LION FX(ヒロセ通商)の概要や評判、取引コストを解説

LION FXは「ヒロセ通商」が手掛けるFXサービスだ。取り扱う通貨ペアは50種と、業界トップクラスの数を誇る。取引コストも比較的低水準に抑えており、取引コスト引き下げのキャンペーンも頻繁に行われている。

各種比較サイトによる調査でも高評価を受けており、口コミでもLION FXの評判は概ね良好だ。

最大5万円のキャッシュバックが受け取れる口座開設キャンペーンのほか、総額100万円のキャッシュバックを受けられる通貨ペアごとの取引キャンペーンが実施されている。

LION FXの概要――通貨ペアの取り扱いトップクラス

LION FXは2004年創業の「ヒロセ通商」が手掛けている。2020年8月末時点で約27万の口座が開設されており、約578億円が預けられている。自己資本比率は、金商法で定められている120%を優に超える737.3%(2020年6月末)と盤石だ。

取り扱い通貨は50――業界トップクラスの取り扱い

LION FXで取引できる通貨ペアは50あり、うち対円通貨ペアは16種ある。「ハンガリーフォリント」や「ポーランドズロチ」のような、あまり一般的とはいえない通貨の取り扱いもあり、さまざまな通貨で取引可能なのが特徴だ。

LION FXの取り扱い通貨ペア50種は他社と比較しても驚異的である。矢野経済研究所「有力FX企業17社月間データランキング(2019年11月)」で、「口座数」と「預かり残高」の項目で5位までにランクインしたFX会社のうち、通貨ペア取り扱いが最多の「SBI FXトレード」でも34通貨ペアということから、その凄さが分かるだろう。

LION FXの評判――取引コスト、通貨ペアに高い評価

LION FXは下表の通り、「オリコン顧客満足度ランキング」や「みんかぶFX 口座比較ランキング」など、多くの比較サイトによる調査で上位にランクインしている。

特に「オリコン顧客満足度 FX取引ランキング(2020年)」では1位という高い評価を受けた。同ランキングは42社のFX会社を実際の利用者6,962人が評価した調査だが、LION FXは総合1位のみならず、7つの評価項目のうち6つで3位内となっている。

オリコン顧客満足度ランキングの 評価項目LION FXの順位
①取引手数料3位
②通貨ペア、発注方法1位
③分析ツール1位
④提供情報
⑤問い合わせ2位
⑥取引のしやすさ2位
⑦システムの安定性3位

口コミでも通貨ペアに関して良い意見が集まり、また頻繁にキャンペーンが行われる点も評価されている。

LION FXの取引コスト――頻繁なキャンペーンで業界トップクラスの低コスト 

LION FXが提供する対円通貨ペア16種の取引コストは以下の通りだ。

米ドル/円0.2銭ノルウェークローネ/円3~4.2銭
ユーロ/円0.5銭ハンガリーフォリント/円0.61~0.63銭
豪ドル/円0.7銭香港ドル/円2銭
英ポンド/円1.0銭シンガポールドル/円3~7.3銭
NZドル/円0.9銭ポーランドズロチ/円5.4~6.5銭
カナダドル/円1.5銭南アフリカランド/円0.8銭
スイスフラン/円1.6銭トルコリラ/円1.6銭
スウェーデンクローナ/円2~3.9銭メキシコペソ/円0.3銭

主要通貨ペア「ドル円/円」「ユーロ/円」「豪ドル/円」の取引コストは、下表の通り、高シェアFX会社と比較しても遜色がない。

LION FXは取引コスト引き下げキャンペーンを頻繁に行っていることから、上記より更に有利な条件で取引できる可能性があるが、期間や引き下げ時間帯には留意したい。

LION FXのスワップポイント――トルコリラ円は業界最高水準

LION FXのスワップポイントは、みんかぶ FX会社比較ランキングスワップ部門で、2016年、2017年に二年連続一位を獲得している。2020年は同ランキングで6位と後塵を拝しているが、今も高水準を保っているといえるだろう。

スワップポイントとは、通貨同士の金利差によって得られる金利差調整額のことだ。建玉を保有したまま営業日を跨ぐことで付与される。

特に高金利通貨と低金利通貨のペアを保有することで高額のスワップポイントを得られる。高金利通貨の代表としては、トルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランド、低金利通貨の代表としては、日本円やスイスフランが挙げられる。

例えばLION FXでトルコリラ円1万通貨の買い建玉を、1日保有して得られるスワップポイントは、11月12日付で28円だ。

仮に365日保有したとすると、28×365=1万220円となる。

同日のトルコリラ円のレートは約13円なので、1万通貨の保有に必要な証拠金は、約5,000円であり、取引に必要な証拠金額に対して、スワップポイントによる利益が大きく、資金効率の良い運用といえるだろう。

ただし、スワップポイントは毎日変動するため、日々の確認は必須だ。また、高金利通貨の発行体は新興国であることが多く、経済情勢が不安定であったり、政策金利が大きく変動したりするなどの不安定様要素もある。

スワップポイントを狙った取引は、建玉を長期で保有するケースが多く、トルコリラ円の価格変動も大きくなる可能性があるため、資金がすぐに尽きないよう余裕を持った証拠金で運用したい。

LION FXのロスカット水準――有効比率100%未満

ロスカットとは、顧客資金の保護の観点から、建玉の評価損が一定の水準を超えた時点で、保有中の建玉を強制的に決済する制度のことだ。

LION FXのロスカットは、預け入れた証拠金に建玉の評価損益を加えた「有効証拠金」が、建玉の保有に必要な証拠金である「必要証拠金」を下回った時点で行われる。

LION FXでは、これを「有効比率が100%未満となった時点」と表現している。計算式は以下の通りだ。

有効比率=有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100

LION FXのロスカット判定は数秒(1~10秒)ごとに行われ、判定時にロスカット水準を下回っているとロスカットが執行される。

この仕組み上、ロスカット水準を大きく下回っても判定されなければ決済されず、急激な値動きが発生した時は、ロスカット水準を大きく下回って決済されることがある。

そのため、想定以上の損失を被る可能性もあることに留意したい。

安全装置としてのロスカット制度だが、自己資金を守るための手立てである損切り注文を自分の手で発注しておくことをおすすめする。

LION FXの取引ツール――高機能チャート「LIONチャートPlus+」

LION FXではインストール型取引ツール「LION FC2」(Mac版は「.NET4 LION FX」)を提供している。画面を自由にカスタマイズし、表示できるレートを任意に変更できる。また、口座情報の確認も可能となっている。

チャートやレート、注文画面、ニュースなどは、ウィンドウから切り離し、独立して表示させられる。そのため、他のPC作業をしながらチャートを見たり、レートを確認したりできる。また切り離したウィンドウの中のタブで画面を切り替えられるので、多くのウィンドウを表示させる必要はない。

ウィンドウ内の整列機能は、豊富な配列パターンを備えており、カスタマイズした画面は保存できるため、再度設定する手間が省ける。またエクスポート機能があるので、他のPCで取引するときも楽に復元させられる。

チャートには、22種類のテクニカル指標に加え、5種類の描画ツールを搭載している。際立って特徴的な指標はないものの、移動平均線やボリンジャーバンドといった価格の方向性を示すトレンド系の指標から、RSIやMACDといった売買タイミングを示すオシレーター系の指標まで、基本的なテクニカル指標が揃っている。

チャートは同時に最大16枚表示できるので、複数通貨ペアや複数時間軸のチャートを同時に観察できる環境だ。またメインチャートの上に表示されるミニチャートは、値動き全体の流れを把握するのに役立つ。

取引ツールから高機能チャート「LIONチャートPlus+」を表示させることもでき、表示可能なテクニカル指標は30種ある。また、いくつかの通貨ペアチャートを同時に確認可能な「比較チャート」も表示することができる。

チャートを分析する機能も豊富だが、「ローソク足本数計測」や「値幅計測」といったユニークな機能も搭載している。

どちらもチャート上のマウス操作だけで、任意の期間のローソク足の本数や値幅を計測できるというものだ。値動きに要した時間や値幅を容易に計測できることで、チャートや取引の分析がよりスムーズになるだろう。

「LIONチャートPlus+」にはマルチチャート機能があり、最大6枚のチャートを同時表示できるうえ、レイアウトをワンクリックで変更可能だ。

いつもチャートを見ていられるわけではないという方は、売買タイミングを知らせてくれる「シグナル機能」の利用を検討したい。

「LIONチャートPlus+」の「シグナル機能」では、テクニカル指標と判定条件を指定し、条件が満たされると、サウンドとマークで通知される。「シグナル機能」で利用できるテクニカル指標は8種類で、同時に3つのシグナルを設定できる。

また「さきよみLIONチャート」は、「シグナルパネル」と「さきよみチャート」からなる、初心者でも簡単に売買のタイミングを知れるツールだ。

「シグナルパネル」には7つのテクニカル指標をもとにした売買シグナルが表示されるため、一目で取引の方向性を把握できる。さらにそのシグナルはチャート上にも表示され、過去分も確認できるので、シグナルの信憑性を検証しながら利用したい。

「さきよみチャート」は、現在の値動きに近いチャートを過去の値動きから自動で見つけ出し、最大3つまで表示できる。過去の値動きから将来の値動きを予測するためのツールだ。

「さきよみLIONチャート」は、「LION FX C2」とMac専用「.NET4」、スマートフォンアプリで利用できる。

なお公式サイトには無料お試し版があるので、口座開設前に使用感を確認しても良いだろう。

スマホアプリはiPhone、Android端末に対応しており、「LionチャートPlus+」に特化したアプリの用意もある。さらにブラウザ版、iPad版の取引ツールもあるので、投資環境を選ばず、いつでも高機能取引ツールを利用することが可能だ。

LION FXの注文方法――最大27種類の注文方法で取引

LION FXでは、最大27種類の注文方法で取引できる。中でも特徴的な注文方法は「BID判定買(ASK判定売)逆指値注文」と「他通貨トリガー注文」だ。

「BID判定買(ASK判定売)逆指値注文」のBIDとは売値であり、ASKとは買値のことだ。FXのレートは最初から売値と買値に差があり、基本的に売値より買値のレートの方が高い。

買値と売値の差である「スプレッド」は、特定の時間帯や重要な経済指標の発表時に拡大しやすく、値動きの方向性が予想通りでも、一時的に「スプレッド」が拡大することで、思わぬ損失を被ってしまうことがある。

このような損失を防ぐために「BID判定買(ASK判定売)逆指値注文」が考案された。

この注文方法は、BID(売り)レートが指定レートを超えた場合に買成行注文が、ASK判定売逆指値はASK(買い)レートが指定レートを超えた場合に売成行注文が発注される。なおこの際の成り行き注文は、いずれも決済注文だ。

つまり「BID判定買(ASK判定売)逆指値注文」には、一時的な「スプレッド」の拡大による意図しない逆指値決済を防ぐ効果がある。

「他通貨トリガー注文」は、例えば「米ドル円が105円になったら、ユーロ円で成行注文を発注する。」というように、ある通貨ペアの値動きを条件にして、異なる通貨ペアの成行注文を発注できる。

複数通貨ペアを同時に観察し、適したタイミングで取引するという複雑な取引方法を、あらかじめ設定した条件で自動的に可能にする注文方法だ。

時として発生する通貨ペア同士の相関した値動きを見つけたときには、有効な手段となるだろう。

LION FXの情報コンテンツ――豊富なマーケット情報

LION FXのマーケット情報は、FXレポート、マーケットナビ、無料FXセミナーなど充実したコンテンツをそろえている。

FXレポートには毎日更新される「かざみどり」と毎週更新される「fx wave weekly」がある。ヒロセ通商の公式ブログという位置づけの「かざみどり」では、日々の売買ポイントがわかりやすく解説されている。米ドル円、ポンド円、ユーロ米ドルなど取引量の多い通貨ペアが解説の対象で、価格動向が分かるチャートを掲載しながら経済情報を交えた発信を行う。

「fx wave weekly」には豪ドルや南アフリカランドも加えられ、今週の回顧から次週の展望をレポート形式で閲覧できるので、取引の参考となるだろう。

マーケットナビでは、著名な元ディーラーによるリアルタイムのマーケット速報、短期売買方針を受け取れる。

短期売買方針では、当日のニューヨーク午前8時までの短期売買に対して、「売り」「買い」の方針が朝一に配信され、利益を確定する価格水準や損失を確定させるべき価格水準も同時に掲載されているので、値動の分析が苦手という方や売買ポイントに自信がないという方は参考にしたい。

また配信された短期売買方針に対する実際の値動きも実績データとして公開されるため、短期売買方針に従って取引した場合の検証ができる。

無料FXセミナーはウェブ配信なので、ネット環境さえあればどこにいても視聴可能だ。取引ツールの使用方法や注文方法といった基本的な内容から、チャート分析に役立つテクニカルな話が聞ける「勝つための方程式」など充実したラインナップとなっている。

LION FXの情報コンテンツの中でも、「プレミアム大反省会」は特にユニークな催しだ。LION FXを利用していて、良い結果を出せなかった方が招待され、勝つための反省会が行われる。

マーケットナビで短期売買方針を配信している元ディーラーが主宰の反省会で、チャートを使ったテクニカルな分析方法を詳しく聞ける。また招待された方の悩みに沿った詳細なアドバイスもあるため、今後の取引の糧となるだろう。

LION FXのクチコミ(口コミ)・評判は?

FXを長期で行いたいならコスト削減に積極的なこの取引所がオススメ

評判・クチコミ

★★★★4点

30代・男性
取引時にかかる手数料を節約してFXを長期的に行いたい場合は、コストを抑える取組に積極的なこの取引所がオススメだと思われます。大半をインターネットで完結させるので、ストリーミングにおける注文の遅れが少なくて済むといった内容は、大きなメリットとして考えてよいと感じました。
さらにスプレッドを狭くしているので、大きなリスクをユーザーが抱えるという内容も回避でき、安心してチャレンジを想定したFXが行えます。自分自身に合う取引ツールを駆使させながら、一攫千金を狙うのがここのスタイルと言えます。

パソコンで取引をする際のアプリの使い勝手の良さが光る

評判・クチコミ

★★★★4点

50代・男性
何といってもパソコンで取引をする際のアプリの使い勝手の良さが光ります。サクサクと動く画面はいち早く取引したい際にも最適で、他社のサイトに比べて断然使いやすいと思います。私が取り引き下手ゆえ、デイトレードには向いてなくて現在は自動取引の出来る社のを使っているものの、FXの入り口として最初にデモトレードをしたのもこのヒロセ通商でした。また、チャートの画面の作りが「本物感」満載なのも取引の気分が盛り上がるのでいいと思います。

スキャルピングによる口座凍結がないのでいい

評判・クチコミ

★★★★4点

20代・男性
通貨ペアの数が多いのはいいと思いますが主要通貨メインの人はあまり関係ないかなと思います。ストリーミング注文の約定率100パーセントはいいと思います。スキャルピングトレードが公認されているのでスキャルピングによる口座凍結などもないのでいいと思います。経済ニュースなどの情報を閲覧することができる点もいいと思ってます。
ロスカットルールが厳しいのと、スワップポイントはあまりよくないです。


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