GMOクリック証券(FXネオ)の評判・口コミ|スプレッド・スワップ・キャンペーンまとめ

(公開日:

GMOクリック証券は、東証一部上場企業「GMOインターネット株式会社」グループが運営している証券会社だ。

2006年にサービスを開始した「FXネオ」は、GMOクリック証券が提供する人気のFXである。

GMOクリック証券は、2020年のFX取引高が世界第1位という実績を誇る。数あるFX会社の中でも総合力で一歩前に出ていると多くのトレーダーから人気を集めているFX会社だ。

この記事では、次の3つを中心にGMOクリック証券「FXネオ」の特徴をわかりやすく解説する。

  • GMOクリック証券(FXネオ)はどのような人におすすめか
  • GMOクリック証券(FXネオ)の評判やメリット・デメリット
  • GMOクリック証券(FXネオ)の詳細やキャンペーン

GMOクリック証券「FXネオ」の口座開設を検討中で詳しい情報を知りたい人は、ぜひ参考にしてほしい。

【結論】GMOクリック証券(FXネオ)はどのような人におすすめか

GMOクリック証券(FXネオ)のおすすめポイント
  • 操作性の高い取引ツールを提供
  • 24時間電話サポート
  • 業界最狭水準のスプレッド

GMOクリック証券(FXネオ)は高性能で使いやすい取引ツールを提供している。たとえばスマホアプリの「GMOクリックFX」は見やすい操作画面で出先でも精度の高い取引が可能である。

パソコンツールの「はっちゅう君FX+」も自分好みのレイアウトにカスタマイズできるだけでなく、チャート画面を直接クリックして取引が行える等、大変使いやすい仕様になっている。

また、電話によるサポート窓口は24時間対応である。FX取引に関する問い合わせは、月曜日7:00〜土曜日7:00 (米国夏時間は6:00まで)まで対応しており、夜間でも相談可能だ。

そして、GMOクリック証券(FXネオ)はスプレッドも業界最狭水準となっており、口座開設・維持費用や出金手終了なども無料のため、できる限り取引コストを抑えて運用したい人にもマッチしているといえるだろう。

GMOクリック証券(FXネオ)の評判・口コミ

ここからは、GMOクリック証券(FXネオ)で実際に取引をしているトレーダーの口コミや評判を解説していく。

現在FX会社の選定や乗り換えを検討している人はぜひ参考にしてほしい。

GMOクリック証券(FXネオ)の良い評判・口コミ

まずはGMOクリック証券(FXネオ)の良い評判について解説しよう。

スプレッド幅が狭い

スプレッドに関しては業界でも最低水準を誇っており、取引コストを最小限に減らすことができるのが魅力的です。

★★★☆☆3.6点
(30代・女性)

取引手数料が0円のほかに、スプレッドが業界最狭水準なので、取引コストを抑えられて便利。

★★★☆☆3.8点
(30代・男性)

取引手数料が0円のほかに、スプレッドが業界最狭水準なので、取引コストを抑えられて便利。

★★★☆☆3.8点
(30代・男性)

GMOクリック証券(FXネオ)のスプレッドは米ドル/日本円で0.2銭、ユーロ/日本円は0.5銭に設定されており、業界最狭水準となっている。

スプレッドとは、FX会社がそれぞれで設定している売値と買値の価格差であり、実質的な取引コストといえる。

たとえば、スプレッドが2円の米ドル/日本円を98円で買う場合、2円分に相当する損失を抱えている状態からスタートし、100円まで価格が上がらなければ利益に転換しないのである。

したがって、トレーダーにとってスプレッドが狭いほど利益を得やすく、低コストで取引できるGMOクリック証券(FXネオ)は、利用者から良い評判を獲得している。

取引ツール・スマホアプリが使いやすい

慣れかもしれないが個人的に注文画面、チャートが見やすい。画面を複数表示できるのもありがたいと思った。

★★★☆☆3.7点
(20代・男性)

スマホアプリの取引画面のデザインがシンプルなので確認しやすく、外出先でも急激な為替変動でも取引しやすかったです。

★★★☆☆3.7点
(20代・男性)

GMOクリック証券(FXネオ)は以下の取引ツールを提供しており、利用者から使いやすいという評判を得ている。

ツール名称 概要
FXネオ ブラウザ取引ツール PCにインストールしないブラウザ型ツール
複数通貨のレートや注文パネルが1画面に表示された使いやすいレイアウト
スマホアプリ「GMOクリックFX」 GMOクリック証券FXネオのスマホ取引アプリ
FXツールバー PCにインストールすることで、為替レートやマーケットニュースをツールバーとして表示できる
はっちゅう君FX+ カスタマイズ性の高いレイアウト機能や1クリック注文を備えたGMOクリック証券の主要取引ツール
プラチナチャート 多彩な分析機能と最大16チャートが表示できる利便性を搭載したツール
(無料提供)
FXWatch スマートウォッチで通貨ペアのレートやチャートが確認できるアプリ

利用環境・目的に応じて高機能な取引ツールがすべて無料で利用できる。

サポート体制や信頼性が高い

初心者向けのサポートがとにかく丁寧で充実している。

★★★☆☆3.9点
(30代・男性)

通信事業グループに属しているので、エラーが少ないというのも魅力に感じました。

★★★☆☆3.7点
(30代・男性)

GMOクリック証券(FXネオ)は電話窓口が問い合わせ内容毎に分割されているため、「スピーディーに問題解決できる」という良い評判が見受けられる。初心者向けのサポートが丁寧な点も魅力的だ。

GMOクリック証券では電話と問い合わせフォームより問い合わせを受け付けている。ホームページからはコールセンターの着信状況が確認できるため、つながりやすい時間帯が一目でわかる。

コールセンターへの問い合わせ手順は次の通り。

1.電話をかける 0120-727-930
携帯電話からは03-6221-0190
2.サービス番号を選択 8:00〜18:00の問い合わせ

1→株式取引
2→FX取引
3→CFD取引
4→入出金について
5→ログインについて
6→各種お問い合わせ

※18:00〜8:00はFX取引・CFD取引および口座開設に関する問い合わせのみ受付。その際、サービス番号選択のアナウンスは流れず、サポートスタッフに直接つながる。

また、GMOクリック証券(FXネオ)の母体であるGMOホールディングスは通信事業も運営している。

そのため、通信エラーによる為替チャートの不具合などが少なく、信頼性が高いという声も上がっている。

その他の口コミ・評判

手数料無料で、ご入金後即座に口座に反映されるクレジットカード入金に対応

★★★☆☆3.7点
(20代・女性)

ニュースや経済カレンダーが非常に見やすい

★★★☆☆3.8点
(30代・男性)

スワップポイントが結構もらえる点は魅力です。

★★★☆☆3.5点
(30代・男性)

初心者目線ではすごい見やすい構造になっていて大変満足。

★★★☆☆3.9点
(40代・男性)

GMOクリック証券(FXネオ)の悪い評判・口コミ

ここからは、利用者からの悪い評判を見ていこう。

少額から始められない

取引通貨が1万以上となっており、少額からの取引ができないのが残念です。

★★★☆☆3.5点
(20代・男性)

最小取引単位が1万通貨となっているので、少額取引ができないことです。デイトレードやレバレッジを効かせた投資を行う人にはよいですが、積み立てでの為替差異による投資を行う場合にはリスク分散した投資が行いにくいです。

★★★☆☆3.4点
(40代・男性)

高金利通貨のメキシコペソや南アランドなどは、取引が10万通貨単位となっており、これら通貨で取引している私にとっては、少額取引が出来ないので使いにくいと思います。

★★★☆☆3.4点
(40代・女性)

FX取引において1回の売買で必要な「最小取引単位」はFX会社によって異なり、「1通貨」や「1,000通貨」と様々である。

一方、GMOクリック証券(FXネオ)の最小取引単位は1万通貨以上と少額取引できないことが利用者からの悪い評判に繋がっている。

ここでは、1万通貨の取引に必要とされる具体的な資金額について触れておきたい。

【米ドル/日本円:100円 取引通貨量:1万通貨 レバレッジ25倍】と仮定した場合の必要証拠金は下記の通り。

最低限必要な証拠金
  • 取引額:100円×1万=100万円
  • 100万円÷25=4万円

GMOクリック証券(FXネオ)で取引するためには最低でも4万円程度が必要となり、安全な運用を行うには10万円は準備しておく必要がある。

また、メキシコペソ/日本円や南アフリカランド/日本円といった高スワップ通貨は、最小取引単位が10万通貨とさらに高く設定されている。

つみたてNISAに対応していない

積み立てNISAに対応していないので、税金面の優遇を受けられないのはデメリットに感じました。

★★★☆☆3.6点
(20代・男性)

投資信託の本数は少ないのが少し不満に思いました。

★★★☆☆3.5点
(40代・男性)

GMOクリック証券はFXだけでなく、CFDや株式投資も行える証券会社だが、つみたてNISAには対応していない。

つみたてNISAとは、毎月、あるいは毎週一定金額ずつ金融商品を自動で買い増していく投資形態であり、利益がでても最長20年の間は非課税扱いとなり、税金が徴収されない利点がある。

ちなみに本来課される税率は住民税、復興特別所得税、所得税を合算した20.315%であるため、たとえば20年間で300万円の利益を上げた場合の税額は約60万円にもなることから、利益額によってはつみたてNISAの節税効果は大きなものとなる。

また、GMOクリック証券で運用できる投資信託の本数は116本だが、証券会社の中には2,000本を超える場合もあることを考慮すれば、かなり少ない水準である。

一方、つみたてではない通常のNISAと0~19歳といった未成年者向けのジュニアNISAは取り扱っているため、興味のある人は利用してみるとよいだろう。

情報量が他のFX会社よりも少ない

分析レポートなどの情報量が少ない。

★★★☆☆3.4点
(30代・男性)

情報量が他社のFX会社よりも少ないように感じました。

★★★☆☆3.6点
(40代・男性)

FX会社は独自の分析レポートや初心者向けのセミナーなどを開催しているが、GMOクリック証券(FXネオ)はあまり情報コンテンツを提供しておらず、利用者から悪い評判として挙げられている。

補足として、YouTubeで経済予測動画を配信してはいるが、2月に1本ペースと不定期であり、FXに特化した情報というよりも金融業界全体の見通しを解説した内容である。

そのため、GMOクリック証券(FXネオ)を利用する際は為替を専門に取り扱っている無料情報サイトなどを併用するのがおすすめである。

その他の評判・口コミ

先物取引などの画面に対する視認性が見づらい。

★★★☆☆3.4点
(30代・男性)

取引ツールについて初心者は少し難しいと思える部分がありました。

★★★☆☆3.6点
(30代・男性)

GMOクリック証券(FXネオ)を利用している人の声

中島翔さん
中島 翔さん CWC株式会社 代表取締役

金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。その後国内大手仮想通貨取引所Coincheckでトレーディング業務、新規事業開発に携わり、NYのブロックチェーン関連のVCを経てCWC株式会社を設立。
Twitter : @sweetstrader3
Instagram : @fukuokasho12

GMOクリック証券(FXネオ)を選んだ理由を教えてください。

スプレッドとスワップポイント両者ともにバランスが取れているところを探していた時にGMOクリック証券を見つけました。利用してみると、使いやすいためそのまま利用しています。

GMOクリック証券(FXネオ)で取引してみて(使ってみて)よかったところを教えてください。

アプリの使いやすさが他社のFX会社と比較しても優れているなと思います。色の使い方によるイメージから、ワンタッチで全て注文から分析まで可能な点等アプリのUI/UXについてはトップクラスだと思います。

GMOクリック証券(FXネオ)で取引してみて(使ってみて)マイナスに感じたところがあれば教えてください。

ニュースや情報量が少ない点はマイナスポイントと感じています。情報の収集に関しては他社で補完する必要があるかなと思います。

使用しているツールがあれば教えてください。(GMOクリック証券(FXネオ)が提供している)

プラチナチャートは利用しやすいです。1画面でチャートからレート一覧、経済指標とニュースが網羅されているため画面に出しておくと反応しやすいです。そこに「FXneoスピード」を画面上で出すとスキャルピングでも対応できます。

GMOクリック証券(FXネオ】のメリット・デメリットまとめ

ここからは、GMOクリック証券のメリット・デメリットをそれぞれ見ていこう。

現在口座開設を検討している人は、両方の側面をきちんと把握しておいてほしい。

メリット

GMOクリック証券(FXネオ)のメリット
  • 業界最狭水準のスプレッド
  • スワップポイントが高く設定されている
  • デモトレードが利用できる

GMOクリック証券(FXネオ)は業界最狭水準のスプレッドを提供しており、トレーダーは取引コストを抑えて取引がおこなえる。

また、以下の通り高金利通貨のスワップポイントが高く設定されていることも大きなメリットといえるだろう。

通貨ペア スワップポイント
(変動あり)
トルコリラ/日本円 1万通貨買い:24円/1日
メキシコペソ/日本円 10万通貨買い:70円/1日
南アフリカランド/日本円 10万通貨買い:80円/1日

※2021年12月7日

ただし、スワップポイントは通貨ペア同士の金利差であることから、政策金利が変更された場合は当然変動する可能性には注意したい。

そして、GMOクリック証券(FXネオ)が提供している無料のデモトレードは、仮想の通貨で本番同様のツールを用いて取引できるため、口座開設を検討している初心者はぜひ利用してみてほしい。

デメリット

GMOクリック証券(FXネオ)のデメリット
  • 少額取引ができない
  • 情報コンテンツがあまりない
  • 取扱い通貨ペアの種類が比較的少ない

GMOクリック証券(FXネオ)は最小取引単位が1万通貨、高スワップポイントの通貨ペアは10万通貨であるため、少額投資には適していない。また、情報コンテンツに乏しいこともデメリットといえるだろう。

さらに、FX会社の中には50種類以上の通貨ペアを取り扱っているところもある一方、GMOクリック証券(FXネオ)は20種類と少ないことから、マイナー通貨ペアを取引したいトレーダーは他社を検討するのがおすすめである。

マイナー通貨とは

取引量が少なく流動性が低い通貨を指しており、反対はメジャー通貨と呼ぶ。

GMOクリック証券(FXネオ)の詳細

GMOクリック証券は、2005年に東証一部上場企業GMOインターネットグループの子会社として設立され、2006年にFX事業を開始して以来、常に人気上位にランクインしてきた業界大手である。

GMOクリック証券(FXネオ)の詳細は次の通りだ。

社名 GMOクリック証券株式会社
所在地 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス
代表者 代表取締役会長 高島 秀行
代表取締役社長 鬼頭 弘泰
設立 2005年10月28日
資本金 43億4,666万3,925円
通貨ペア数 20(そのうち対日本円通貨ペア10)
最低取引単位 10,000通貨単位:下記以外の通貨ペア
100,000通貨単位:南アフリカランド/円、メキシコペソ/円
デモトレード あり
手数料 取引手数料:0円
入金手数料:【振込入金】各銀行により異なる【即時入金】0円
出金手数料:0円
ロスカット手数料:1万通貨単位あたり500円(税込):下記以外の通貨ペア
10万通貨単位あたり500円(税込):南アフリカランド/円、メキシコペソ/円

GMOクリック証券(FXネオ)のスプレッド

GMOクリック証券(FXネオ)のスプレッドは、「通常モード(100万通貨まで)」と「大口モード(500万通貨まで)」に分けて設定されているが、ここでは通常モードのスプレッドを紹介する。

GMOクリック証券(FXネオ)の通常スプレッドは次の通りである。

米ドル/円 0.2銭
原則固定
※例外あり
ユーロ/円 0.5銭
ポンド/円 1.0銭
豪ドル/円 0.7銭
NZドル/円 1.2銭
南アフリカランド/円 0.9銭
メキシコペソ/円 0.2銭
ユーロ/米ドル 0.4pips
ポンド/米ドル 1.0pips

主要通貨の「米ドル/円」は0.2銭と、最狭水準のスプレッドを提供している。取引手数料も0円であることから、取引コストを抑えたトレードができるだろう。

また、主要FX会社のスプレッドを比較した一覧は次の通りだ。

通貨ペア GMOクリック証券 DMM FX 外為どっとコム SBI FXトレード ※2 みんなのFX ※4 LIGHT FX※4 セントラル短資FX ※5 LION FX
米ドル/円 0.2銭 0.2銭 0.2銭
原則固定
※例外あり
0.19銭 0.2銭 0.2銭 0.2銭 0.2銭
ユーロ/円 0.5銭 0.5銭 0.4銭※1
原則固定
※例外あり
0.4銭 0.4銭 0.4銭 0.4銭 0.4~1.6銭
ポンド/円 1.0銭 1.0銭 0.7銭※1
原則固定
※例外あり
0.9銭 0.8銭 0.9銭 0.9銭 1.0銭
豪ドル/円 0.7銭 0.7銭 0.5銭※1
原則固定
※例外あり
0.58銭 0.6銭 0.6銭 0.4銭 0.6銭
メキシコペソ/円 0.2銭 0.2銭 0.2銭
原則固定
※例外あり
0.2銭 0.3銭 0.3銭 0.1銭 0.2銭
南アフリカランド/円 0.9銭 1.0銭 0.3銭※1
原則固定
※例外あり
0.78銭 0.9銭 0.9銭 0.9銭 0.8銭
トルコリラ/円 原則固定対象外 1.89銭 1.6銭 6銭 1.6~17.3銭

2022年1月7日時点
※1:スプレッド縮小キャンペーン」スプレッド(対象期間:2022年1月4日(火)午前9時00分~2022年2月5日(土)午前3時00分、提示時間帯:対象期間中の各営業日午前9時~翌午前3時)
※2:注文数量1,001~100万までの最頻値
※3:午前8時~翌午前5時
※4:午後4時 ~ 翌午前1時

「ポンド/円」と「豪ドル/円」については「外為どっとコム」や「みんなのFX」に比べて若干広めになっているものの、同じ大手の「DMM FX」と並び、概ね業界最狭水準といえるだろう。

GMOクリック証券(FXネオ)のスワップポイント

GMOクリック証券(FXネオ)のスワップポイントは次の通りである。

通貨ペア スワップポイント
米ドル/日本円 買い:6円
ユーロ/円 買い:-15円
英ポンド/日本円 買い:15円
豪ドル/円 買い:1円
トルコリラ/日本円 買い:23円
南アフリカランド/日本円 買い:100円
(10万通貨)
メキシコペソ/日本円 買い:60円
(10万通貨)

※2022年1月6日時点

主要通貨のスワップポイントはそれほど高いと言えないものの、高金利通貨ペアのスワップポイントは業界最高水準だ。

GMOクリック証券(FXネオ)でスワップポイントによる利益を狙った長期保有を考えるなら、高金利通貨ペアに絞って検討するのが良いだろう。

支払う取引コストは安く、もらえる金利は高いため、高金利通貨ペアでスワップポイントを狙うトレーダーにとっては利益が出やすいと高評価を得ている。

次に、他社と比較した場合の買いスワップポイントを見てみよう。

通貨ペア
(1万通貨)
GMOクリック証券 みんなのFX DMM FX LIGHT FX SBI FXトレード LION FX 外為どっとコム MATSUI FX
ドル/円 6円 15円 11円 15円 12円 2円 10円 2円
ユーロ/円 -15円 -8円 -14円 -8円 -15円 -60円 -30円 -39円
英ポンド/円 15円 27円 14円 27円 13円 1円 12円 0円
豪ドル/円 1円 1円 1円 1円 1円 1円 0円 0円
トルコリラ/円 23円 25円 25円 25円 25円 23円 25円
南アフリカランド/円 100円
(10万通貨)
9.1円 8円 10.1円 8円 9円 9円 8円
メキシコペソ/円 60円
(10万通貨)
7.1円 6円 8.1円 6円 7円 7円 6円

※2022年1月7日時点(一部6日時点のスワップを含む)

他社と比較すると、主要通貨である「米ドル/円」「ユーロ/円」などは低めの設定になっているが、高金利通貨ペアにおいては最高水準であることがわかる。(ただし南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10万通貨単位の取り扱いとなる)

高金利通貨ぺアのスワップポイントは高く、スワップトレーダーにとって魅力的だが、高金利通貨には政情不安や地政学的リスクが存在する。そのため、急な相場変動には注意しておこう。

GMOクリック証券(FXネオ)のサポート体制

GMOクリック証券(FXネオ)のサポートは次の通りだ。電話と問い合わせフォームの2つの方法で問い合わせられる。

問い合わせ方法 問い合わせ先 受付時間
電話 0120-727-930
携帯電話からは03-6221-0190
月曜日7:00から土曜日7:00まで (米国夏時間は6:00まで)
問い合わせフォーム 会員ページから「問い合わせ」 24時間受付(回答は質問内容により異なる)

電話では月曜日の朝7時から土曜日の朝7時まで、平日の間は毎日24時間サポートを受け付けている。

相場が動いているほとんどの時間帯に直接電話で相談できるため、初心者にも心強いサポート体制だ。

なお、8時から18時までの間は初めに音声ガイダンスが流れるため、FX取引については「2」をプッシュして進む。18時から翌8時までの間は音声ガイダンスが流れずに直接サポートスタッフへ繋がる。

問い合わせフォームで相談することもできるが回答までに時間がかかることもあるため、急ぐ場合は電話で直接相談すると良いだろう。

GMOクリック証券(FXネオ)の取引ツール

GMOクリック証券(FXネオ)の取引ツールは、全てこだわりの自社開発ツールだ。とくにデスクトップ用の独自ツール「はっちゅう君FX」は名前の通り、発注機能が非常に充実したPC用アプリである。

その他にも、スピード注文機能を搭載し、手軽に取引できる高機能スマホアプリ「GMOクリックFXneo」や、豊富なテクニカル指標と描画ツールで高度な分析ができる「プラチナチャート」など、使いやすく高機能なツールを取り揃えている。

GMOクリック証券(FXネオ)のおもな取引ツールの詳細を見ていこう。

はっちゅう君FX+

出典:はっちゅう君FX+

デスクトップ用アプリの「はっちゅう君FX」は、自社開発システムならではのレート配信速度、約定速度を追求し、大口モードでは従来比6倍の約定スピードを実現した高機能PC取引ツールである。

1クリックで即時注文可能な「スピード注文機能」を搭載し、新規、決済、ドテン、同一通貨ペアの全決済注文も1クリックで可能だ。

さらにキーボードのショートカット機能を備えた操作の自由度で、とことん操作性と注文機能を充実させている。

リアルタイム更新のレートや注文一覧、保有ポジション一覧、口座情報や証拠金維持率など、取引に必要な全ての情報が一つの画面に表示可能で、各パネルはフリーレイアウトで自由にカスタマイズができる。

チャートには、多彩な相場分析ができる人気のテクニカル指標8種類を搭載し、カーソルのドラッグによるチャート拡大・縮小機能も備えている。

「はっちゅう君FX+」で使えるテクニカル指標は次の通りだ。

トレンド系
(全4種)
  • 単純移動平均線(SMA)
  • 指数平滑移動平均線(EMA)
  • ボリンジャーバンド
  • 一目均衡表
オシレーター系
(全4種)
  • MACD
  • RSI
  • RCI
  • ストキャスティクス

トレンド系は最大4種類、オシレーター系は最大3種類表示可能である。また、足の種類はTick、1分、5分、10分、15分、30分、60分、4時間、8時間の全9種類と、短期取引に向いた仕様だ。

チャート上から1クリックで「スピード注文」が可能なのはもちろんのこと、成行注文や指値注文、逆指値注文の発注画面を呼び出すこともできる。

通貨ペアごとに数量や指値の幅などの細かい設定が可能で、指値、逆指値、OCOの決済同時注文から約定日時の新しい建玉から決済する「LIFO注文」という珍しい発注方法まで、多彩な注文機能を備えたツールである。

プラチナチャート

出典:プラチナチャート

「プラチナチャート」は、38種類もの豊富なテクニカル指標と25種類の描画機能を搭載し、分析に特化した中・上級者向けの高機能取引ツールだ。

アプリではなくブラウザ版であるため、PC容量を圧迫せず、場所や端末を選ばずにログインして利用できる。

チャート表示は最大16パネルまで可能であり、複数チャートを一覧表示しながら、豊富な手法で非常に高度な相場分析ができる。

「プラチナチャート」で利用できるテクニカル指標と描画ツールは次の通りである。

テクニカル指標
(全38種)
トレンド系
(全18種)
  • 単純移動平均線
  • 指数平滑移動平均線
  • 一目均衡表
  • ボリンジャーバンド
  • パラボリック
  • ジグザグチャート
  • 線形回帰トレンド
  • HLバンド
  • エンベロープ
  • ケルトナーチャネル
  • カオスアリゲータ
  • バランスオブパワー
  • アルーン
  • 平均足
  • P&F (ポイント&フィギュア)
  • 陰陽足
  • 新値足
  • カギ足
オシレーター系
(全20種)
  • MACD
  • RSI
  • RCI
  • ストキャスティクス
  • DMI
  • ADX
  • ADXR
  • RVI
  • モメンタム
  • 移動平均乖離率
  • オーサムオシレーター
  • ウィリアムズ%R
  • ACオシレーター
  • CCI
  • ブルパワー
  • ベアパワー
  • サイコロジカルライン
  • ROC
  • デマーカー
  • A/Dライン
描画ツール
(全25種)
  • ホリゾンタルライン
  • バーティカルライン
  • トレンドライン
  • チャネルラインサークルアングル
  • トライアングル
  • レクタングル
  • 五角形チャート
  • フィボナッチ・リトレースメント
  • フィボナッチ・ファン
  • フィボナッチ・チャネル
  • フィボナッチ・タイムゾーン
  • フィボナッチ・アーク
  • フィボナッチ・エクスパンション
  • ギャン・ライン
  • ギャン・ファン
  • ギャン・グリッド
  • エリプス
  • 片矢印
  • 双方矢印
  • 線形回帰チャネル
  • 等距離幅チャネル
  • 標準偏差チャネル
  • コメント挿入

なお、足の種類は1分足から年足まで17種類あり、1996年まで遡ることができるため、長期的な分析も可能だ。

「はっちゅう君FX+」と同様、「スピード注文」機能を搭載し、新規・決済・ドテン・同一銘柄の全決済注文が1クリックで操作できる。

FXツールバー

出典:FXツールバー

「FXツールバー」は、レートや主要指数、経済ニュースがいつでも確認できる便利なツールバーだ。

Internet Explorerのブラウザ上に常に表示されるため、GMOクリック証券のページ以外を利用していても、為替、指数、リアルタイムレートがチェックできる。

また、指標発表など世界の経済動向も表示される。経済指標の発表前やイベント前にアラートを最大3回設定できるため、別の作業をしていても見逃さずに確認できて安心だ。

さらに外国為替市場を広くカバーしたニュースのヘッドラインも表示されており、気になるニュースは一覧から1クリックで本文を表示し、マーケット動向を素早くキャッチできる。

FXツールバーは公式ページから無料でダウンロードできるため、取引タイミングを逃さないためにもダウンロードしておくとよいだろう。

スマホアプリ「GMOクリックFXneo」

出典:GMOクリックFXneo

いつでもどこでも手軽に取引できるスマホアプリ「GMOクリックFXneo」は、「はっちゅう君FX+」の使い勝手の良さをそのままに、シンプルで操作しやすいスマホアプリにした高機能取引ツールだ。

1クリックの「スピード注文」機能も搭載し、「Actionボタン」 を使えばチャート上のレートや建玉など各種ラインから簡単に注文ができる。

チャート上に表示できる指値や逆指値のラインで複合注文も視覚的に捉えやすく、テクニカル分析を見ながら価格設定することも可能だ。

スマホアプリ「GMOクリックFXneo」で使えるテクニカル指標と描画ツールは次の通りである。

テクニカル指標
(全12種類)
トレンド系
(全7種類)
  • 単純移動平均線(SMA)
  • 指数平滑移動平均線(EMA)
  • ボリンジャーバンド
  • 一目均衡表
  • 平均足
  • スーパーボリンジャー
  • スパンモデル
オシレーター系
(全5種類)
  • MACD
  • RSI
  • RCI
  • DMI/ADX
  • ストキャスティクス
描画ツール(全12種類)
  • トレンドライン
  • 平行ライン(チャネルライン)
  • 垂直ライン(バーティカルライン)
  • 水平ライン(ホリゾンタルライン)
  • フィボナッチ・リトレースメント
  • 四角
  • 三角
  • 楕円
  • フィボナッチタイムゾーン
  • フィボナッチファン
  • フィボナッチアーク

分割チャート機能で4画面、最大16チャートを保存でき、選択中の通貨ペアに連動する設定をすれば各足種やテクニカルの確認がスムーズにできる。

4画面の分割チャートはスワイプで簡単に切り替えられて、「スピード注文チャート」では縦横をワンタップで切り替え可能だ。

また、マーケット情報はニュースや経済カレンダー 、レート一覧がチェックできる。経済カレンダーに表示するイベントは、期間や重要度、国で絞り込んで表示可能。

その他にも、ウィジェット機能、アラート機能やプッシュ通知機能、日々の取引結果を簡単にチェックできる「FXトレード日記」や「期間損益」など、便利な機能が充実したスマホアプリである。

無料のデモ取引が利用できるので、チャートや操作感、便利な機能を試したい人は早速インストールしてみよう。

FXネオ(GMOクリック証券)のキャンペーン

現在、FXネオ(GMOクリック証券)では「最大30万円キャッシュバック!!」キャンペーンを開催中だ。

出典:FXネオ(GMOクリック証券)

「最大30万円キャッシュバック!!」は新規でFX取引口座を開設し、取引条件を満たすと最大30万円がキャッシュバックされるキャンペーンである。

キャッシュバックを受け取るためには、口座開設月の翌々月末最終日のニューヨーククローズまでに取引条件を満たすことが必要だ。

取引数量に応じたキャッシュバック額は次の通りである。

取引数量 キャッシュバック額
500万以上1,000万通貨未満 5,000円
1,000万以上2,000万通貨未満 10,000円
2,000万以上5,000万通貨未満 20,000円
5,000万以上20,000万通貨未満 50,000円
20,000万以上30,000万通貨未満 100,000円
30,000万以上40,000万通貨未満 150,000円
40,000万以上50,000万通貨未満 200,000円
50,000万通貨以上 300,000円

キャッシュバックは、FX取引口座を開設した月の3ヶ月後の中旬に口座に入金される。

  • 開催期間:指定なし(終了日未定)

取引数量は、PC会員ページのマイページから確認可能だ。

FXネオ(GMOクリック証券)の口座開設の流れ

GMOクリック証券の「FXネオ」で取引するには、まず口座の開設が必要である。口座は、FXや証券などの取引が同時にできる「証券取引口座」とFXの取引に限定される「FX専用取引口座」の2種類が用意されている。

口座開設の流れ

口座の開設は、証券取引口座とFX専用取引口座のどちらも基本的に同じ手順で手続きを進めていく。スピーディーに口座を開設したい場合は、FX専用取引口座を申し込むとスムーズだ。

FXネオ(GMOクリック証券)で口座を開設するまでの流れは、次の通りである。

  1. FXネオ(GMOクリック証券)の公式サイトにアクセス
  2. 「証券取引口座かんたん口座開設申込」または「FX専用取引口座お申し込み」をクリック
  3. 申し込みフォームに必要情報を入力
  4. 必要書類を提出
  5. 審査
  6. 「口座開設手続完了のご案内」をメールまたは郵送で受け取る
  7. 買付相当額の入金または売却株式の入庫
  8. 取引開始

まずは公式サイトの申し込みフォームにアクセスし、必要情報を入力する。本人確認書類とマイナンバーを所定の方法で提出し、審査結果を待つ。

審査が終わり次第、「口座開設手続完了のご案内」がメールまたは郵送で通知される。IDとパスワードで取引システムにログインし、買付相当額の入金または売却株式の入庫によって取引が可能。

「FX専用取引口座お申し込み」の場合、最短当日から取引可能だ。一方の「証券取引口座かんたん口座開設申込」は、最短2営業日後からの取引開始となる。

本人確認書類・マイナンバーの提出

本人確認書類の提出方法は、「スマホでスピード本人確認」・「アップロード」・「郵送」・「ICカードリーダー」に対応している。

スマホでスピード本人確認

「スマホでスピード本人確認」は、すべてオンラインで本人確認を完結する方法である。郵送する手間が省けるため、口座開設までがスピーディーだ。

「スマホでスピード本人確認」で書類を提出する手順は、次の通りである。

  1. 「口座開設ナビ」にログイン
  2. 書類と顔をスマホで撮影
  3. 「口座開設ナビ」で撮影した画像をアップロード

「スマホでスピード本人確認」の場合、提出する書類は本人確認書類1点とマイナンバーがわかる書類1点だ。

本人確認書類 運転免許証(表・裏)
個人番号カード(表)
マイナンバーがわかる書類 通知カード(表・裏)
個人番号カード(表・裏)
住民票の写し

住民票の写しは、マイナンバー付きで発行から6ヶ月以内のものに限定される。

アップロード

「アップロード」は、Webのアップロード専用画面から、必要書類の写真をアップロードして提出する方法だ。

アップロード後は審査が完了次第、ユーザーID・ログインパスワード等を記載した「口座開設手続完了のご案内」が簡易書留郵便(転送不可)で送られてくる。

アップロードで本人確認する場合の手順は次の通りである。

  1. 「口座開設ナビ」にログイン
  2. 「アップロード送信タブ」を開く
  3. 書類を撮影
  4. 撮影した画像をアップロード

提出する書類は、本人確認書類1点とマイナンバーがわかる書類1点だ。顔写真なしの本人確認書類を提出する場合、本人確認書類が2点必要になる。

本人確認書類 運転免許証(表・裏)
住民基本台帳カード(顔写真付き)
個人番号カード(表・裏)
パスポート
マイナンバーがわかる書類 通知カード(表・裏)
個人番号カード(表・裏)
住民票の写し

住民基本台帳カードは、顔写真付きで有効期限内のものに限定される。

郵送

「郵送」の場合、GMOクリック証券(FXネオ)が指定する次の住所宛てに本人確認書類とマイナンバーがわかる書類を送付する。

郵便番号 750-8790
住所 日本郵便株式会社 下関郵便局私書箱66号
宛先 GMOクリック証券株式会社

公式ホームページで用意されている送付用ラベルを利用すると、切手不要で送付可能だ。提出する書類は、本人確認書類1点とマイナンバーがわかる書類1点である。

顔写真なしの本人確認書類を提出する場合は、本人確認書類が2点必要になる。

本人確認書類 運転免許証
住民基本台帳カード(顔写真付き)
個人番号カード(表・裏)
パスポート
マイナンバーがわかる書類 通知カード(表・裏)
個人番号カード(表・裏)
住民票の写し

運転免許証は公安印が鮮明で、変更事項が裏面に記載されているものに限定される。

ICカードリーダー

「ICカードリーダー」は、個人番号カードのみで本人確認を完結できる方法である。

ただし、スマホでの手続きはできない。ICカードリーダーでの本人確認の場合、審査が完了次第「開設完了のご案内」がメールで届く。

ICカードリーダーで書類を提出する手順は、次の通りである。

  1. 「口座開設ナビ」にログイン
  2. 「ICカードリーダーによるマイナンバー提出」を開く
  3. 画面の案内に従ってICカード認証

提出する書類は個人番号カードのみ、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類は不要だ。

口座開設から取引まで

申し込み完了後は、メールまたは郵送で「口座開設完了のご案内」が通知される。

「スマホでスピード本人確認」と「ICカードリーダー」で書類を提出した場合は、メールが届くので記載された案内に従い、パスワードの設定をおこなう必要がある。

一方、「アップロード」と「郵送」で書類を提出した場合は、転送不可の簡易書留郵便でIDとパスワードが記載された書類が本人確認住所へ送付される。

取引システムにログイン後、買付相当額の入金または売却株式の入庫で取引がスタートできる仕組みだ。

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(画像:Shutterstock)

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