FXブロードネットの評判:短所や比較、デモ、トラッキングレコード

(公開日:

FXブロードネットは、希望に応じて9つの取引コースから選択できる点が特徴だ。また、「トラッキングトレード」を利用すれば自動売買も可能となっている。

スプレッド(取引コスト)は他の高シェアFX会社と同水準で、比較的低いコストでトレードが可能だ。

結論からいうと、FXブロードネットは自動売買を行いたい方に推奨されるFX会社だ。以下に自動売買に対応しているFX会社をまとめたので、比較し口座開設を検討してほしい。

 ポイント各社のメリット特に誰に向くか種類
アイネットFXリピート系「ループイフダン」平均利益率127%(2020年度)デモ口座あり。ループイフダンのオンラインセミナーもループイフダンはデモ口座対応。自動運用を仮想の資金で試せる
使用感を事前に試したい方に推奨
リピート系
FXブロードネット自動売買ツール「トラッキングトレード」。利益実績84.8%(2014年10月15日~2021年3月31日)9つの取引コースを用意。複数コースの保有OKルールが異なる取引コース9種。複数のコースを持てるため取引の目的ごとに使い分けられる
取引管理を重視したい方に向く
リピート系
インヴァスト証券プログラムをリストから選ぶ選択型システムトレード「トライオートFX」ETF(上場投信)の自動売買も可能売買プログラムを選ぶほか、自分で設定もできる。またETF(上場投信)も同じツールで自動売買できる
より発展的な自動売買を行いたい方にはインヴァスト証券が推奨される
選択型
アヴァトレード「MT4(世界的な取引ツール)」対応の本格システムトレード4社で唯一MT4対応。独自売買プログラムも提供4社でMT4に対応しているのは同社だけ。「AMMA」または「DUPLI TRADE」に申し込むと独自の売買プログラムを利用できる。
MT4で本格的な自動売買を行いたい方に向く
選択型

更に詳しい比較・デメリットを補うFX会社の組み合わせはこちら(特化記事)

FXブロードネットを簡潔にまとめると?:特に忙しい方向き

FXは月曜オープンから金曜クローズまで24時間取引できるが、相場を監視し続けられる方は少ないだろう。多くの方は相場から離れている時間が長く、取引機会を逃していると思われる。

FXブロードネットの「トラッキングトレード」はリピート型の自動売買取引で、相場を監視していないときも24時間取引を自動的に行える。本業が忙しく、相場の監視時間を長く取れない方には特に向いているだろう。

FXブロードネットのメリット

全9コースから選べる

特徴の異なるコースを自由に選べる点がFXブロードネットのメリットだ。

FXブロードネットは取引口座を後述の9コースから選択できる。コースの変更、また同時に複数の取引コースを持つこともできる。それぞれ特徴が異なるため、取引に合わせた使い分けが可能だ。

少額取引が可能

上述の9コースには1万通貨単位で取引を行うコースのほか、1,000通貨単位で取引を行うコースがある。少額取引できる点もFXブロードネットのメリットの1つといえよう。

手軽に自動売買取引ができる

FXブロードネットは一般的な裁量トレード(任意のタイミングで行う取引)だけでなく、自動売買にも対応している点もメリットだ。

FXブロードネットの自動売買ツール「トラッキングトレード」は簡単な設定で自動売買に取り組める。あらかじめ設定された売買条件を損益ランキングから選ぶことでも利用可能だ。

トラッキングトレードは連続して注文を出す「リピート型」の自動売買に特徴がある。レートが離れた場合も、設定した範囲内で連続して注文を出し、レートを追うことが可能。最低限の監視は必要だが、24時間収益機会を得られる点に強みがある。

業界最低水準のスプレッド(取引コスト)

最低水準のコストで取引できる点もFXブロードネットのメリットだ。例えば「米ドル/円」なら0.2銭。1,000米ドルの取引なら2円で、1万米ドルでも20円のコストで取引できる。

FXブロードネットのデメリット

高金利通貨ペアの取り扱いが少ない

FXブロードネットの取扱通貨ペアのうち、一般に高金利といわれる通貨ペアは「南アフリカランド/円」のみだ。同じく高金利通貨ペアの「メキシコペソ/円」や「トルコリラ/円」などの取り扱いはない。

高金利通貨ペアの例

FXブロードネットの取り扱い
南アフリカランド/円
メキシコペソ/円×
トルコリラ/円×

FX取引では金利相当を「スワップポイント」として受け取れる。高金利通貨ほど受け取れる金額が大きくなるため、スワップポイントを目的とした取引では高金利通貨が欠かせない。FXブロードネットの場合、これらの取り扱いが少ない点がデメリットだ。

自動売買に上乗せ手数料がかかる

FXブロードネットは業界最低水準のスプレッドで取引できるが、自動売買「トラッキングトレード」には上乗せの手数料がかかる。頻繁な売買はコストがかさんでしまうため注意が必要だ。

夜間の電話サポートがない

FXブロードネットの電話問い合わせの受付時間は平日9:00~17:00だ。夜間の電話問い合わせには対応していない。

FXは夜間でも取引できるため、FX会社によっては夜間の問い合わせも受け付けている。FXブロードネットの場合は受け付けていないため、デメリットの1つだ。

FXブロードネットのデメリットを補完できるFX会社

FXブロードネットは高金利通貨ペアの取り扱いが少ないが、「SBI FXトレード」は多くの高金利通貨ペアの取り扱いがある。

SBI FXトレード 高金利通貨ペアの例

  • 南アフリカランド/円
  • メキシコペソ/円
  • トルコリラ/円
  • ブラジルレアル/円
  • ロシアルーブル/円
  • 中国人民元/円
  • 韓国ウォン/円
  • シンガポールドル/円

ただし、SBI FXトレードは自動売買に対応していない。FXブロードネットと併せて口座開設しておけば、自動売買はFXブロードネットで、スワップポイント目的の取引はSBI FXトレードで使い分けが可能だ。

FXブロードネットの概要──9つの取引コース 自動売買も可能

FXブロードネットは外国為替市場の情報会社として1993年発足し、2007年からFXサービスを開始した。

口座数は約21万口座(2020年12月末)で、自己資本比率は490.4%(2021年1月末)。顧客の資産は三井住友銀行に信託保全され、FXブロードネットの資産とは区分して管理されている。同社の自己資本比率は健全な水準だが、万が一破綻した際も顧客の資産は保全される。

全9コース──コースを複数持つことも

FXブロードネットでは以下9つのコースから開設する口座を選択する。ポイントは「取引数量」「レバレッジの上限」「ロスカット」だ。

取引単位レバレッジの上限ロスカット
(対証拠金)
ブロード1コース
1万通貨1倍まで1%
ブロード20コース1万通貨20倍まで8%
ブロード25コース1万通貨25倍まで20%
ブロード25
MCコース
1万通貨25倍まで20%
※1日猶予
ブロード25
Sコース
1万通貨25倍まで100%
ブロード20
ライトコース
1,000通貨20倍まで8%
ブロード25
ライトコース
1,000通貨25倍まで20%
ブロード25
ライトMCコース
1,000通貨25倍まで20%
※1日猶予
ブロード25
ライトSコース
1,000通貨25倍まで20%

5つの「ブロードコース」では1万通貨単位(「南アフリカランド/円」は10万通貨単位)、4つの「ブロードライトコース」では1,000通貨単位(「南アフリカランド/円」は1万通貨単位)で取引できる。少額から取引したい場合は「ブロードライトコース」を選択した方がいい。

FXは仕組み上、「レバレッジ」をかけることによって自己資金よりも大きな金額の取引が可能だ。例えば自己資金が100万円の場合、レバレッジ25倍なら最大2,500万円の取引ができる。

FXブロードネットはコースごとにレバレッジ倍率が異なり、1倍、20倍、25倍の3種がある。1倍はレバレッジをかけないコースだ。取引数量は任意に決められるため、仮にレバレッジ25倍のコースを選択しても低レバレッジ取引はできる。資金管理に自信がない場合に低レバレッジコースを選ぶといいだろう。

ロスカットは、ポジションの評価損失が一定以上に膨らんだ場合、それ以上の損失拡大を防ぐため強制的に決済してしまう処置だ。ロスカットが早いほど自己資金が残りやすく、対証拠金比率が大きいほどロスカットが早い。

最もロスカットが遅い「ブロード25コースMCコース」

レバレッジ25倍のコースのうち、ロスカットが最も遅いのは「ブロード25コースMCコース」だ。ロスカットは証拠金の20%まで行われないため、最も長く評価損失に耐えられる。

例えば証拠金10万円に対して20万円の自己資金を用意した場合、ブロード25Sコース(ロスカット基準:対証拠金100%)は10万円の評価損失でロスカットされるが、ブロード25MCコースは18万円までロスカットされない。

さらに「MCコース」の場合、ロスカットは1日の猶予がある。ロスカット水準を超える評価損失が発生しても、翌営業日AM6:30(夏時間はAM5:30)までに不足金を入金すればポジションを維持できる。

コース変更&複数コースの開設が可能

FXブロードネットで初めて口座開設を行うと「ブロード25Sコース」または「ブロード25ライトSコース」となる。コースの変更および複数のコース開設が可能なので、取引の戦略や目的ごとに使い分けるとよいだろう。

通貨ペアは24  対円通貨は8種

FXブロードネットで取引できる通貨ペアは以下の24種だ。対円通貨は8種ある。

同じ口座で自動売買も可能──「トラッキングトレード」

FXブロードネットの「トラッキングトレード」を使用すれば、裁量トレード以外に自動売買取引もできる。リピート型の自動売買ツールで、指定した条件に合致する取引を繰り返す。トラッキングトレードは裁量トレードと同じ口座から利用が可能だ。

リピート型自動売買とは

リピート型自動売買とは、設定した売買条件で自動的に注文と決済を繰り返すトレードシステムだ。あらかじめ新規取引レートと決済レートを決め、指定のレートに到達すれば自動的に売買が行われる。

リピート型自動売買は売買レートを決めるだけで稼働できるため、一般的にプログラミングなどの複雑な知識は必要なく、誰でも取り組める簡便さにメリットがある。

トラッキングトレードの特徴

FXブロードネットのトラッキングトレードは、新しい注文を自動的に出し続ける点に特徴がある。値動きが発生している価格範囲に自動売買注文を連続して仕掛け、レートがどちらへ動いても連鎖的に自動売買注文を発注できる仕組みだ。

従来のリピート型自動売買は、設定した売買条件からレートが大きく離れた場合、改めて売買条件の設定を行う必要があった。取引が全く行われない可能性が高くなるためだ。

トラッキングトレードの場合、事前に想定変動幅を設定しておき、その範囲内で自動的に新規の発注を行う。レートが一定以上離れても、新規注文でレートを追うことが可能だ。

トラッキングトレードの成績

2014年10月15日から2021年3月31日までに設定されたトラッキングトレードの設定毎の利益実績は、84.8%(利益になった設定数を利益になった設定数と損失になった設定数の合計で除した割合)という高パフォーマンスを誇る。(同社HPより)

トラッキングトレード 「任意設定」の方法

トラッキングトレードは2つの設定方法がある。自由に設定内容を組み立てられる「任意設定」と、損益ランキングから売買条件を選ぶ「ランキング注文」だ。

「任意設定」の設定項目には、取引する「通貨ペア」、「ボラティリティ参考期間」「想定変動幅」「ポジション方向」「対象資産」がある。

「想定変動幅」は、トラッキングトレードで最も重要な項目だ。想定変動幅によって、トラッキングトレードが自動売買を仕掛け続ける価格帯が決まる。ポジションの保有中、「ポジション方向」とは逆に価格が想定変動幅を超えた場合、「損切り」が自動で執行される。

トラッキングトレードは想定変動幅の中であれば、複数のポジションを同時に持つケースが多い。運用する「対象資産」は、口座資金に対して余裕のある金額で設定したい。なお同社は、口座資金の50~70%の「対象資産」で運用することを推奨している。

「想定変動幅」と「対象資産」を決めると、その範囲の中で保有できる注文件数が自動で導き出され、それに伴い「注文間隔」も決定される。

「注文間隔」は、保有建玉を決済する値幅つまり利益幅となる。トラッキングトレードを稼働させる直前の設定確認画面に表示されるので、稼働前に確認したい。

「注文間隔」が広すぎるときは、想定変動幅に対して対象資産が少ない設定となっている。追加入金や通貨ペアの変更をするなどして、設定を調整しよう。

トラッキングトレード 「ランキング注文」の方法

任意設定を難しいと感じる場合、「ランキング注文」の利用を検討したい。

損益ランキングは、様々な設定の「トラッキングトレード」の売買結果を、実現損益順に並べたものだ。ランキングをクリックするだけで登録画面に進み、そのまま自動売買を稼働させられる。

ただし掲載されている実績は、あくまで過去のもので、将来の損益は保証されない。稼働させる前に実績の詳細を確認しておきたい。

実績の詳細には、「売買」「注文間隔」「想定変動幅」「損切回数」などの項目がある。

特に「売買」は取引を仕掛ける方向性を示しており、相場に合わせて選択したい。また「想定変動幅」が狭い設定は、損切りを繰り返してしまう可能性が高まるため注意が必要だ。

「ランキング注文」に慣れてきたら、ランキングを参考にしながら「任意設定」でカスタマイズしてみるのもいいだろう。


なお、稼働させた自動売買は、定期的にパフォーマンスや相場状況を確認し、必要であれば設定の変更などを考えたい。例えば、「想定変動幅」を超えた値動きが起きている場合、設定した自動売買で対応できない可能性が高く、停止の検討タイミングと考えられる。

FXブロードネットの評判──豊富な取引コースや自動売買が好評

FXブロードネットは「みんかぶFX 口座比較ランキング」と「価格.com FX口座 人気ランキング」の調査で上位にランクインしている。さまざまな取引コースを選択できる点や、「トレッキングトレード」による自動売買が評価を受けているようだ。業界トップクラスに低い取引コストも評価された。

FXブロードネットのクチコミ(口コミ)・評判は?

デモ取引が分かりやすく初心者にオススメの会社

デモ取引の機能があり、そちらで初心者でも分かりやすいように解説されています。実際に私も利用しましたが、そちらを見るだけで取引のやり方がよく分かりました。それとシステムの安定性も抜群に良いと思います。他の会社だと取引が集中するとシステムがダウンする事がありますが、こちらはどんな時間帯でもサクサク動きます。そのためシステムダウンによるストレスとは無縁ですね。FXの初心者にはオススメの会社だと思いました。

★★★★★5点
(40代・男性)

半自動売買の導入時にすべてのFX会社のシステムを検証した結果……

半自動売買が導入された時に、導入しているすべてのFX会社のシステムを検証しました。その際に、比較的良いパフォーマンスを出してくれたことから、継続的に利用しています。他では、トレンドが転換しぱなっしだと大きく損失となってしまいますが、トラッキングトレードはトレンドを追尾してくれるのでその心配はありません。コツコツと毎日利益を出してくれるので、損をする時は大きいもののトータルでは利益が出る良いサービスだと思っています。

★★★★4点
(30代・男性)

スマホアプリが直感的に操作でき、使い勝手がいい

高機能なスマホアプリがあるのはとても魅力。当然、Android(アンドロイド)などにも対応しているので助かっています。パソコン用のツールと同水準なので別に家でがっつりとやらなくてよい、というのはよい部分です。直感的な操作ができるのはよいですし、チャートと注文画面が同時に見れるのもグッド。取引をするときにすぐに把握できるというのは魅力的であり、使い勝手に大きく影響してくることにはなります。それこそがここのよいところといえます。

★★★★★3点
(30代・女性)

FXブロードネットのスプレッド──業界大手と同水準 自動売買は上乗せコストが

FXブロードネットの取引コストとなる、対円通貨ペア8種のスプレッドは以下の通りである。なお、FXの取引コストは、一般的に相場の急変動などで拡大の可能性がある点に注意したい。

米ドル/円0.2銭NZドル/円1.3銭
ユーロ/円0.5銭カナダドル/円4.8銭
豪ドル/円0.6銭スイスフラン/円3.8銭
英ポンド/円1.0銭南アフリカランド/円16.4銭

メジャーな「米ドル/円」「ユーロ/円」「豪ドル/円」の3通貨ペアにおけるスプレッドについて、FXブロードネットと「口座数」「預かり残高」上位の高シェアFX会社とで比較すると、下表のとおり「SBI FXトレード」を除いてスプレッドは遜色ない安さだ。このことからも、FXブロードネットのスプレッドは比較的低い水準であるといえそうだ。

なお「トラッキングトレード」を利用する場合は、上乗せの手数料に注意したい。上乗せ手数料は以下の通り。

ブロードコース(1万通貨単位)1万通貨ごとに400円
(新規、決済で各200円)
ブロードライトコース(1,000通貨単位)1,000通貨ごとに40円
(新規、決済で各20円)

FXブロードネットの取引ツール──取引から実績の分析まで操作性の高い無料ツール

FXブロードネットは無料の取引ツール「FXブロードネットforデスクトップ」」を提供している。画面レイアウトを自由に変更することができ、「取引分析」機能では過去のトレードを分析することも可能だ。

インストール不要の「ブラウザ版」やスマホアプリ、タブレット版のツールも無料で使用できる。

PCインストール版「FXブロードネットforデスクトップ」

取引画面 は、レート、チャート、注文中履歴、ポジション照会、約定取引明細などを1つの画面に並べて表示でき、各コンテンツの大きさや並べ方は自由にカスタマイズできる。

カスタマイズした画面は、最大10個まで「ワークスペース」に保存でき、取引画面のタブから再び呼び出すことが可能だ。また各画面はウィンドウから切り離して最大化できる。

チャート画面

チャート画面では保有ポジションや注文を表示でき、値動きから目を離さずに視認できる。チャート画面から発注もできるので、素早い取引も可能だ。

テクニカル指標は全28種を表示できる。基本的な指標のほか、「篠原レシオ」や「シャンデモメンタムオシレーター」など比較的マニアックな指標まで利用できる。

「レイヤー」機能では、1つのチャート上に別の通貨ペアのチャートを重ねて表示できる。通貨ペア同士の相関関係を測る際に役立つだろう。

自身の売買タイミングの分析には「約定履歴プロット」機能が役に立つ。過去に取引した履歴を、チャート上にプロットして表示し、視認できる機能だ。

その他の機能

さらに「取引分析」機能により、過去の取引記録をカテゴリーに分けて集計し、円グラフで確認できる。通貨ペア別の成績や、年、月、日単位の成績、売買区分など、より詳細な取引記録を閲覧できるので、自分では気づかなかった取引の癖に気づけるだろう。

「口座状況」画面では、証拠金の状況やロスカット値を数字と棒グラフで確認できる。多様な取引コースとロスカット水準があるFXブロードネットだが、「口座状況」を見れば維持率や、ロスカットまでの値が一目で分かる。

インストール不要の「ブラウザ版」

「ブラウザ版」は、ネット環境があればどこでも利用できる取引ツールだ。取引画面は、難しい設定は不要かつシンプルなデザインで初心者も迷わず取引できる。

メイン画面には、レートやポジション一覧、注文明細などを配置でき、それぞれのコンテンツの大きさや位置を変更できるので、カスタマイズ性も保たれている。

チャートには全16種類のテクニカル指標を搭載しており、インストール版より劣るものの、基本的な分析が可能だ。公式サイトに備えられた取り扱いマニュアルには各指標の詳細な使用方法が記載されているので、使い方がわからない方は参考にしたい。

取引方法は、レート表示から直接発注する方法と発注画面を表示させる方法がある。決済については、ポジション一覧からの発注も可能だ。

いずれもチャートを表示させながら発注できるため、値動きに合わせた細かな取引ができる。

iPhone、Android対応のスマホアプリ

レート、チャート、ニュースの表示ができ、直感的な操作で初心者にもわかりやすい取引ツールだ。

自動更新のレートで値動きを追い、アラート通知機能があるためスマホをロックしていてもチャンスを逃さず取引できる。

チャートには全12種類のテクニカル指標を表示でき、「トレンド系」「オシレーター系」の両方を搭載している。また横画面対応なので、大きな画面でのチャート分析が可能だ。

さらに投資関連情報のFX wave、MarketWin24は24時間リアルタイムで閲覧できる。なお、チャートの横画面対応はiPhoneのみの機能となっている。

【注目】有力FX会社の早見表(スタイル&ニーズ別)

短期で取引したい(デイトレ&スキャルピング)

 ポイント各社のメリット特に誰に向くか約定スピードドル円 スプレッド通貨ペア数最小取引単位シストレ対応
JFXスキャルピング公認。高速取引専用ツールが魅力数秒単位のスキャルピングに対応。
MT4に対応
4社で唯一数秒単位のスキャルピング「秒スキャ」に言及
超短期トレーダーはJFX推奨
最速:0.001秒 平均:0.005秒 (2020年7月実績)0.2銭2610,000通貨×
LION FX(ヒロセ通商)スキャルピング公認。取扱通貨ペアは業界最多水準大口ならキャッシュバックキャンペーン手厚い
通貨ペア数が多く、スキャルピングの選択肢が広い
数十万円キャッシュバックの取引キャンペーンが定番
大口トレーダーに推奨
最速:0.001秒 平均:0.003~0.005秒 (2020年7月実績)0.2銭501,000通貨×
セントラル短資FXスキャルピング向けに「1クリック注文」用意4社で最もドル円スプレッド安いドル円メインのトレーダーに向く0.1銭251,000通貨
OANDA スキャルピング公認。95%以上の注文が0.001秒で処理口座開設者に世界7拠点からマーケット情報提供口座開設者は「OANDAラボ」から情報提供受けられる
情報も重視したい方はOANDA
新規注文の99%が0.001秒で処理 (2021年5月3週実績)0.3~0.4銭4010,000通貨
※OANDAは「東京サーバー」コース(その他コースでは1通貨単位、69通貨ペアも)

更に詳しい比較・デメリットを補うFX会社の組み合わせはこちら(特化記事)

②スプレッド重視(とにかく取引コストを低く)

 ポイント各社のメリット特に誰に向くか米ドル円ユーロ円ポンド円豪ドル円NZドル円
ネオモバFXドル円スプレッドが最低0銭「Tポイント」で取引可能TポイントでFXと株式の取引可能
ポイントで疑似体験したい方に向く
0~0.3銭0.4~0.6銭0.9~1.1銭0.6~1.1銭1.2~2.5銭
ゴールデンウェイ・ジャパン大口取引も低スプレッド 1万通貨超なら3社で最も低い(ドル円)1万通貨超なら3社で最低
取引金額が大きい方に推奨される
0.1銭0.3銭0.6銭0.4銭1.0銭
SBI FXトレード1,000通貨以下なら低スプレッドで原則固定3社で最も通貨ペアが多い3社で最も通貨ペアが多いが、1,000通貨超のスプレッドは変動制
少額トレーダーに向く
0~0.1銭0.3銭0.69銭0.4銭0.9銭

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③中長期で取引したい(スワップ=金利収入重視)

 ポイント各社のメリット特に誰に向くか米ドル円ポンド円ランド円メキシコ円トルコ円最小取引単位通貨ペア数スプレッド(米ドル/円)シストレ対応
みんなのFX高水準スワップが魅力「オプション」取引も可能(LIGHT FXはFXのみ)「オプション」のほか「自動売買」に対応(LIGHT FXはFXのみ)
FX以外の選択肢も持ちたい方に推奨
32円259円50.7円35.7円292円1,000通貨270.2銭
LIGHT FX新興国通貨スワップに強み新興国通貨スワップが「みんなのFX」より高い傾向新興国通貨スワップが「みんなのFX」より高い傾向
高金利通貨のスワップを獲得したい方に向く
31円259円63.7円49.7円292円1,000通貨270.2銭×
表中のスワップポイント(米ドル円~トルコリラ円)は「2021年5月24~28日の累計 1万通貨の買い」の数値

※トルコリラ/円に特化した図表は、下記の記事内を参照されたい。

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④少額取引(数円~数千円で始めたい初心者&取引金額を細かく調整したい方)

 ポイント各社のメリット特に誰に向くか
SBI FXトレード全34通貨ペアで1通貨単位取引OK唯一マイナー通貨の少額取引可能「ブラジルレアル」などのマイナー通貨も取り扱う
さまざまな通貨で少額FXを行いたい方に推奨される
ネオモバFX最低取引単位1通貨スプレッド0はネオモバだけ(ドル円、1,000通貨以下)1,000通貨以下のドル円スプレッド0
少額かつドル円トレーダーに推奨
LINE FX1,000通貨単位取引。いつもの「LINE」で取引可能3社で唯一米国株取引可能「国内株」「米国株」「投資信託」を取り扱い、いずれも少額取引可能。3社で最も選択肢が多い
FX以外の少額取引を行いたいならLINE FX

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⑤自動売買(時間が無い方向け。プログラムによる取引)

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使用感を事前に試したい方に推奨
リピート系
FXブロードネット自動売買ツール「トラッキングトレード」。利益実績84.8%(2014年10月15日~2021年3月31日)9つの取引コースを用意。複数コースの保有OKルールが異なる取引コース9種。複数のコースを持てるため取引の目的ごとに使い分けられる
取引管理を重視したい方に向く
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より発展的な自動売買を行いたい方にはインヴァスト証券が推奨される
選択型
アヴァトレード「MT4(世界的な取引ツール)」対応の本格システムトレード4社で唯一MT4対応。独自売買プログラムも提供4社でMT4に対応しているのは同社だけ。「AMMA」または「DUPLI TRADE」に申し込むと独自の売買プログラムを利用できる。
MT4で本格的な自動売買を行いたい方に向く
選択型

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⑥サポート重視(初心者&夜間取引が多い人向け)

 ポイント各社のメリット特に誰に向くかその他の問い合わせ窓口
外為どっとコム24時間電話受付。為替のプロが対応税金やマーケット情勢についても回答オペレーターは為替のプロ。オンラインFXセミナーも頻繁に行われる
初心者のエントリー口座として特に推奨
メール
外為ジャパン電話&LINEで24時間対応。LINEも24時間対応高機能FXツール「プレミアチャート」を無料提供。値動きを詳細に分析できる
本格的な取引も行いたい方に向く
メール、LINE
DMM FXコールセンターは24時間受付。メールやLINE、AIチャットも3社で唯一株式取引可能(株式も24時間サポート対応)「株式」「CFD」を取り扱い、いずれも24時間サポートの対象。独自の競走馬ファンドサービス「BANUSY」はユニーク。
サポートのほか選択肢も重視したいならDMM FXが推奨される
メール、LINE、AIチャット

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⑦取引ツール重視(MT4など)

 ポイント最小取引単位通貨ペア数ドル円 スプレッドシストレ対応
FXTFFXTF情報局ではFXに関する情報を提供、コストが低い10,000通貨300.1銭×
JFXスキャルピング可能で短期売買がしやすい10,000通貨260.2銭×
アヴァトレードシストレ可能であり、MT4の次世代ツールMT5にも対応1,000通貨501.1銭
OANDA 対応通貨ペアの種類が多い1通貨690.3銭~0.8銭×

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⑧デモ口座のあるFX会社

 最小取引単位通貨ペア数ドル円 スプレッドシストレ対応
DMM FX10,000通貨210.2銭×
アイネットFX10,000通貨240.7銭~1.8銭
FXTF10,000通貨300.1銭×
JFX1,000通貨260.2銭×
LION FX1,000通貨500.2銭×
FXブロードネット1,000通貨240.2銭
アヴァトレード1,000通貨551.1銭
セントラル短資FX1,000通貨250.1銭
OANDA1通貨690.3銭~0.8銭×
外為どっとコム10,000通貨300.2銭×
みんなのFX1,000通貨270.2銭
2021年6月1日現在

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⑨「提供情報の多さ」重視(知識をつけたい・戦略を練りたい)

FX会社概要
LIGHT FX金融情報サービス「FXi24」を通じて為替ニュースを閲覧できるほか、重要度がひと目で分かる経済指標カレンダーも公表
インヴァスト証券自動売買ができるトライオートFXでは、自動売買に関する知識が丁寧に紹介されており、初心者でも無理なく自動売買に挑戦できるようになっている
LINE FX何よりの強みと言えるのが、LINEで為替や相場に関するニュースを受け取ることができることだ。経済指標の発表に合わせて通知がすぐに送られてくるため、チャンスやピンチに素早く反応することができる

更に詳しい比較・デメリットを補うFX会社の組み合わせはこちら(特化記事)

FX会社名 ポイント
DMM FX 口座開設数は国内最大級
SBI FXトレード 最小1通貨から取引可能、積立FXも対応
LIGHT FX スワップポイントに定評、実践的な情報コンテンツ
外為ジャパン 1,000通貨単位、クイック入金や24時間サポート体制
楽天FX 楽天ポイント・グループのシナジーで若者が流入
マネックス証券 リスク管理しやすい仕様、外貨出金が可能
LINE FX シンプル設計や通知機能がライトユーザーに便利
ゴールデンウェイジャパン スプレッド業界最狭水準、MT4利用可
FXブロードネット 豊富な取引コースや自動売買が好評
LION FX(ヒロセ通商) 最高水準の取扱通貨ペア数、多様なキャンペーン
ネオモバFX Tポイント利用可、少額からの投資にも強み
トライオートFX 自分で自由度高く作成可能な「設定型」の自動売買
JFX 約定力に定評、スキャルピングも
セントラル短資FX 値動きを予測する「みらいチャート」が好評
OANDA Japan 豊富なテクニカル指標・描画オブジェクト標準装備
アヴァトレード・ジャパン 日本初MT5に対応
アイネットFX 裁量取引も、自動売買取引も可能
更新日:2021/01/25

動画でもFXを勉強(松井証券によるFX動画の例)

たとえば「MATSUI FX」(通貨ペアの追加や主要ネット証券初の1通貨単位取引導入など、2021年2月にサービス内容がリニューアルされた)を運営する松井証券は以下のように動画でFXについて解説するシリーズを用意している。

(画像:Shutterstock)

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