10.契約凍結前交付書面を確認し承諾する
11.住居国の確認し該当項目にチェック

12.申し込み内容に間違いがないかを確認
13.個人情報を入力後、必要書類の提出と本人確認をおこなう

本人確認は「スマホで本人確認」と「アップロードで本人確認」の2種類がある。

スマホで本人確認

スマホで本人確認書類と顔写真を撮影する方法である。最短で当日中に口座開設が可能だ。

本人確認書類には「マイナンバーカード」または「運転免許書」と「マイナンバー通知カード」が必要である。

アップロードで本人確認

こちらは「マイナンバーカード」または「運転免許書」と「マイナンバー通知カード」をアップロードする方法だ。

審査が完了したら、簡易書留の郵送書類で口座開設の連絡が送られてくる。

書類が送られてくるまでに2~3日かかるので、急いで口座開設したい場合は「スマホで本人確認」がおすすめだ。

ログインID/パスワードを受け取って口座開設完了

書類審査が通ると「口座開設完了通知」が届く。完了通知は、登録したメールアドレスに届く場合と郵送で送られてくる場合の2パターンがある。

この口座開設完了通知に、取引口座へのログインIDとパスワードが記載されている。これでログインすれば、口座開設手続きは完了だ。

3.FX口座へ入金

口座開設完了後、取引を始めるために資金を口座に入金しよう。入金方法はおもに「クイック入金」と「振り込み入金」の2種類がある。

クイック入金

クイック入金とは、登録している口座の資金をオンラインでFX取引口座に入金できるサービスである。24時間いつでも入金可能で、手続き後すぐに口座へ反映される。

クイック入金はFX会社により反映速度が異なるが、即日~2日前後でFX口座に反映されるのが一般的だ。

FX会社によって手数料も異なるため、口座開設したFX会社のクイック入金に関する説明を確認しておこう。

振り込み入金

振り込み入金とは、銀行ATMやインターネットバンキングでの入金方法である。

FX口座へ振り込み可能な金融機関であれば、どこでも入金が可能だ。口座への反映はFX会社により異なるが、1日~3日前後で入金される。

4.FXの取引開始

口座へ入金完了後、実際に取引が可能となる。実際の取引は注文方法や通貨ペアを選んでいく。

FXの取引を始める一歩として基本的な注文方法と通貨ペアの特徴を見ていこう。

FXの注文方法

FXの基本的な注文方法として

「成行注文」「指値注文」「逆指値注文」の3つがあげられる。

FXの基本的な注文方法

<成行注文>
事前に注文の価格を設定せずに、現在の為替レートの動きを見ながらおこなう注文方法

<指値注文>
価格が「指定した水準まで下落したら買い・水準まで上昇したら売り」を指定しておく注文方法

<逆指値注文>
価格が「指定した水準まで下落したら売り・水準まで上昇したら買い」を指定しておく注文方法

これは基本的な注文方法となり、これ以外にもさまざまな注文方法が存在する。

通貨の特徴

FX取引で利益を上げるためには、通貨の特徴を知っておくことが大切だ。通貨には取引量の多い「主要通貨」と取引量が少ない「マイナー通貨」がある。

ここではFXを始めたばかりのユーザーにおすすめの主要通貨の中でも、メジャーな通貨の特徴を解説する。

USD/米ドル

米ドルは世界の基軸通貨であり取引量が多い。そのため、主要通貨同士での取引では比較的落ち着いた変動をしている。

しかし、戦争などの有事の際にはドルが集中して買われやすく、相場が不安定になる側面がある。アメリカの景気が良ければドルが買われ、悪ければドルが売られる。

特に雇用統計では世界中の投資家が注目するため、発表時間の前後で価格が乱高下することがある。

JPY/日本円

日本円は取引量の多い主要通貨の一つであり、金利が低いのが特徴だ。日本円を売って高金利の通貨を買う「キャリートレード」などの取引も存在している。

日本銀行の金融政策や、日本銀行総裁の発言などで価格が変動する場合があり、円が買われる傾向がある。この特徴から日本円は「安全通貨」と呼ばれることがある。

おすすめのFX会社と口座開設キャンペーン

国内には50社以上のFX会社が登録されており、これからFXを始める人はどこを選べばよいか迷ってしまうのではないだろうか。

そこで最小取引単位が少なく、情報コンテンツやサポート体制が充実している、初心者でも取引がしやすいおすすめのFX会社を紹介する。

外為どっとコム

出典:外為どっとコム

外為どっとコムは、実質の取引コストであるスプレッドが業界最狭水準スプレッドとなっており、取引にかかる次の手数料が0円である。

  • 取引手数料
  • 口座維持手数料
  • ロスカット手数料
  • 出金手数料
  • 口座開設手数料
  • クイック入金手数料

最低取引通貨が1,000通貨~スタートできる。スワップポイントも高水準で、高金利通貨ペアとして人気の「メキシコペソ/円」「南アフリカランド/円」も取り扱っている。

さらに「相場動向のニュース速報」や「一流のアナリストによる相場情報」など、プロのノウハウを活かした「FXレポート」を発信している。

外為どっとコムは、これからFXを始める人が知識を身に着けながらFXに慣れていくのにおすすめの会社といえるだろう。

口座開設キャッシュバックキャンペーン

出典:外為どっとコム

「口座開設キャッシュバックキャンペーン」は、「外貨ネクストネオ」を新規開設した月の翌々月末までに条件を達成すると、それぞれの条件に応じて最大で103,000円がキャッシュバックされるキャンペーンだ。

キャンペーンは事前エントリー制なので、忘れずにエントリーしておこう。

  • 開催期間:2021年8月2日(月)午前7:00〜終了日未定

適用条件とキャッシュバック金額は、次の通りである。

適用条件 キャッシュバック金額
『外貨ネクストネオ』口座へ合計10万円以上の入金 1,000円
『らくらくFX積立』にて1回以上の定期買付 1,000円
マネ育FXスクール受講と理解度テストの合格、アンケートへの回答 1,000円

続いて、対象取引期間中の「外貨ネクストネオ」の新規注文の取引量と、それに応じたキャッシュバック金額は次の通りである。

新規注文の取引量(全30通貨ペア合計) キャッシュバック金額
20万通貨以上~100万通貨未満 1,000円
100万通貨以上~500万通貨未満 3,000円
500万通貨以上~1,000万通貨未満 10,000円
1,000万通貨以上~10,000万通貨未満 100万通貨ごとに1,000円
10,000万通貨以上~ 100,000円

上記すべての条件を満たすことで、合計103,000円がキャッシュバックされる。

また、キャッシュバックの入金時期は、「マネ育FXスクール理解度テストの合格とアンケートへの回答」以外の条件達成の場合、新規口座開設月の3ヶ月後の月末までに口座へ入金される。

「マネ育FXスクール理解度テストの合格とアンケートへの回答」の条件達成に対する入金時期は、達成の翌月末までである。

外為オンライン

出典:外為オンライン

外為オンラインの大きな特徴の一つが、ユーザーのレベルに合わせた豊富な無料セミナーや情報コンテンツだ。定期的に開催されるFXセミナーは初心者~上級者まで幅広いユーザーに合わせている。

さらに有名アナリストなどの講師陣が登壇するため、直接話を聞けるのも大きなメリットである。

また、外為オンラインでは最低取引通貨が1,000通貨からの「miniコース」が用意されている。

そのため少額資金(米ドル/円100円の場合、取引に必要な証拠金が4,000円から可能)で取引ができるため、低リスクで始められるのも魅力だ。

外為オンラインの口座開設キャンペーン

出典:外為オンライン

「新規口座開設でキャッシュバックキャンペーン」は、キャンペーン期間中に新規口座を開設して次の条件をそれぞれ達成すると、最大150,000円がキャッシュバックされるキャンペーンだ。

FX口座の取引量(新規注文のみ) キャッシュバック金額
100万通貨~500万通貨未満 5,000円
500万通貨~1,000万通貨未満 25,000円
1,000万通貨~1,500万通貨未満 50,000円
1,500万通貨~2,000万通貨未満 75,000円
2,000万通貨~2,500万通貨未満 100,000円
2,500万通貨~3,000万通貨未満 125,000円
3,000万通貨以上 150,000円

新規口座開設の完了から最大3ヵ月の期間中に、上記の通り約定した新規注文の累積取引数量に応じて、最大150,000円がキャッシュバックされる。

  • 開催期間:2019年11月から終了日未定(終了する際は終了日から起算して2週間前に、ホームページにて告知)

なお、キャッシュバックは口座開設完了月の3ヵ月後に、取引数量に応じてFX口座へ直接入金される。

みんなのFX

出典:みんなのFX

みんなのFXは、国内のFX会社の中でもスプレッドが狭く、取引コストを抑えられるのが特徴である。取引通貨単位も最低1,000通貨となっており、少額の資金で取引が始められる。

また、通貨ペア2カ国間の金利差で得られる利益「スワップポイント」も高水準だ。

「トルコリラ/円」「南アフリカランド/円」など、人気の高金利通貨のスワップポイントが高いため、スワップポイントを重視するトレーダーに注目されている。

加えて、みんなのFXのスワップポイントには次のようなメリットもある。

  • スワップポイントの「途中受け取り」ができる
  • スワップポイントで「再投資」ができる

このため、スワップポイントで選ぶならおすすめのFX会社だ。

初心者には嬉しい「無料デモトレード」や、24時間365日対応の問い合わせ窓口など、サポートも充実しており、取引コストや必要証拠金の低さにも魅力があるFX会社である。

みんなのFXの口座開設キャンペーン

出典:みんなのFX

「新規口座開設キャンペーン」は、期間中に「みんなのFX」に新規口座を開設し次の条件を達成すると新規注文の取引量に応じて最大50,000円キャッシュバックされるキャンペーンだ。

適用条件(新規取引数量) キャッシュバック金額
30Lot〜100Lot未満 1,000円
100Lot〜500Lot未満 3,000円
500Lot〜1,000Lot未満 10,000円
1,000Lot〜2,500Lot未満 15,000円
2,500Lot〜5,000Lot未満 30,000円
5,000Lot以上 50,000円

新規口座申し込み月の翌々月末の最終営業日マーケットクローズまでに条件を達成すると、新規口座申し込み月の3ヵ月後の中旬に口座へキャッシュバックされる流れになっている。

  • 開催期間:2021年10月1日(金)~2021年12月31日(金)
  • 新規口座申込期間:2021年10月1日(金)5時50分~2022年1月1日(土)6時50分

キャンペーンは申し込みが必要。新規口座開設後は忘れずに公式サイトの「キャンペーン専用申し込みフォーム」から申し込もう。

FXの始め方・勉強方法

FXを勉強するにはさまざまな方法がある。ここではその中でも代表的な5つの方法をピックアップして紹介する。

本を読む

書店に行けば、FXを勉強するためのさまざまな本が並んでいる。FXについて勉強する最初の一歩として本を読むのはおすすめだ。

ただし、注意点として「本の方法の通りにおこなってみても失敗する」ということを理解しておいてほしい。一冊だけ本を読んで利益を出し続けることは不可能だ。

本はあくまでも参考程度に捉え、その内容を自分なりに理解してどのように応用するかを考えながら取引に臨んでほしい。

FX会社のレポートを読む

FX会社の中には、自社内に専属のアナリストを用意してレポートに力を入れている会社もあり、さまざまな知見を学ぶことができる。

ただし、基礎知識がない状態でレポートを読んでも理解ができないため、まずは本を一冊でも読んで基礎知識をつけてから、レポートを毎日読む習慣をつけるとよいだろう。

レポートは基礎知識をつけた後に読むと、点と点が繋がるようなイメージで考え方を理解できるようになるため、有意義な勉強法となる。

デイリーレポートなどは前日のマーケットをまとめているものが多いため、日々勉強をおこなうにはよい教材だ。

レポートの内容は、経済指標の捉え方やマーケット予想などがあるが、「レポートの予想をすべて鵜呑みにしない」ように気をつけてほしい。

レポート内容は基礎知識としては重要なものの、予想が当たるかどうかは別問題であるからだ。

セミナーに参加する

FX会社がおこなうセミナーは初心者向けの内容が多く、参加すれば用語やFXの仕組みが理解できるようになるだろう。

また、アメリカの雇用統計の日にリアルタイムで解説していることもあり、このようなマーケットと連動したライブセミナーは、マーケットの心理的な動きなども学ぶことができる。

ただし、内容はあくまで初心者向けであり、トレードを完璧に教えてくれるわけではない。

そのため、最初の段階だけセミナーに参加して、あとは自分のトレードスタイルを構築していくことをおすすめする。

SNSで情報収集をする

TwitterなどSNSでの情報収集は、とても有意義な勉強方法だ。

実際のトレーダーがエントリーのポイントや考え方をブログで配信しており、実際に利益が出ているトレーダーの生きた考え方を得られる。

トレーダーの視点から見ると「どこで儲かるのか」という目的のみに焦点を合わせてマーケットを分析していることが多い。

また、本には出てこないような手法や考え方を得ることができるため、トレードに慣れてきたらSNSでの情報は必須と考えた方がよいだろう。

もちろん自分自身で考え続けることは大切なものの、このような生きた情報によってトレード技術の成長が早まるため、「なぜそのようなトレードをおこなっているのか」とトレードの背景を常に考えながら情報収集してほしい。

実際に少額からスタートする

FXで大切なのは、少額でも実際のお金を利用してトレードを始めることだ。

FXの取引で利益を出すために一番大事なことは、知識をつけることではなくメンタルコントロールである。

このメンタルコントロールとは、利益が出ているときに早めに決済をして目先の利益を確保したいという衝動に負けない心や、損失が出た場合はルール通り損切りをおこなって損失を確定させ、次のトレードに活かすことができるかを指している。

デモトレードは初心者が練習のためにおこなうノーリスクの取引だが、仮想のお金で取引することから、レートの変動に対してストレスがかからないため、一番重要な点を学べないといえる。

そのため、少額からでも実際のお金を利用してトレードを始めてみることをおすすめする。

FXのおすすめ書籍

基本用語がわかったところで、次はFXの詳しい仕組みを理解するためにおすすめの書籍を紹介しよう。

世界一やさしい FXチャートの教科書1年生

出典:amazon

チャートの基本をわかりやすく書いており、基礎知識をつけるという意味でおすすめの一冊である。この本を読んでみて実際にチャート分析をおこない、少額でトレードしてみるとよいだろう。

チャート分析は読んだだけではわからない要素も多いため、読みながら進めていくことをおすすめする。

この本の後半部分は中級よりの講座になっており、練習問題も掲載されているため、これからFXを始める人はもちろん、すでにトレードを始めている人でも参考になる一冊といえるだろう。

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ゾーン — 相場心理学入門

出典:amazon

FXを含む投資で一番大事なことは「メンタルコントロール」といわれている。

自分自身のメンタルをしっかりとコントロールできないと、どれだけ知識をつけたとしても利益を出すのは難しい。

この本はその相場における心理的側面を網羅している一冊である。

「人間はどのような場面でどのような心理に陥りやすいのか」を理解するためにはとても有用な本であり、テクニカル分析などを勉強する前に、まずはこの相場の心理学を勉強することをおすすめする。

心理的な揺れ動きを理解してから知識面をつけることが、効率のよい勉強法といえるだろう。

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いちばんカンタン! FXの超入門書

出典:amazon

イラストが多く文字も大きいため、知識がない方でも読みやすい一冊である。

「円高・円安とは何か」というような基本的な内容や、初心者が陥りやすいワナというテーマで失敗例を解説している。

また、通貨が動く大事な理由なども説明していることから、FXを始める最初の一歩となる一冊といえるだろう。

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マンガでわかる最強のFX入門

出典:amazon

名前の通り、マンガでFXが理解できる入門書である。

マンガの部分と説明文に分かれており、説明が必要なところは文章でわかりやすく解説されている。

そのため、文章を読むのが苦手な人でもFXを理解しやすくなっている。こちらもFXを始めるための最初の一冊としておすすめだ。

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FXのおすすめアプリ

FXの各社では、外出先でも気軽に取引できるシンプルなアプリから、相場分析もできる高機能アプリまで、さまざまなアプリを提供している。FX会社によって異なるアプリの特徴を詳しく見ていこう。

GMOクリックFXneo

出典:GMOクリックFXneo

「GMOクリック証券」のFXアプリは、テクニカル指標が豊富に提供されており、アプリの使いやすさや見やすさに定評がある。

スマホ画面でも4つの画面に分割して表示させることができ、他のFX会社のアプリでは提供されていないようなテクニカル指標が搭載されている。

そのため、スマホでもパソコンでの分析と遜色がない分析が可能となる。

みんなのFX

出典:みんなのFX

「みんなのFX」のアプリでは、「ヒートマップ」が導入されており、どの通貨が現在上昇していたり下落していたりするのか一目でわかる仕様になっている。

また「ポジションブック」では、通貨ペア別にどのレートにどのくらいのポジションが積まれているかを把握することができ、「売買比率」では通貨別にトレーダーの売買動向がわかるようになっている。

売買比率はFXではとても大事な情報であり、ポジションが大きくロングやショートに傾いている場合、決済が入り始める可能性が高くなるため、必ずチェックしておきたい項目となっている。

iSPEED FX

出典:iSPEED FX

楽天FXの「iSPEED FX」のメリットは、他社にはない「チャートの形状」の機能が提供されていることだ。

これは、通貨ペア別に現在の動きが「上昇基調」なのか「横ばい」なのか「下落基調」なのか、また、その中でも強い上昇なのかどうかなど、細かなトレンドの強さが一目でわかるようになっている。

FX初心者はトレンドに乗ってトレードすることが大事だが、トレンドが現在どちらの方向なのか、初心者のときには判断するのが難しいだろう。

そのようなときに、この「チャートの形状」をチェックして、取引をおこなう通貨ペアを判断するとよいだろう。

FXを始めるにあたって知っておきたい用語

次に、FXを始めるにあたって理解しておきたい基本的な用語を解説しよう。

スプレッド

「スプレッド」とは、売るときのレートと買うときのレートの差を表している。

海外旅行にいくときに外貨を購入する際、外貨を購入するときのレートと売却するときのレートに差があることは知っている人も多いのではないだろうか。

この差分がスプレッドとなっており、FXでの実質的な取引コストとなる。為替手数料とも呼ばれており、このスプレッドはFX会社の収益源ともいえるだろう。

たとえば、ドル/円が100円で取引されていると仮定する。ドルを購入したい場合は100.01円で購入し、売りたい場合は99.99円で売るというようなレート表示となる。

この場合、ドル/円の買値と売値の差が「100.01円-99.99円」になり、その差額「0.02円(2銭)」がスプレッドになる。

仮にドル/円を1Lot(1万通貨)取引した場合は、200円(=0.02円×1万通貨)の取引コストが発生する計算だ。

このスプレッドは「狭い」「広い」と表現され、狭い方が実質的な取引コストを少なくすることができる。

スワップポイント

「スワップポイント」とは、「金利差調整分」とも呼ばれ、通貨ペア2カ国間の通貨の金利差から発生する金利収入を意味している。

スワップポイントは日々金利収入を得ることができるため、長期的に資産運用をおこなう場合はスプレッド以上に大事な要素となるだろう。

通貨金利はその国の政策金利となるが、スワップポイントはFX会社によって異なる。これはスワップポイントがFX会社にとっても大事な収益源となっているためだ。

例として、顧客がドル/円を1Lotロングポジション保有したとする。FX会社は顧客の逆のポジションが発生するため、ドル/円を1Lotショートポジション保有することになる。

そのため、FX会社はリスクをなくすために、すぐ他の会社にドル/円を1Lotロングして、ポジションによる価格変動リスクを消す取引をおこなう。

もしも1Lotドル/円をロングした場合に得ることができるスワップポイントが10円とした場合、顧客には6円で提供し、FX会社は10円同じポジションで得ることができるため、日々1Lotあたり4円の収益が生まれることになる。

そのため、通貨金利の差は変わらないものの、提供されるスワップポイントはFX会社によって異なるということを覚えておいてほしい。

ロング・ショート

FXでは「ロングポジション」や「ショートポジション」という言い方を聞くことがある。

「ロングポジション」とは、ポジションを買い持ちしていることを意味しており、ショートポジションは売り持ちしているということである。

ロングとは「買う」ことを意味しているため、「ドル/円のロング」という言葉は「米ドルを買って日本円を売る」という取引をおこなっていることになる。

ショートとは「売る」ことを意味しており、「ドル/円のショート」という言葉は「米ドルを売って、日本円を買う」という取引をおこなっていることになる。

ロングとショートはいつも使われる言葉であるため、覚えておこう。

円高・円安

円高と円安というのは、日本円の価値がどちらに触れているかを表しているものである。

「ドル/円が円安方向に推移している」というのは、ドルの価値が上がり、日本円の価値が下落していることを表している。

なじみがない人からすると、ドル/円のレートが100円から101円になった場合に「円高になった」と勘違いしやすい。

これは1ドルのりんごを購入する場合、今までは100円でよかったものが、101円払わないといけなくなった。つまり、円の価値が下がった(円安になった)と考えてもらうとわかりやすいのではないだろうか。

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析

「テクニカル分析」は、過去の価格の値動きから将来の価格の値動きを予想する分析手法である。

価格の値動きは投資対象によって異なるが、その投資対象の値動きを予測する人間の心理が動かしているため、ある意味人間が作り出したものであり、パターン化している。

そのチャートのパターンや癖を分析して利益に変えていくのが、テクニカル分析である。

一方で「ファンダメンタルズ分析」は、各国の金融政策、中央銀行の動向、政府トップや高官の発言、経済イベントやニュースから影響するものを自分で判断して分析し、方向性を見出そうとする分析手法である。

ファンダメンタルズ分析は、おもに中長期的な運用の場合におこなう分析であり、短期売買では利用しないというトレーダーも多い。

また、ファンダメンタルズ分析はあくまで方向感を予想するためのものであり、精緻なエントリーポイントは判断できない。

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析は車の両輪のようなものであるため、基本的にはどちらも学ぶ方がよいだろう。

短期トレードのみであれば、テクニカル分析だけでも可能である。

FXの口座開設に関するQ&A

FXの口座開設に関するさまざまな疑問などに順に見ていこう。

口座開設にはどれくらいの日数がかかる?

即日可能なFX会社から、2~3日ほどかかるFX会社がある。日数が違うおもな要因は、本人確認がオンラインでできるシステム「eKYC」を導入しているかどうかで決まる。

最近ではオンラインで本人確認が完結できるFX会社が増えてきているため、即日開設可能なFX会社も多くなっている。

どれくらいの資金が必要?

FXは各社の「最低取引通貨」によって、取引を始められる資金が決まる。たとえば米ドル=100円だった場合の必要資金は【1,000通貨】=約4,000円【10,000通貨】=約40,000円となる。

しかし、これはあくまでも必要最低限の資金である。落ち着いて取引するためには、最低取引通貨単位よりも多めに資金を用意しておくとよい。

複数口座を開設はできる?

FXでは複数の口座を持つことが可能であり、複数口座を持っている方がメリットが大きい。メリットは次のようなものがあげられる。

リスク分散ができる

資金を一社だけではなく複数のFX会社へ預けることで、リスク分散ができる。FX会社の倒産などで資金の出金が不可能となっても、資金を分散させることでリスク回避が可能だ。

相場情報を得られる

FX会社にはそれぞれの強みがある。そのため複数の口座を開設しておくことで、経済情報やプロのレポートなどを多方面から得ることが可能になる。

取引スタイルで使い分けることができる

FXには短期取引や長期取引などのスタイルがある。そのため複数口座を使えば、取引スタイルによって使い分けることができる。(プロトレーダーの多くは、取引スタイル別で口座を使い分けている。)

FXで利益が出た場合に確定申告は必要?

FXで出た利益には税金がかかるため、確定申告が必要となる。年間20万円以上の利益が出た場合は管轄の税務署で確定申告をしよう。

登録後に使わなくなった口座は解約した方がいい?

登録後に使わなくなった口座は解約をする方が望ましい。取引がないまま放置している口座は、FX会社によっては「休眠口座」となる。

口座維持手数料がかかるFX会社の場合、取引がない場合でも手数料が発生するため、注意が必要である。未使用口座の放置は個人情報の漏洩などのリスクもあるため、解約しておくことをおすすめする。

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(画像:Shutterstock)

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