OANDA JAPAN(FX)の評判から見たメリット・デメリットを解説

この記事の目次
OANDA JAPAN(FX)はどのような人におすすめか
- 様々な取引ツールを利用したい人
- 豊富な通貨ペアにチャレンジしたい人
- 1通貨から少額投資を行いたい人
OANDA JAPANは世界的に知名度の高いMT4に加えて、ブラウザに接続するだけで多彩なテクニカルチャートが利用できるTrading view、そして自社開発のfxTraderを提供している。
また、取扱い通貨ペアに関しても業界最多水準となる約70銘柄を誇ることから、中長期目線でチャレンジの幅を広げたい場合にもしたFX会社である。
そして、最低入金額は10万円に設定されている一方、取引自体は1通貨から可能なため、少額投資でリスクを軽減しながら運用していけるだろう。
OANDA JAPANの評判・口コミ
ここではまず、OANDA JAPANを利用しているトレーダーの良い評判と悪い評判について解説を行う。
FX会社を選ぶ際の有効な判断材料となるため、ぜひ参考にしてほしい。
良い評判・口コミ
最初に良い評判を見ていこう。
MT4が利用できる
MT4のインジケーターを使用してシグナルや自動売買のEAを作成しているので相性がよい。
MT4が使えるのをはじめ、ツールが高性能で短期売買に適している。
一般的な国内FX会社は自社ツールのみを提供しているが、OANDA JAPANでは世界中のトレーダーから高い人気を獲得しているMeta Trader4(通称:MT4)が利用できる。
MT4とはロシアのMeta Quotes社が開発した取引ツールであり、50種類以上のテクニカルチャートに加えて自動売買の作成も可能だ。
さらに、OANDA JAPANはソフトウェアをダウンロードせずにブラウザ上で取引可能なTrading Viewや、見やすく分かりやすい画面レイアウトが魅力のfxTradeも独自開発している。
通貨ペアが豊富
外貨同士の通貨ペアが豊富にあり、1通貨単位からFX取引ができて取引ツールの練習ができる。
70を超える通貨ペアがあるので、マイナーな通貨ペアでの取引ができるのが良かったです。それと約定力がかなり高いので、注文がスムーズに通るのも良いです。
取り扱い通貨ペアが豊富で、トレードする際の選択肢が多い点。約定力の高さ。オープンオーダー、オープンポジションを見ることができるので、相場動向が分析しやすい。
OANDA JAPANは約70種類もの通貨ペアを取り扱っており、投資の選択肢が多い点が良い評判に繋がっている。
国内においては25種類程度が平均的であり、50種類なら十分高水準という点を考慮すれば、OANDA JAPANが充実していることがわかる。
取引量が多く流動性も高いメジャー通貨に分類されるドル/円などはもちろん、あまり知名度のないドル/デンマーククローネといったマイナー通貨に関しても取引できることから、より幅広い通貨ペアにチャレンジしたい人にはとくにおすすめだ。
約定力が安定している
通常時はもちろんですが指標発表時でもすべることなく比較的しっかりと約定してくれます。またそれなりにスキャルピングを繰り返すことがあるのですが、1年以上使っていても警告や凍結といった経験がなくありがたいです。
制約スピードが比較的早いと感じました。
OANDA JAPANはFX取引において重要な約定力に関しても安定性が高く、値動きが激しくなりやすい経済指標発表の際も比較的希望通りの価格でポジションが持てるという声が見られた。
約定力とはFX会社がトレーダーの注文を通す能力を指しており、サーバーのスペックなどに依存するケースが多い。
たとえば約定力の弱いFX会社の場合、チャートが乱高下している相場で100円の買い注文を入れたとしても、サーバーの処理が間に合わず105円などに約定価格がズレる、スリッページという現象が発生するのだ。
もちろん逆に有利な価格でポジションが持てる可能性もあるが、基本的には損失の方を警戒した方がよいだろう。
そのため、OANDA JAPANはスリッページのリスクを最小限に抑えつつ、精度の高い取引が行えるFX会社といえる。
各国の経済状況を示す数値であり、雇用統計や失業率が挙げられる
<乱高下>
短期的な激しい値動きを指す
その他の評判・口コミ
ある程度取引をしていれば、キャッシュバックキャンペーンの条件をみたし、報酬がもらえる点。チャートの足の時間を簡単にスムーズに変更できる点はよかった。
サポートが充実をしており、初心者の自分でも気兼ねなく、活用を行うことができました。
高性能の取引ツールが充実しており、短期トレードには最適。また、取引が1通貨から可能ならため、ビギナーさんにオススメです。
悪い評判・口コミ
良い評判が把握できたところで、次は悪い評判についても確認していく。
スワップポイントが他よりも低い
スワップポイントがかなり低く感じるので、そこが不便です。
東京サーバーはまだましではありますが、他業者に比べるとスワップが低いのは気になります。
スワップポイント、他のFX会社と比較すると低いと思います。
スワップポイントとは2つの通貨における政策金利の差を指しており、トレーダーは毎日利益として付与される仕組みだ。
そして、通貨ペアごとの設定はFX会社によって異なり、OANDA JAPANの水準は他社に比べると低いという声が見られた。
例えば、スワップポイントが高いとされるトルコリラ/円は1日あたり25円程度のFX会社が存在する中、OANDA JAPANは11~20円を推移している。(1月10日時点)
また、同じく高金利のメキシコペソ/円に至ってはマイナススワップ分を支払わなくてはならないため、スワップポイントを目当てにポジションを長期保有する方は、別の会社を選ぶことをおすすめする。
各国の中央銀行が一般金融機関に対して資金を貸し付ける際の金利
<マイナススワップ>
スワップポイントがマイナスになっている状態
スプレッドが広いと感じる
コースによってはスプレッドが安定しなくて、少し不安だと思いました。
スプレッドが他社と比較してもいいとは言い切れない。決済スピードは問題ないから、ここを狭くしてほしい。
スプレッドの広さが少し残念でした。
OANDA JAPANはスプレッドの幅がやや広く設定されており、トレーダーからの悪い評判に繋がっている。
スプレッドはFX会社が指定する売値と買値の価格差であり、FXにおける実質的な取引コストである。
たとえば、スプレッドが1円のドル/円を100円で買うと、1円分の損失を抱えた状態からスタートして、101円に上昇するまで利益が得られないということだ。
通貨ペア | 最狭水準 | OANDA JAPAN |
---|---|---|
ドル/円 | 0.1~0.2銭 | 0.3~0.4銭 |
英ポンド/円 | 0.7銭 | 0.8~1.1銭 |
ドル/円と英ポンド/円を例に見てみると最狭水準よりは広くなっているという印象だ。
ただし、FX会社によっては最も狭いタイミングの数値のみを公式サイトに掲載している場合もあるため、流動性次第では他社も同程度に広がる可能性もある点には注意して選定してみてほしい。
最低入金額が10万円に設定されている
取引をするための最低入金額のハードルが高いのが良くなかったです。最低でも10万円以上が必要になるので、ここが不満です。
口座開設後に初回のFX取引をする際、最低入金額が10万円以上に設定されている点がマイナスポイントに感じました。
OANDA JAPANは初回の最低入金額が10万円に設定されており、少額で始められない点が悪い評判に繋がっている。
ただし、OANDA JAPANは1通貨から取引できることから、10万円を入金しても取引通貨量は少なく設定しておけば投資の安全性は確保されるため、リスクコントロールの広いFX取引が可能だ。
その他の評判・口コミ
スマホのアプリを使って取引をしていたがとても使いにくく、注文の仕方が分かりにくかった。アプリ内の色味が見づらく感じた。
経済指標、経済ニュースなどの情報が少ないかなと思いました。
キャッシュバックキャンペーンが全く行われていないので物足りなさを感じます。
OANDA JAPANのメリット・デメリット
ここからは、評判や特徴から見たOANDA JAPANのメリット・デメリットをそれぞれ解説する。
メリット
- 1通貨から取引できる
- 取扱い通貨ペアが業界最多水準
- スキャルピングが行える
OANDA JAPANは最小取引単位を1通貨に設定しており、ト少額でFXが始められる。
ドル/円のレート100円と仮定した場合、1通貨保有するために必要な資金は次の通りだ。
100円×1通貨=100円
以上の計算の通り、100円でドル/円を取引できるため、数千円程度の資金を準備しておけば余裕を持って運用ができる。
また、業界最多水準となる73種類の通貨ペアは多彩な投資に役立つ上に、スキャルピングが可能な点も魅力だ。
スキャルピングとは数秒~数分ほどの取引で小さな利益を積み重ねていく手法であり、サーバーに負担をかけやすいことから、禁止行為としているFX会社も多い。
そのため、OANDA JAPANは他社よりも幅広いスタイルが実践できるFX会社となっており、優れた約定力も活かせば細かい値動きの中で高精度の取引ができるだろう。
デメリット
- スワップポイントが低い
- スプレッドが広く設定されている
- キャッシュバックキャンペーンを行っていない
OANDA JAPANのスワップポイントは業界内でも低水準に収まっていることから、スワップトレーダーにとっては大きなデメリットである。
また、スプレッドも比較的広く設定されているため、スキャルピングのような高頻度で取引を繰り返すスタイルは1回あたりのコストが増えてしまうのだ。
OANDA JAPANではスキャルピングが可能であるが、スプレッドの広さはスプレッドをメインに取引する人にとってはどうしてもマイナスポイントとなってしまう。
さらに、多くのFX会社では現金キャッシュバックやグルメといったお得なキャンペーンを開催している一方、OANDA JAPANは投資本やテクニカルチャートの配布がなどのキャンペーンのみで、キャッシュバックなどはおこなっていない。
OANDA JAPANの口座開設の流れ
「OANDA JAPAN」で取引するための口座開設の流れを見ていこう。
口座開設の流れ
口座の開設は、法人と個人の両方に対応している。個人の場合、公式サイトからの申し込みで最短当日または翌日からの取引が可能だ。
- OANDA JAPANの公式サイトにアクセス
- 口座開設フォームにお客様情報を入力
- 本人確認書類の提出
- 審査
- 取引に必要なログイン情報をメールまたは郵送で受け取る
- 証拠金の入金
- 取引開始
まずは公式サイトの口座開設フォームにアクセスし、必要情報を入力する。画面の案内に従って本人確認書類を提出し、審査結果を待つ。
メールまたは郵送でログイン情報を受け取った後は、証拠金を入金すると取引可能になる。
本人確認書類の提出
本人確認書類の提出方法は、オンライン認証・アップロード・郵送のいずれかになる。OANDA JAPANでは、AIを活用したデジタル本人確認の「LIQUID eKYC」を導入している。
【オンライン認証】
書類の郵送は不要で、審査結果はメールで送付される。
【アップロード】
オンライン認証と同様に書類の郵送は不要であるが、審査結果は転送不要簡易書留で送付される。
【郵送】
本人確認を郵送で行う場合は、指定された住所宛てに書類の提出が必要だ。審査結果は、アップロードと同様に転送不要簡易書留で送付される。
OANDA JAPANが指定する本人確認書類は、次の通りである。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 健康保険証
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 在留カードまたは特別永住者証明書
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書の写し
- 身体障害者手帳
- 個人番号カード
アップロードや郵送で提出する場合、公共料金や社会保険の領収書などの補完書類が必要になる本人確認書類もある。
口座開設から取引開始まで
申し込み完了後は、メールまたは郵送でマイページのログインに必要な情報が通知される。マイページから証拠金を入金すると、取引システムで取引がスタートできる仕組みだ。
OANDA JAPANの取引システムには次の5種類がある。
取引システムの種類 | 利用可能なデバイス |
---|---|
Web版fxTrade | PC |
MetaTrader4(MT4) | PC iOS Android |
MetaTrader5(MT5) | PC iOS Android |
スマートフォン版fxTradeアプリ | iOS Android |
TradingViewチャート | PC |
TradingView社のチャートが組み込まれた「Web版fxTrade」は、1通貨からの取引に対応しているので初心者でも使いやすいのが特徴だ。
OANDA JAPANのキャンペーン
現在、OANDA JAPANでは「パンローリング社から投資本をプレゼント!」と「DZHトレダーズウェブFX有料プレミアムサービス会員1ヶ月分」の2つのキャンペーンを開催中だ。
現在OANDA JAPANでは、「投資本プレゼントキャンペーン」と「DZHトレダーズウェブFX有料プレミアムサービス会員1ヶ月分プレゼントキャンペーン」を開催中している。
パンローリング社から投資本をプレゼント!(先着300名様限定)
出典:OANDA Japan
「パンローリング社から投資本をプレゼント!」は、OANDA本番口座を利用して期間中の取引が500万USD以上の人に先着で投資本がプレゼントされるキャンペーンだ。
- 開催期間:2022年1月1日~2022年1月31日
プレゼントの投資本は次の3冊から好きな書籍を選べる。
- 規律とトレーダー相場心理分析入門
- ポジションサイジング入門タープ博士のトレード学校
- 小次郎講師流 目標利益を安定的に狙い澄まして獲る 真・トレーダーズバイブル
それぞれ先着100名のため、希望の書籍がある人は早めの応募をおすすめする。
応募は、キャンペーンページの「応募」をクリックし、IDとパスワードを入力してログインすれば完了だ。
DZHトレダーズウェブFX有料プレミアムサービス会員1ヶ月分(先着100名様限定)
出典:OANDA japan
「DZHトレダーズウェブFX有料プレミアムサービス会員1ヶ月分」は、OANDA本番口座を利用して期間中の取引が10万USD以上の人に先着でDZHトレダーズウェブFXの有料プレミアムサービス会員1ヶ月分がプレゼントされるキャンペーンだ。
- 開催期間:2022年1月1日~2022年1月31日
有料プレミアム会員サービスは月額2,000円相当で、DZHトレダーズウェブFXの全コンテンツが閲覧可能。
プレゼントは先着100名で、もらえるIDとパスワードは2022年1月の1ヶ月間有効だ。
応募は、キャンペーンページの「応募」をクリックし、IDとパスワードを入力してログインすれば完了となる。
OANDA Japan(オアンダジャパン)で発生した譲渡損益やスワップポイントは確定申告の対象
OANDA Japanに限らずFXで利益が発生したなら税金がかかる。FXには源泉徴収制度がないので、確定申告の対象となり、納めるべき税金を納めていない場合は脱税になるので注意しよう。
OANDA Japanでは、1年間の取引記録がまとめられた年間損益報告書がダウンロードできるので確定申告をするときに便利だ。
年間損益報告書はマイページにログインして、各種帳票ダウンロードから選択できる。アカウントを複数開設している場合は、アカウントごとにまとめられているので書類が複数必要な場合は忘れずにダウンロードしよう。