FX取引のリスクは?対策を理解――レバレッジ、ロスカット

FX(外国為替証拠金取引)は少ない投資資金で大きなリターンを期待できるという魅力があるが、その反面、場合によっては資金に対して大きな割合での損失を被るリスクの存在もあることを事前に知っておこう。

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FX(外国為替)の米ドルと人民元

FX取引における「ロスカット」や「証拠金」等について詳しくは後述するが、リスクを知らずにFXトレードをすると、以下のような事態を招く可能性が高くなる。

・少しの値動きだけでロスカットとなる
・場合によっては証拠金を上回る損失が生じる

そのため、FX取引を始めるにあたって、FXのリスクも認識しておくことが大切だ。また、リスクを避けるための具体的な知識を持とう。

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更新日:2021/01/25

FXのリスクとは?

FX(外国為替)取引のリスク

FX取引においては、大きな損失を被ることがリスクの中で最も大きいものだと言える。そして、このリスクはFXの「レバレッジ」によってもたらされる。

FXのレバレッジとは?

FXのレバレッジのイメージ

FX取引は、より専門的には「証拠金にレバレッジを掛けて、為替取引を行うこと」と言える。

FXには株取引などでは馴染みのない金利差を得る「スワップポイント」など特有の用語がいくつかあるが、それらに比べても「レバレッジ」は最も象徴的なものだろう。「レバレッジ」とは、直訳すると「てこ」という意味だ。てこの原理で、小さな力を加えただけで大きな作用が生まれるのと同じように、FXでは手元の少ない資金で大きな取引が可能となる仕組みだ。

FXは、自身の投資資金である「証拠金」に対してレバレッジをかけて取引を行うことができる。

たとえば通常の為替取引において、ドル円の相場が1ドル=100円の時点で1万米ドルを購入したかったとする。この場合、手元に投資資金として「100円×1万通貨=100万円」が必要となる。これでは、一般的な投資家には手が出しにくい。

そこで、本来であれば100万円が必要になるところ、FXは「レバレッジ」という仕組みを活用して元本が少額であっても、希望通り100万円分の取引が許されるのである。

具体的には、投資資金が10万円しかない場合でも、10倍のレバレッジを設定することで、100万円分のFX取引ができる(100万円÷10万円=10倍)。

一方で、為替の値動きにより生じる「為替差益」は、通常の為替取引と同じであるため、1ドル=100円から1ドル=105円まで円安になると、為替差益による利益は5万円となる(5円×1万通貨=5万円)。

つまり、通常の為替取引と比較するとFXは非常に少ない資金で取引を開始できる。また、投資資金に比してFXなら大きな利益を狙うことが可能だ。

FX「レバレッジ」のリスクは?

FXのレバレッジ=てこの原理

FX取引は少ない資金で大きな額の利益を得ることができる可能性がある一方、損失を被るリスクもある。

例えば、FXで1ドル=100円で1万通貨の買いの取引を行って1ドル=95円まで円高になると、1万ドルの場合は5万円の損失となる(-5円×1万ドル=-5万円)。

仮に証拠金10万円、レバレッジ10倍でFX取引をしていた場合は、10万円の投資資金に対して5万円の損失が生じたことになる。つまり、為替が5円動いただけでFXの投資資金の半分を失ってしまったことになるのだ。

これが通常の為替取引なら、100万円の投資資金に対して5万円の損失で済むため、投資資金の5%を失うだけですむ。損失額はFXと変わらないが、投資資金に対する割合で考えるとFXと比較して傷が浅い。

FXの「ロスカット」とは?

FX(外国為替)ロスカットのイメージ

FX取引では、損失が膨らみ「証拠金維持率」が著しく低下すると「ロスカット」が発動し、FX取引を強制的に終了させられてしまう恐れがある。

FXの証拠金維持率とは?

FX口座にログインするパスワード

FXの「証拠金維持率」とは、FXで求められる「必要証拠金」に対して占める、証拠金や評価損益の合計の割合のことを意味する。

FXは「必要証拠金」は、現在保有している未決済の注文(「建玉」や「ポジション」と呼ぶ)を維持するのに必要な金額のことを指し、「為替レート×通貨数×4%」で算出できる。

例えば、1ドル=100円のレートで10万通貨のFX取引をした場合の必要証拠金は40万円となる(100円×10万通貨×4%=40万円)。

なお、FXの証拠金維持率を算出する際は、保有している建玉全ての必要証拠金を加算する。

FXの有効証拠金――評価損益を加味

FX(外国為替)の自動売買で米ドルとユーロを取引

次に、FXの証拠金維持率を算出するにあたって、FX口座に入金した証拠金と、建玉に生じている評価損益を考えなければならない。

例えば、100万円を入金して、1ドル=100円で10万通貨のFX取引をした場合、証拠金維持率の計算方法は以下の通りだ。

証拠金維持率=証拠金100万円÷必要証拠金40万円×100%=250%

上記のFXの維持率は、建玉の評価損益を考慮する前のものだ。建玉を保有していれば、値動きによって評価損益が発生する。FXの証拠金維持率の計算において、証拠金に建玉の評価損益を加えた「有効証拠金」の理解は欠かせない。

FXで建玉を保有している以上、値動きによって常に有効証拠金は変動する。例えば、証拠金100万円でFX取引する際、1ドル=100円のときに10万通貨買ったドル円が、円高方向に1円動き、1ドル=99円になったとする。この場合の評価損は10万円だ。つまりFXの有効証拠金は100万円-10万円=90万円となる。

この時のFXの証拠金維持率は、以下の通りだ。FXではレートが変動しているので、必要証拠金を計算し直す点に注意しよう。

有効証拠金90万円÷(ドル円レート99円×10万通貨×4%)×100%≒約227%

このように、FXでは値動きによって建玉の評価損益が発生し、FXの証拠金維持率も常に変動する。FXで建玉を保有しているときは、証拠金維持率の変動にも気を配り、余裕のあるFX取引を心がけたい。

FXの余剰証拠金=有効証拠金-必要証拠金

電卓の税金表示

また、FXでは「有効証拠金」と似た言葉に「余剰証拠金」がある。混同しやすいので、それぞれ区別して覚えておきたい。

FXの「余剰証拠金」とは、有効証拠金から必要証拠金を差し引いた金額だ。つまり、証拠金+評価損益-必要証拠金=余剰証拠金となる。

FXの「余剰証拠金」は、建玉を保有しつつ、新しいFX注文を出す際に使える「余力」といえる。FXで追加の注文を出したいときには、「余剰証拠金」から注文可能な取引数量を計算しよう。

FX「ロスカット」の具体例と注意点

弱気市場でのFX(外国為替)取引

FXの「ロスカット」は、上記の証拠金維持率が著しく低下すると発動される強制決済のことを意味する。FXのロスカットが発動される基準となる証拠金維持率はFX会社によって異なる。

ここでは、FXの証拠金維持率が100%になった場合にロスカットとなる場合を前提に具体例を説明しよう。

100万円の証拠金でFX取引に臨み、1ドル=100円のドル円を10万通貨買ったあと、ドル円レートが1ドル=95円となり、建玉に50万円の評価損が生じたとする。この場合のFXの証拠金維持率の計算方法は以下の通りだ。

証拠金維持率=(有効証拠金50万円÷必要証拠金38万円)×100%≒131%

FXの評価損が膨らみ、証拠金維持率が基準である100%になるとロスカットが発動し、強制的にFX取引を終了させられる。

今回のFX取引の例では、6.4円円高方向に価格が動くと、FXの証拠金維持率が100%になりロスカットされ、その時点で64万円の損失が確定する。

FXのロスカットを回避するためには、早めの損切や取引量を少なくするといった工夫ができるが、それができずFXの証拠金維持率が著しく低下してしまったときは、追加の証拠金を入金する方法と保有している建玉を一部決済する方法がある。

いずれの方法もFXの証拠金維持率は一時的に回復するが、値動きが止まったり、値動きの方向が反転したりしない限り根本的な解決にはならない。FXでは一方的な値動きは継続することもあり、建玉の評価損が増え続けて結局はロスカットされてしまう可能性もある。そうなってしまうと、FXに追加入金した分、損失が拡大してしまうことになるので慎重に判断したい。

FXの追加証拠金制度

追加証拠金・追証のイメージ

なおFX会社の中には、「追加証拠金制度」を定めている会社もある。FXの「追加証拠金制度」とは、一定の維持率を下回るとロスカットの前に追加の証拠金を求められる制度だ。

例えば、8年連続FX取引高国内一位のGMOクリック証券 では、毎日追加証拠金の判定が行われている。毎営業日のニューヨーク市場クローズ時点(日本時間7時または、米国夏時間適用期間は6時)でFXの証拠金維持率が100%を下回っていると追加証拠金が発生し、翌営業日の午前3時までに証拠金維持率100%を回復する入金もしくは、建玉の一部決済が必要だ。

なお追加証拠金が発生した時点で新規のFX注文はできなくなり、既に発注していた分はキャンセルとなる。

追加証拠金を解消すべき期限までに入金もしくは建玉の一部決済をしないと、保有中の建玉は全て強制的に決済される。また、一度追加証拠金が発生すると、レートが回復して証拠金維持率100%を上回ったとしても追加証拠金は解消されず、追加入金もしくは建玉の一部決済をしない限り強制決済されてしまう仕組みだ。

GMOクリック証券のロスカットは証拠金維持率50%を下回った時点で執行されるため、FX取引の際に大きな値動きで急激に評価損が増加すると、追加証拠金が発生する前にロスカットされる可能性もある。

FXでは証拠金以上の損失を被る可能性がある

下落相場でもFXで利益を得る

また、為替相場の状況によっては一度の値動きで大きな変動をする場合があり、値動きの大きさによっては預け入れた証拠金以上の損失を被る可能性がある。

例えば、証拠金100万円を預け入れた状態で、1ドル=100円で10万通貨の取引をした場合を考える。ここで、為替相場が急変により1ドル=85円まで値下がりしたとすると、損失額は150万円となる((100円-85円)×10万通貨=150万円)。

この場合、100万円の証拠金に対して150万円の損失となるため、50万円を追加で入金する必要がある。

以上の例は極端なものだが、為替相場は国内上場株式とは違い価格の許容変動幅がないため、上記のような急激な変動も可能性としてゼロではないことを注意しなければならない。

ロスカットが間に合わない可能性も――土日の動向にも注意

FX(外国為替)取引のチャート

FX会社は、こういった事態に備え顧客資産を保護するためにロスカット水準を定めている。しかしどの会社も「ロスカットは条件発生時の価格で約定することを確約するものではない」としている。つまり、大きく急激な値動きではロスカットさえも間に合わない可能性があるということだ。こういった値動きは、重要な経済指標発表におけるサプライズや、突発的で大きな事件が起きたときに生じやすい。

特にポジションを保有したまま土日を跨ぐ場合は注意したい。FXは土日の取引はできないので、次に取引ができるのは月曜日の朝だ。取引ができない土日に世界的に大きな出来事が起きれば、カレンダーが変わった月曜日のレートは週末のレートから大きく離れてしまう可能性がある。

値動きが思惑と逆方向に動いてしまえば、大きな損失となる。その際は、月曜日の取引開始時点でロスカットされる。本来ロスカットされるべきレートからも大きく離れ、証拠金以上の損失を被る可能性があるので、十分に注意したい。

短期売買をするトレーダーなら土日を迎える前に決済するなどして建玉を整理し、中長期売買をするトレーダーなら通貨ペアごとの値幅を把握し、取引量を抑えるなどしてある程度の値動きに対応できるよう余裕を持っておくことが重要だ。

通貨ペアの変動値幅を確認したいときは、FX会社の平均値幅や変動率のデータが参考になる。例えば、「オリコン顧客満足度®調査 FX取引 証券会社」において5年連続1位となっているマネーパートナーズの公式サイトには、「変動率ランキング」「高安差ランキング」があり、取り扱い全通貨ペアの直近3年間の変動率や値幅を表示できる。

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FXのリスクを避ける対策は?

FX取引の手数料(ユーロ)

FXのリスクは、預け入れた証拠金に対して大きな割合の損失を被ることであると説明した。特に、ロスカットは「強制的な損切り」を意味するため、絶対に避けるべきだ。

ロスカットを避けるためには、以下の点を意識して取引を始めることが考えられる。

  • 証拠金維持率ができるだけ高い状態で維持する
  • 許容範囲内で損失を抑える
  • スプレッドが広がる時間帯を避ける
  • スプレッドが広がりにくいFX会社を利用する

証拠金に対して余裕のある取引をする

FX(外国為替)チャート分析と発注画面

ロスカットは、証拠金維持率が著しく低下すると発動する。そのため、ロスカットを避けるためには、証拠金維持率をできるだけ高い状態で維持する必要がある。

証拠金維持率にできるだけ余裕をもたせる方法は、「証拠金を多めに入れる」と「少ない金額分の取引を行う」という手がある。

どの程度のリスクを取るかは投資家それぞれの判断となるが、例えば「レバレッジ5倍程度から取引を開始する」といった自分自身のルールを作った上で取引を開始することをおすすめする。

実効レバレッジ

FX(外国為替)トレーダーとFXチャート

自分自身で定めたレバレッジで取引する場合の、取引量を算出する計算式は以下の通りだ。なお実際に取引に適用されるレバレッジを「実効レバレッジ」という。

実効レバレッジ×証拠金÷レート=取引通貨量

例えば、証拠金20万円、ドル円レート1ドル=100円のときに、実効レバレッジ5倍の取引を行いたい場合、5×20万÷100=1万となり、1万通貨の取引が適当だとわかる。

少額取引も選択肢に――1通貨から取引できるFX会社も

そろばんとコイン

このように数十万円の余裕資金をFXに投資できるのであればよいが、まとまった金額を用意できない場合は、取引量を下げることを考えたい。

例えば、証拠金として準備できる資金が1万円だとする。先ほどの計算と同条件で、実効レバレッジ5倍で取引をしたいと考えた場合、許される取引量は、5×1万÷100円=500となり、500通貨の取引が適当となる。

なお、外為どっとコムによる、一週間の通貨ペア別変動率 を見ると、ドル円は1.20%となっている。(集計期間は2020年8月31日から9月4日の営業日)仮に1ドル100円のドル円なら、一週間かけて動く値幅が約1.2円という意味であり、500通貨の取引なら約600円の損益で収まる。

500通貨の取引ができるFX会社といえば、SBI FX トレードだ。SBI FX トレードは、1通貨からの取引に対応していて、ドル円なら約4円で取引を始められる。少額の資金から取引を開始できるため、リスクを抑えるための選択として適しているといえる。

損切注文を出しておく

FX(外国為替)を携帯で取引

損失があまりにも予想外に膨らむ場合は、ロスカットによる大きな損失を被る前に、自分自身で取引を終了させることも大切だ。リスク管理することで損失額が少なく抑えられれば失敗のダメージや心理的な負担も少ないだろう。

しかし膨らんでしまった損失を目の前にして、自分自身で損切りするのは難しい。損切りは損失を確定させることであり、その瞬間に証拠金が減る。損切りしなければ、いつか価格が元に戻り、証拠金を減らさずに済むかもしれない。そう考えて損切りせず、結局ロスカットされ大きな損失を被る可能性もある。

そこで、あらかじめ自分自身の損失の許容範囲を決めておいて、その範囲内で損失を抑えられるように損切注文を発注しておくことをおすすめする。

例えば、損失は証拠金の1%以内に抑えると決める。証拠金が10万円であれば1,000円だ。このルールで1ドル=100円のドル円を1万通貨買った場合、許容できる逆行値は10銭となり、99.9円まで円高方向に動いたら決済するように損切注文を入れておく。

これで損失はコントロールでき、思いもよらぬ大きな損失を避けられる。ただし、急激な値動きがあった場合、損切注文を入れたレートから離れて決済され、想定よりも大きな損失を被る可能性があることは覚えておこう。

通貨ペアごとの変動幅の違いに注意

FX(外国為替)の米ドルとユーロ

なお通貨ペアによって価格の変動幅は異なり、変動幅が大きな通貨ペアだとすぐに損切レートに達してしまうこともあるので、余裕を持った損切りを設定し、取引量を調整することも考えたい。

例えば、2020年10月19日から25日の期間に、1時間で動いた平均値幅を調べたデータによると、ドル円は約8銭であるのに対し、ポンド円は約16銭だ。つまり10銭の逆行で損切りするという設定は、ポンド円の取引には適さない場面が多いと考えられる。

仮に許容損失1%を変更せず、ポンド円の値幅に合わせて20銭の逆行まで許容して損切注文を入れる場合、取引量を5,000通貨にすれば良い。

損失額は、5,000通貨×20銭=1,000円で、先に計算したドル円のケースと同じだ。

以上のように損失の許容範囲を決め、取引する通貨ペアの値幅に合わせて柔軟に損切レートを変更することが望ましい。その際、取引量を調整することを忘れなければ、取引ごとの損失は一定額にコントロールできる。

スプレッドが広がる時間帯を避ける

日本円とFXの取引時間

またスプレッドが広がる時間帯を避けて取引することも考えたい。平日であれば24時間取引できるが、主に早朝や重要な経済指標発表のタイミングはスプレッドが広がりやすい。加えてクリスマスや年末年始など取引量が極端に減少する日も、スプレッドが広がる傾向にある。スプレッドは実質的な取引手数料と考えられるため、広いスプレッドで取引するということは、高い手数料を支払っているのとほぼ同義だ。

また取引量が減少する日は、通常通りの売買ができないリスクもある。取引は買い手と売り手がいて、希望価格が合うから成り立つものだ。相手方がいないと、希望価格や希望のタイミングで売買できず、不利な価格での売買を強いられる可能性がある。

特に通常時の取引量が世界的に多い、アメリカやイギリスの休日は常に把握しておきたい。

重要指標の発表スケジュールや、各国の休日はFX会社の公式サイトから確認できる。無駄なロスカットなどの損失リスクを避けるために、安定した取引量、スプレッドが供給されているタイミングで取引しよう。

スプレッドが広がりにくいFX会社を利用する

FX(外国為替)のスプレッド(取引コスト)

また、FXの損失リスクを避けるためは、資金管理だけではなくFX会社選びも大事な要素となる。スプレッドが広がりやすいFX会社を利用してしまうと、金融政策の基本方針の変化など大きなイベントや世界情勢に影響する突然のニュースなどで相場が激しく変動したタイミングでスプレッドにより損切注文やロスカットが発動する可能性が高まるからだ。

そのため、なるべく為替リスクを管理するにはスプレッドが広がりにくいFX会社に口座を開設することがおすすめされている。

例えば、「SBI FX」は、「ドル円」について、最低スプレッドを維持した時間帯が全体の95.2%と高く、スプレッドが長時間にわたって拡大しにくいFX会社だと言えるだろう(2020年9月現在)。

また、YJFX!は、提示された「ドル円」の最低スプレッドを維持した時間帯が全体の99.5%と高いため、同様の観点を重視するトレーダーには一般的におすすめされているFX会社だと言える(2020年9月現在)。

口座開設後、入金前に実際のトレードと同じシステム環境にログインして同じツールを用いて買付などできるデモトレードや、基本的なチャートの見方などお客様限定の学習サポートが無料で利用できるFX会社も多いため、特にはじめてFXマーケットに挑戦する個人投資家は

人気のFX会社ピックアップ

SBI FXトレード

「SBI FXトレード」は2011年設立、取り扱い通貨ペアは34種あり、うち33種の通貨ペアで1通貨単位の取引が可能だ。最大1,000万通貨の取引ができ、少額から大口まで幅広い取引に対応している。取引コストは業界内で最低水準だ。「米ドル/円」の取引コストは0.09銭(1,000通貨以下の取引)で、比較的低いコストで取引ができる。

「取引高」「口座数」「預かり残高」の市場シェアはトップクラス。

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通貨ペア数34(対円は19)
スプレッド(1000通貨まで)米ドル/円(0.28~0.30銭)/ユーロ/円(0.5銭)/豪ドル/円(0.4銭)
ツール・アプリ ・【PC版】Rich Client NEXT
・【スマホアプリ】SBI FX TRADE(新・旧あり)

みんなのFX(トレイダーズ証券)

みんなのFXは「トレイダーズ証券」が提供するFXサービスだ。27通貨ペアを小口の1,000通貨から取引でき、取引コストは高シェアを獲得しているFX会社と同水準に低い。また、自動売買ツール「みんなのシストレ」を提供している。

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通貨ペア数27(対円は16)
スプレッド米ドル/円(0.2銭)/ユーロ/円(0.4銭)/豪ドル/円(0.6銭)
ツール・アプリ ・【PC版】FXトレーダー
・【スマホアプリ】FX トレーダー アプリ版

LIGHT FX(トレイダーズ証券)

「LIGHT FX」は、「みんなのFX」を手掛ける「トレイダーズ証券」が2018年から提供するFXサービスだ。スワップポイントに定評があり、業界最低水準の取引コストも評価が高い。2020年中に口座を開設すると最大5万円のキャッシュバックを受け取れるキャンペーンを行っている。

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通貨ペア数27(対円は16)
スプレッド米ドル/円(0.2銭)/ユーロ/円(0.4銭)/豪ドル/円(0.6銭)
ツール・アプリ ・【PC版】アドバンスドトレーダー、シンプルトレーダー
・【スマホアプリ】LIGHT FXアプリ

マネックスFX

マネックスFXはネット証券「マネックス証券」が手がけるFX専用口座だ。レバレッジの上限を5つのコースから選択でき、リスク管理しやすい仕様になっている。取引通貨は少ないが、対円通貨ペアは比較的多い。1万通貨以下の取引コストは他社と比較しても低水準で、初心者が取引しやすい環境を提供している。

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通貨ペア数16(対円は13)
スプレッド(1万通貨以下)米ドル/円(0.2銭)/ユーロ/円(0.4銭)/豪ドル/円(0.5銭)
ツール・アプリ ・【PC版】MonexFX ブラウザツール、MonexFX SPEED Lite、MonexFX SPEED
・【スマホアプリ】Menex SPEED スマートフォン

GMOクリック証券(FXネオ)

GMOクリック証券は2005年に創業した、GMOインターネット株式会社のグループ企業だ。インターネット専業証券会社として、FX取引サービス「FXネオ」を提供している。「取引高」「口座数」「預かり残高」の市場シェアはトップクラス。

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通貨ペア数20(対円は10)
スプレッド米ドル/円(0.2銭)/ユーロ/円(0.5銭)/豪ドル/円(0.7銭)
ツール・アプリ ・【PC版】はっちゅう君FXプラス
・【スマホアプリ】GMOクリックFX
・【ブラウザ版】ブラウザ取引画面、FXツールバー(要インストール)

セントラル短資FX

セントラル短資FXは創業100年超の「セントラル短資グループ」が展開するFX会社だ。25通貨ペアの裁量トレードができる「FXダイレクトプラス」のほか、22通貨ペアで自動売買ができる「セントラルミラートレード」口座が用意されている。

取引コストは市場シェアの高いFX各社と同水準であり、比較的低コストで取引できる。また新規口座開設で最大50万円キャッシュバックのキャンペーンを行っている。

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通貨ペア数25(対円は11)
スプレッド米ドル/円(0.2銭)/ユーロ/円(0.4銭)/豪ドル/円(0.5銭)
ツール・アプリ ・【PC版】PC web取引システム、プログレッシブチャート、クイックチャート・トレードプラス
・【スマホアプリ】スマホアプリ(FXダイレクトプラス)、クイックトレードプラスfor iPad(タブレット)

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(画像:Shutterstock)


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